(36) recover from …
「・・・から元どおりになる、回復する」。「recover」には自動詞・他動詞両方の使い方があります。「from」は「起点」を表しますので、この使い方は日本語と同じで我々には易しいですね。
recover from one’s serious illness (重病が治る)
We haven’t yet recovered from the shock. (私たちはまだショックから立ち直っていない)

(37) sell … for/to …
sell … for …:「・・・を(ある価格)で売る」
She sold me the watch for/at $60. (彼女は60ドルで私にその時計を譲ってくれた)
What would you sell this antique vase for? (この骨董品の花瓶をいくらなら売って
くれますか)

sell … to …:「・・・を・・・に売る」。「sell」は直接目的語(「物」)と間接目的語(「人」)
を同時にとることが出来る動詞ですが(その場合「人」「物」の順になります)、直接目
的語を先に持ってくる場合(頭の中に「物」の方が先に思い浮かぶ場合)、「・・・に」
の「に」にあたる部分が「to」になります。
She sold the watch to him. (彼女はその時計を彼に売った)

(38) smile at …
「・・・にほほえむ」。場合によっては「苦笑する、冷笑する」の意になることがあり
ます。
The baby smiled at her mother. (赤ん坊は母親を見てにっこり笑った)。「to」は動作
がそこまで行き着くことを含意しますので、ここでは不可。「smile to oneself (ほくそ
えむ)」は可。
I had to smile at his optimism. (彼の楽観主義には苦笑せざるをえなかった)

(39) speak of/to …
speak of …:「・・・について話す」。「speak about」でもほぼ同じような意味になりま
すが「詳しくその事について」のイメージになります。「of」は基本的には「出所」を
表します。「speak(話す、しゃべる)」という行為の出所が「…」ということです。で
すから、ここではある意味で「speak」の直接目的語を表す役目を持っています。分か
りやすい例で説明すると「dream of him」は「彼を夢見る」、「dream about him」は「彼
が登場する夢を見る」
He never speaks of his dead daughter. (彼は死んだ娘のことを絶対に口にしない)

speak to …:「・・・と話をする」「・・・に話しかける」。前者の意味では「speak
with …」でも同じ。婉曲的に「・・・をしかる」の意になることもあります。
speak to her about the matter (その件について彼女と話をする)
I’ve never been spoken to like that. (そんなふうに話しかけられたのは初めてだ)
I wish you would speak to him about his bad manners. (彼のお行儀の悪さをしかっ
てくれるといいのだが)

(40) succeed in …
「succeed」はラテン語が語源です。自動詞では「成功する」「あとを継ぐ」の意。他動詞では「成功する」の意はありません。「succeed in …」は「・・・という世界の中で成功する」⇒「・・・に成功する」の意。「・・・」の部分は大抵動名詞。自動詞で「あとを継ぐ」の意で使う場合は、前置詞は「to」。
She succeeded in getting what she wanted. (彼女は欲しい物をうまく手に入れることができた)。
We succeeded in the negotiation. (我々の交渉は首尾よくいった)