我々は「セコンド」と聞くと「ボクシングの試合でラウンドとラウンドの合間に何かと指示を与えたり、介抱する人」を思い浮かべると思います。

英語では「second」で発音は「セカンド」です。同じ「second」でも野球では「セカンド」、ボクシングでは「セコンド」と日本語の対応は異なります。「iron」が「アイロン」になったり「アイアン」になったりするのと同じ現象ですが、何故そうなったのかを著者は知りません。

アメリカ発音とイギリス発音の違いの1つに「a」を前者は「ア」、後者は「オ」と読む傾向があります。白鳥は「swan」と綴りますが、我々日本人は「白鳥はタバコをスワン」と覚えたようにアメリカ発音を採用していますが、イギリス発音では「スウオン」のように聞こえます。「o」も同じ傾向にあります。「hot」は前者では「ハット」、後者は「ホット」のように聞こえます。

英語の「second」には2つのルーツがあって、1つはラテン語の「secundus」で「2番目の」で野球の「セカンド」もボクシングの「セコンド」もこの系列に属します。

もう1つはラテン語の「secunda (minuta)」で「2番目の(60分の1)」で「1時間の60分の1は1分、その60分の1は1秒」といことで「秒」の意。こちらの方の日本語は「セカンド」「セコンド」の両方がありそうです。