昔(1970年)に「NHK続基礎英語」をベースとした「英語の文型と文法」(安田一郎 日本放送協会出版)という名著が出版されました。ここでは60の文型が取り上げられていますが、「頭の中の絵(イメージ)を相手に送る」のに十分な文型の数です。

この本は「文型」という形から入っていますが、これに「頭の中の絵(イメージ)」を付け加えることにより、どのような場面で使われるのかを解説すると共に、この文型を使えるようにするための簡単なドリルを提供してみたいと思います。1回1文型を取り上げます。

S=主語、V=動詞、C=補語、O=目的語、直結副詞語句とは、それなしには文が成立しない副詞語句を言い、ここでは他の副詞語句と区別してあります(上記の「NHK続基礎英語」による)。

(3−1)I’m in the 8th grade. S+V(be動詞)+直結副詞語句(私は、8年生です)
(3−2)I’m a junior high student. S+V(be動詞)+C(名詞)(私は中学生です)

コミュニケーション的には「I’m」は「私は・・・です」ではなく「私はね」のイメージになります。『「私はね」→「なになのよ?」→「in the 8th grade」「a junior high student」』ということです。「私はね」のイメージが湧いたら、取りあえず「I’m」と口にしましょう。それから「ゆっくり」考えればいいのです。「You're」「He’s」「She’s」「It’s」「We're」「They’re」皆同じです。

『「私はね」→「なになのよ?」→「running」』なら「I’m running.」で「現在進行形」といわれるものになります。

『「私はね」→「なになのよ?」→「interested in music.」』なら一種の「受動態」で「私は音楽に興味がある」の意になります。「進行形」も「受け身」も「I’m」までは一緒であることに改めて留意すると英語の大切な仕組みが分かってくると思います。

「ドリル」→次の文を、絵を頭に描きながら口に出して言ってみましょう。「I」は今このブロ
グを書いている著者、「you」は皆さん自身だと想定して下さい。

「I’m in the eighth grade.」

Am I in the eighth grade?
Yes, you are.

Are you in the eighth grade?
No, I’m not.

Who is in the eighth grade?
You are.

What grade am I in?
The eighth (grade).

「I’m a junior high student.」

Am I a junior high student?
Yes, you are.

Are you a junior high student?
No, I’m not.

Who is a junior high student?
You are.

What am I?
A junior high student.