“as many” は前に言った数(明示したと否とにかかわらず)を受けてそれと同数であることをあらわす。必ずしも」「多数」の意味ではない。
There are as many [books] more upstairs. (私の持っている本はこれだけではない。2階にもまだこのくらいある)
著者は長年日本人の書いた英文法書で「as many as …」がほとんど全て「同数」と説明してあることに何故だろうかと疑問を持っていましたが、ひょっとするとここが出発点だったのかも知れません。山貞さんは「まだこのくらいある」の訳をつけておられますが、これが正解です。ニュアンスとしては「すくなくともその位は」です。どうも「同数」だけが一人歩きしたようです。
“like so many …” は「同じ数のように」の意。
They worked like so many ants. (彼らはさながらありのように働いた)
この日本語訳は「彼らはさながら(同数の)ありのように働いた」が正しいニュアンスです。一人一人に目を向けた表現です。
“so much” は「不定量」をあらわす。
In Japan we board at so much a month. (日本では下宿は月ぎめだ)
“enough” は名詞の前につけてもよいし、後につけてもよい。
We have enough apples. / We have apples enough.
基数詞はしばしば名詞として用いられ、また複数形になることもある。
The guests departed by twos and threes. (客はふたりあるいは3人ずつ帰り去った)
「by twos and threes」は「三々五々、ちらほら」の意の成句です。