今回は「parade」という誰でも知っている言葉を取り上げました。

「parade」はジーニアス英和大辞典によれば『初出は17世紀。語源は中期フランス語の「parer(準備する)」』と出ています。Concise Oxford によれば『ラテン語で「prepare, furnish」を意味した語がスペイン語とイタリア語を経由してフランス語になり、それから英語になった』ようです。因みにGoogle 翻訳では「パレード」はフランス語でも「parade」です。

「parade」は『「par-」+「-ade」』で構成され「par-」は「準備する」、「-ade」は『「動作」「行動中の集団」「動作の結果・成果」の意の名詞を作る接尾語』です(「escapade」は「escape+-ade」で「はらはらどきどきの冒険」)。ですから「parade」は「前もって準備した行動中の集団」のイメージです。確かにどんなパレードでも入念な準備がされますね。

「prepare」は文字通り「前もって準備する」の意。「prepare」には「(食物・薬・製品など)を作る、調理・調合・製造する」「の覚悟をさせる」「を起草する」の意もありますが、何れも「prepare, furnish」の原義を引きずっています。

「separate」の「se-」は「離れた」の意の接頭語ですから「離れて準備する」⇒「別々に準備する」イメージとなります。「を引き離す、を分ける」の意ですが、「を引き離す、を分ける」のも何かを行う準備作業だと捉えれば原義の延長線上にある言葉です。

「repair」は「再び準備する」から「修理する」の意。

「apparatus」の「ap-」は「ad-」が「p」の前で「ap-」となったもので「方向(・・・に)」の意ですので「・・・に準備する」イメージから「器具一式」の意。