前置詞「through」の基本イメージは「・・・を通り抜けて」です。

次は「・・・の片方の端から反対の端へ」「・・・の片側から他の側へ」のイメージ。
The burglar got in through the window.⇒「窓の外から窓の内へ」のイメージ。日本語では「泥棒は窓から入った」。
The bullet went straight through him. ⇒「真っ直ぐ貫通した」
Her knees had gone through her jeans. ⇒「彼女の両膝はジーンズの内側から外側へ出ていた→彼女のジーンズの両膝が破れて穴が出来ていた」
The sand ran through my fingers. ⇒「砂が私の指の内側から外側へ流れ抜けた→砂が指の間をこぼれた」
The path led through the trees to the river. ⇒「細道は樹木たちの片端から反対側まで抜けて川へと導いた→細道は樹木の間を抜けて川に通じていた」
The doctor pushed his way through the crowd. ⇒「医者は人ごみの片側から他の側へ自分の進路を押した→人ごみの中を進んだ」
The Charles River flows through Boston. ⇒「チャールス川はボストンの片方の端から反対の端へ流れている→ボストンの中を流れている」

次は「上記のイメージで見える、聞こえる」という使い方。
I couldn’t hear their conversation through the wall. ⇒「壁を通しては彼らの会話を聞くことができなかった→壁があって聞こえなかった」
He could just make out three people through the mist. ⇒「彼は霧を通してやっと3人が分かった」

次は「障害物、段階、試験を通り抜ける」イメージです。
Go through the gate, and you’ll see the house on your left. (門を通り抜けると左手にその家が見えるでしょう)
He drove through a red light. (彼は赤信号を無視して運転した)
First I have to get through the exams.(私は最初にその試験たちに合格しなければならない)
The bill had a difficult passage through Parliament.(その法案は議会を通るのに難儀した)
I’d never have got through it all without you.(私はあなたなしでは、それ=難しい状況を決して乗り切ることが出来なかったでしょう)

以下は「・・・を通り抜けて」のイメージが発展した使い方ですが、そのニュアンスは残っています。

次は「ある行動の初めから終わりまで」のイメージ。
The children are too young to sit through a concert.(その子供たちはコンサートの初めから終わりまで座っているには幼すぎる)

次は「・・・を含んで・・・まで」のイメージ。
We’ll be in New York Tuesday through Friday.(私たちは火曜日から金曜日までニューヨークに滞在するつもりです)

次は「・・・の方法によって」「・・・のせいで」のイメージ。
You can only achieve success through hard work. (一生懸命働くことによってのみ成功できます)
It was through him that I got the job.(彼の御蔭でその仕事につけた)