(109)名詞節の作り方を教えて下さい。

「節」とは「一組の主語と述語から成るまとまり」(広辞苑)のことです。日本語では
(1)「・・・が(は)・・・である(であった)」
(2)「・・・が(は)・・・する(した)」
が典型的な対応です。

これに「こと」とか「かどうか」、「いつ・・・」「どこで(・・・)」「何故(・・・)」「どうやって(・・・)」を付け加えると「主語」「補語」「目的語」の役割を果たすことが出来ます。即ち「名詞節」を作ることができます。

■「こと」という意味を付け加えるには「that」をその「名詞+動詞」のある文の前に持ってきます。上記(1)の例としての「Seeing is believing.(見ることは信じることである→百聞は一見にしかず)」を使って説明します。
主語として:見ることは信じることであるということは心理である→That seeing is believing is a truth.
目的語として:彼は見ることは信じることであると言った→He said that seeing is believing.
■「かどうか」という意味を付け加えるには「if/whether」をその「名詞+動詞」のある文の前に持ってきます。
They don’t know if/whether he really said so.(彼らは彼が本当にそう言ったかどうかを知らない)
■「いつ・・・」「どこで(・・・)」「何故(・・・)」「どうやって(・・・)」という意味を付け加えるには「when/where/why/how」をその「名詞+動詞」のある文の前に持ってきます。
They don’t know when/where/why/how he killed his wife.(彼らは彼がいつ・どこで・何故・どうやって妻を殺したかを知らない)
■「who」「what」も名詞節を作ることができます。以下両方とも目的語。
I don’t know who said so.(私は誰がそう言ったのかを知らない)→「who」が節の主語。
I don’t know what he said.(私は彼が何と言ったのかを知らない)

このように名詞節が作れるようになると表現の幅が大幅にアップします。逆に言えば「一組の主語と述語から成るまとまり(頭の中の絵が相手にキチンと伝わる)」をキチンと作れるということが如何に大切かということでもあります。