現在完了形の用法には「完了」「経験」「継続」「結果」の4つあると習いました。どうしたら区別できるのですか?

「現在完了形」は英語では「Present Perfect Tense」といいますので若林教授が使っておられる「完全現在」の方がイメージは近いです。そして決して「完了」「経験」「継続」「結果」の4つの使い方があるわけではありません。こなれた日本語を解析すると上記の4つに分類できるというだけで、使い方は1つです。それは「現在を含めた過去を表す」ということだと著者は説明しています。

「継続」の例に挙げられているのは、例えばThe New Centuryでは次です。
The Lewises have been married for ten years.(ルイス夫妻は結婚して10年になる)

これは「ルイス夫妻は現在を含めて結婚生活が10年間過ぎた」といっているだけです。これは「完了(結婚生活10年が完了した)」「経験(結婚生活を10年も経験した)」「継続(10年も継続している)」「結果(結婚して結果として10年だ)」のどれにでもなり得るのです。

池の側に警告の看板を設置するなら「WARNING: This pool is dangerous. 365 people have fallen into it.」のように「現在完了形」が使われることでしょう。これを「完了」「経験」「継続」「結果」のどれかに分類するのは違和感がありませんか。