ユーラシア大陸の最西端がどこかを知っている方は少ないと思いますが、ポルトガルのリスボン郊外のロカ岬です。「ここに地終わり海始まる」の場所です。ここの夕日が沈む光景を見る機会がありましたが、本当に美しい。因みに「Roca」は「ロカ」ではなく「ホカ」と発音されます。「ロカ岬」を見たいと思い「Cape ROKA」と連呼しましたが最初は通じなかったことを覚えています。

「岬」は英語では「cape」「promontory」「headland」。

「岬」は、丘・山などの陸上の先端部が平地・海・湖などへ突き出した地形を示す名称です。英語の「cape」はしばしば「地名」に用いられます。「喜望峰」の英語名は「the Cape of Good Hope」ですが最初は「嵐の岬」と名付けられていたようです。この「cape」は、ラテン語の「caput」(「head」の意味)を語源とし、フランス語経由で英語になりました。「縁なしの帽子」を意味する「cap」も「head」と多分関係がある語のようです(Concise Oxford)。

「capital」は『「capita」(頭)+「-al」(名詞につけて「・・・の性質の」)』。解剖学で使われる「caput」は「頭」の意で複数形は「capita」。

「captain」は後期ラテン語の「capitaneus(長、チーフ)」が語源ですが、元々はラテン語の「caput」(「head」の意味)から出てきた言葉です。

昔「capture」は「動物を捕まえる時には頭を捕まえる」のでこれも関係ある語であると解説されている本を読んだ記憶がありますが、Concise Oxfordでは「capture」は「take」を意味したラテン語からフランス語経由で英語になったと解説しています。「capt-」は「捕える」意味を付与するので「captive(捕虜)」「capable」「capacity」等は皆この「捕える」イメージを持っています。著者は「head」と「catch」のイメージを結び付けるのは少々無理かと思っています。