「物ごとが旨くいく表現」に関する「American English Idiom」の続きです。

(70) sitting pretty
直訳すれば「上品に座っている(prettyは副詞)」ですが「裕福な、うまくいっている、有利な立場にある」の意で使われます。「to be in a superior and very pleasant position」。上品に座っているイメージから使われるのだと思います。

He’s just the same genial idiot whether he is out of luck or sitting pretty. (ついていなくても、うまくいっていても彼は全く同じ愛想のよいばかだ)

「pretty much」は「だいたい、ほとんど」
「pretty well」は「かなりよく、かなりうまく」

(71) feel like a million dollars/bucks
文字通りの意味は「100万ドルの気分である」ですが「最高の気分である」の意です。「feel very good」。「feel」の代わりに「look」を使えば「最高の気分のように見える」の意になります。

The pain in my knee is all gone. I’m feeling like a million dollars. (膝の痛みが全く消えて、最高の気分だ)。

「dollar」を使った成句。
「bet one’s bottom dollar」は「確信する」「有り金全部をかける」
「dollar for dollar」は「お金(費用)のことを考えると(とてもお得で)」
「sound as a dollar」は「全く健全な」⇒昔ドルが世界通貨として揺るぎのない地位を持っていたころの話しです。

(72) kick up one’s heels
直訳は「発射の反動でかかとを突き飛ばす」ですが「はね回る、ふざけ回る、楽しく時を過ごす」「(俗)死ぬ」。米では「to be relaxed and enjoy yourself」。

Now that the examination is over I’m going to kick up my heels. (試験が終わったので羽目をはずして遊ぶつもりだ)

「heel」を使った成句。
「cool one’s heels」は「待ちくたびれる」
「dig one’s heels against …」は「・・・に激しく抵抗する」
「down at the heels」は「かかとのすり減った」
「turn on one’s heels」は「急に回れ右をする」
「under someone’s heels」は「支配されて」