(36)「いただきます」「ごちそうさま」

著者は中学・高校は浄土宗の学校に行ったので、昼食の前には「食事訓」というものがあってクラス全員で「本当に生きんがために今この食を頂きます。与えられたる天地の恵みを感謝します。いただきます」と唱えた後で弁当箱を開けたものです。しかし、我々の日常生活では、ご飯を作ってくれた人に感謝しているのではないでしょうか。

キリスト教徒の方々には食事の前のお祈りがありますが、全ての家庭でお祈りをするわけではないので、日本語の「いただきます」に相当する英語はありません。この種の表現を扱っている本では「Let’s eat.」が挙げられていますが著者にはピンときません。だからと言って黙っているのは駄目。「Thank you for making the meal.」みたいなことを言うべきです。

「ごちそうさま」は漢字で書けば「御馳走様」です。意味は「御馳る走る様」ですから労働に対する感謝を述べたものです。「Thank you for the meal. It was very delicious.」みたいなことを言うべきです。