今回はビジネスでよく使われている語を取り上げます。

[47] カンパニー

この語を聞くと我々は「会社」というイメージが真っ先に浮かぶと思います。確かに英語でも「カンパニー(company)」には「会社」という意味はありますが、他の意味でも使われます。

「一緒に何かするグループ」の意では「an opera company(歌劇団)」とか、会社名につけて「Ike Nishimura & Company(アイク・ニシムラと仲間)」の様な使われ方をします。

「誰かと一緒にいること」の意では「I enjoy your company.(あなたと一緒にいるのは楽しい)」の様に使います。日本語の「コンパ」はここから。六本木で「Would you like company tonight?」と声を掛けられたら要注意。

「招待客」の意では「We are expecting company tomorrow.(明日来客がある)」のような使われ方をします。

「仲間」の意では「get into bad company(悪友仲間に入る)」が例です。日本語の「コンパニオン」も同根。

動詞では「・・・を同行する(accompany)」の意で使われます。「those who are accompanying small children」は「小さな子供連れの皆さん」の意。

[48] キャピタル

日本語では「資本」の意で使われていますが、「キャピタル(capital)」はラテン語の「頭の、生命の」を意味する「capitalis」が語源です。英語でも「資本(金)」の意で使われます。「capital goods」は「資本財」の意。「make capital (out) of/from …」は「・・・を利用する、食い物にする」意の成句です。

「首都、中心地」の意でもよく使われます。先日中2の孫から電話で「日本の首都は東京である」を英語にする場合「Japanese capital」とするのか「the capital of Japan」とするのかという質問があり「A of B」のニュアンスを説明してあげました。「首都、中心地」はある意味で「頭」ですよね。「cape(岬)」「captain」は親戚語です。

「大文字、頭文字」の意もあります。「The English sentence begins with a capital.」は「英文は大文字で始まる」の意。

形容詞として使い「capital offence」と言えば「死罪」のことです。