「bird」

Kazuo IshiguroのWhen We Were Orphansに次のような箇所があります。

Rather, what I had taken exception to was his casual judgment that I had been "such an odd bird at school."

「an odd bird」は文脈から「変わったやつ」位の意味であることは容易に想像できますが、なぜ「鳥」が使われるのか考えてみました。

真っ先に思い浮かべるのがゴルフ用語の「バーデイ」「イーグル」「アルバトレス」。順に「小鳥さん」「鷲」「アホウドリ」。ゴルフ発祥の地はイギリスです。

バードウォッチング発祥の地もイギリス。

オックスフォードに留学した方のブログを読むと、パブにも鳥の名前がついていることが多いそうだ。日常生活の中でも鳥モチーフが小鳥から猛禽類、水鳥まで出てくる。一般常識としてヨーロッパコマドリだけでなく、庭に来るアオガラ、ズアオアトリ、ゴシキヒワなど5,6種類の鳥が見分けられる。チュウヒ類やサンカノゴイなど、自然保護区に行かなくては見られない鳥も、自然系のテレビ番組を通して知っていることが多い。これは、イギリス人が国民的に鳥に親しんでいるからである。(ブログ:http://narisatogo.blogspot.jp/)

このようなイギリスの生活を知っていれば「an odd bird」のイメージも大分変っていたかも知れません。人間、知らないことには思いが至りません。