間接話法で述べられた内容に所謂「仮定法」が使われている場合は、その仮定法の動詞の時制がそのまま使われる。
He said, “I would go abroad if I were rich.”
He said that he would go abroad if he were rich.”
(彼は金持ちなら洋行するのだがと言った)

⇒「時制の一致」はあくまで「事実」について述べる場合だけに適用されるので、「仮定」の話には適用されません。

直接話法を間接話法に直すとき、時制や人称のほかに、もっともふつうに起る変化は次のようなものである。
now ⇒ then
this ⇒ that
here ⇒ there
today ⇒ that day
tomorrow ⇒ the next day / the following day
yesterday ⇒ the day before / the previous day
last night ⇒ the night before / the previous night
ago ⇒ before

ただしこういう変化は、話者から見た関係と、伝達者から見た関係が異なる場合に起ることで、その関係のひとしいときは変化はおこらない。
たとえば、Aが汽車に乗って東京から京都へ行ってBに会ったところ。BがAに「昨日こちらは雨が降りました」と話したのをAがその日さらに京都でCを訪問して、Bの話したことを伝える場合は、
He said, “It rained here yesterday.”
He said that it had rained here yesterday.

⇒形式より「頭の中の絵の方が優先する」ということです。

“think to …” という形は許されず “tend to …” 等を使わなくてはならない。

⇒ジーニアス英和大辞典には “She thinks to escape punishment.”(彼女は罰を逃れるつもりである)という例文が載っています。どうも古い用法のようです。

分詞は文法上の主語をもつことはできないが、必ず意味上の主語をもつ。

⇒分詞(現在分詞・過去分詞)は「動詞」の形をしています。どんな形であれ動詞の形を持つ単語に出会ったら、必ず意味上の主語は何かを意識すると英語の意味がよく分かってきます。