この諺は「You should take care of your family and other people who live close to you before helping people who are living further away or in another country.」、即ち「遠くよりまず身近なところに手を差し伸べよう」という趣旨で「慈愛は家庭から始まる」「愛はまず肉親より」「愛はまず身内から」と訳されていることが多いようです。

しかし、「charity」という言葉は聖書の中でも「Let all your things be done with charity. <何事も愛をもって行いなさい。(新共同訳)>(コリントの信徒への手紙一 16:14)と使われているように元々「神の慈愛、隣人愛」を意味します(ラテン語のcaritas 「尊敬、愛情」が語源)。カリタス学園というキリスト教の学校もあります。ですから、この諺の意味はもう少し奥があって「幼少時に身近な人への慈愛を学んだ人は大人になると社会にも尽くすようになる」即ち神の御心に適うようになるという趣旨で、本来は家庭における子どもの教育が大切だということを意味しているのではないでしょうか。