the Japanese

名詞としての「Japanese」には「日本人」という意味と「日本語」という意味があります。

E-Gate という英和辞書の例文には次のようにあります。
The Japanese are said to be very industrious. (日本人はとても勤勉な国民だと言われている)
He speaks Japanese very well. (彼は日本語がとてもうまい)

勿論「Japanese people」も「日本人」という意味になります。

上記の「the Japanese」の「Japanese」は「複数」です。即ち「単複同形です」。「the + 複数形」は理屈の上で「特定の・・・の全部」の意味になります。従い「The Japanese are very industrious.」のような断定的な言い方は要注意です。「お前は日本人全部を知っているのか?」という反撃に会う可能性があります。同じ「日本人」でも「the Japanese」は「Japanese people」に比べて「日本民族」みたいな感じです。「the Japanese people」も文脈によっては「日本民族」の意になりますが、「日本人は皆」の意に取られる可能性もありますので避けた方が賢明でしょう。「-ese」「-ish」のついた国名を表す語はこの形が適用されます。

これを「アメリカ人」と「アメリカ英語」という関係で同じように使うと次のようになるでしょう。「American」の複数形は「Americans」です(「German」「Canadian」も同じ扱い)。
The Americans are said to be open and sociable. (アメリカ人はオープンで社交的であると言われている)
He speaks American(又はAmerican English) very well. (彼はアメリカ英語がとてもうまい)

何れにしても「the」は「特定」のイメージがつきまといますので、使える文脈かどうかということに注意を払う必要があります。