今回も「ベストをつくす表現」に関する「American English Idiom」です。

(83) make ends meet
文字通りの意味は「端を合わさせる」で、収支表の両端を合わせることから「収入内でやりくりする」の意。「to earn enough money to be able to buy things you need」。

Many families struggle to make ends meet. (多くの家族が収入内でやりくりするのに苦労している)

「end」を使った成句。
「at the end of the rainbow」は「欲しいが手の届かない」
「the end of one’s rope」は「限界」
「the end of the ball game」は「すべての終わり」⇒「ball game」には「野球」の他「状況・事態」「戦い」の意があります。
「the end of the line」は「終着駅」
「the end of the world」は「この世の終わり」
「make/put an end to …」は「・・・を終わらせる、・・・を除く、(動物など)を殺す」⇒TOEIC頻出語。

(84) get the jump on someone
直訳は「人の上に跳躍を得る」ですが「人の機先を制する」の意です。「to get the lead, or an advantage」。

Never let the other guy get the jump on you. (決して恋敵の男に先を越されるな)

「at a full jump」は「全速力で」
「on the jump」は「忙しく動き回って」
「Take a running jump!」は「向こうへ行け」

(85) pull strings
文字通りの意味は「ひもを引っ張る」ですが「操る、糸を引く」の意。操り人形のイメージからだと考えられます。「to exert influence」。

I may be able to pull a few strings if you need the document urgently. (その書類を緊急に必要とするなら、裏からいくつか手が打てるかも知れない)

「string」を使った成句。
「harp on one/the same string」は「同じことをくどくど言う」
「have/keep … on a string」は「・・・を思い通りに操る」
「have many strings to one’s bow」は「目的を達成するたくさんの手段がある」⇒この場合の「bow」は「弓」の意ですので発音は [bou]。