文部科学省は、大学入試で4技能を必要とすることで高校生の英語力を底上げする方針で、大学入試センター試験に替わる新テストでも民間テストを活用し、「読む、書く、話す、聞く」の4技能を調べることを決めています。

しかし、TOEFLや英検など、民間の英語資格テストの成績を一般入試の選抜に活用している大学・短大は6.3%だったことが25日、同省の調査で分かりました。

同省は「読む、書く、話す、聞く」の英語4技能を入試で測るよう大学に促していますが、外部機関の英語問題を活用していない大学にその理由を尋ねたところ「自校で行っている入学選抜の方法で十分と考えている」が74.2%と最多だった、とのこと。同省は取り入れた大学の事例集を配り、活用を後押しする意向。

著者のコメント:
「自校で行っている入学選抜の方法」とは、例外はあるかも知れませんが、「話す、聞く」のテストは行っていない、ということです。中学・高校の英語の授業は、実際には大学入試問題に大いに影響されると思いますので、「自校で行っている入学選抜の方法で十分と考えている」という回答は『国の教育方針』に(現在のところ)背を向けている、と言えるでしょう。

著者は日本の社会人に英語のお手伝いをして約40年になりますが、一番の弱点は「音」です。「自分の発音できない音は聞きとれない、聞きとれない音はしゃべれない」という厳然たる事実があります。社会人になってからこれを訓練することも可能ですが、学校の時にやるのと比べると(聴覚器官の柔軟性から)残念ながら「月とすっぽん」くらい効率が違います(時間も金もかかります)。何とか中学、高校、大学のどこでもよいので(或いは連携して)真剣に取り組んでもらえませんか?英語が出来ないと活躍の場が狭まることも現実です。「英語聞けない、しゃべれない、日本死ね」という人たちが出てきませんように。