日本語の「リタイア」は仕事関係では「現役を退くこと。引退」を意味します。スポーツの試合では「途中で棄権すること」の意で使います。英語の「retire」は動詞で「ある場所から退く・退かせる」イメージで、日本語より意味の広がりは大きいです。その意味では「スケジュール」とか「パーフォーマンス」と同じように外から入ってきた言葉の『部分活用系』に属すると言っていいでしょう。

「retire」は自動詞で「(・・・から)引き下がる、退く」の意で、家の中でで使えば「就寝する」の意になることが多いです。「retire to the lounge」なら「(食事後、談笑などのために)居間にさがる」の意。
「現役から引き下がる」の意で「(定年)退職する」の文脈でもよく使われます(「retire from the company」は「会社を定年退職する」。短期間働いた仕事を辞めるような場合は「retire」ではなく「quit one’s job」。

他動詞では「を解職・解雇する」⇒「be retired 」で「退職する」、「(紙幣・手形など)を回収する(「retire a note」は「1枚の手形を回収する」 )」、「(バッター)をうちとる」意になります。何れも「ある場所から退かせる」イメージですね。