(25)a few books

私たちは「a few」で「いくらかの、少しの、少数の、多少の」の意になることを知っていますので a few books という表現に違和感はありませんが、「books」という複数に「a」がつくのは何故かと考えだすと分からなくなってしまいます。

「a few+名詞の複数形」という表現形式は古英語にもありました。但し「few」に該当する古英語は数詞扱いだったのです(現代では形容詞扱い)。現代英語でも、形は複数形であっても意味のうえからまとまったひとつのものとして捉える場合にはこの表現方式が取られることがありますが(例えば 「a full thirty seconds」)、この古英語の名残だと考えられます。「few」は英英では「not many」と説明されています。「not many」な人・物・事は世の中には無数にあります。その内の1つと考えれば納得がいきます。

「a few …」は数えられる名詞に使われますが、数えられない名詞の場合には「a little …」です。この表現は「a little of …」の「of」が省略されたものです。ですから「a」は「little」についているものだと理解できます。「little」は「not much」の意ですから上記の理屈がそのまま当てはまります。

「few」にしろ「little」にしろ「多くない」の意ですから、絶対的な基準があるわけではなく話者の主観で使われる言葉であることに注意して下さい。