(5) 「頭が重く感じます」「炎が赤く燃えました」

「重く」は「重い」という副詞ではなく形容詞の運用形です。形容詞の運用形は後ろの動詞を修飾することが出来ます。一見副詞のように見えますが形容詞です。ですから英語的には「頭=重い」の変形バージョンになります。

英語では「My head is heavy.」が骨格をなします。この「is」の代わりに「looks, appears, becomes, feels」のような動詞が使えることは学校で習いました(断定するのではなく色をつける表現です)。この場合の feel は「物・事が・・・のような感触をもつ」の意です。「この部屋は寒い」は「It is cold in this room.」とするのが普通ですが「This room feels cold.」とも表現できます。ですから「頭が重く感じます」は「My head feels heavy.」と表現できます。感じるのは自分であって自分の頭ではないと思う方は「I feel heavy in the head.」とすればよいでしょう。日本語に騙されて「My head feels heavily.」や「I feel heavily in the head.」のように副詞を使わないで下さい。

「炎が赤く燃えました」の基本形も「炎=赤い」ですから「The flame was red.」でもOKですが、「(火が)燃える」は「burn」ですので「The flame burned red.」の方がベターでしょう。「紙が赤く燃えた」なら「The paper burned red.」。「紙は燃えやすい」は「紙=燃えやすい」と捉えるなら「Paper is flammable.」、「紙は容易に燃える」と捉えるなら「Paper burns easily. 」