「海」という場合通例「the sea」というのに、航海中の場面で ”We’ve hit land!” という表現が出てきました。何故「the land」ではないのでしょうか

「陸」と「海」を対比した場合には「the land」「the sea」、「空(the sky)」に対する「陸」は「the earth/ground」と表現されるでしょう。

「sea」は「at sea(航海中で)」「by sea(船で)」のように「海」の「機能」に注目した表現以外では通例「the sea」が使われますが、「海」は全部つながっており、「太陽」や「月」と同じように、誰でも同じ地球の表面の多くを覆っている「海」を思い浮かべ易いという背景があるので、特定する意識の「the」が慣用的に使われるのだと著者は考えます。

一方、「陸」は「海」や「空」に比べて、「まとまった」感じがないので、普通は無冠詞で使われるのだと思います。「まとまった」感じで使う場合には「国」の意味になります(I want to return to my native land. 私は祖国に帰りたい)。