首相のご飯論法に代表される「強弁」や「いい訳」が目立ちます。ここまで来ると「性分」としか言いようがないようにも思われます。

アメリカで、宿題を忘れた子どもの言い訳の最たるものは「My dog ate it.」だそうです。フィリピンのマルコス大統領夫人はマラカニアン宮殿の彼女のクロゼットで靴が3000足見つかった時は「Everybody kept them there. The maids … everybody.」と言ったとか。

安倍首相の場合は彼の生い立ちと関係があるかも知れません。

安倍首相のお母さんは岸信介の娘(父は政治家)。3人兄弟で首相は次男。3男は幼少の時に岸家と養子縁組して岸家の後取りとなりました。最初は長男が政治家としての安倍家を継ぐ予定でしたが、本人が政治家はどうしても嫌ということで次男にお鉢が回ってきたようです。政治家にありがちなことですが、両親不在で女中さんに育てられたようです。母親の関心は長男に行きやすく、次男は母親の愛情を得ようと、いたずらはするし嘘をついて大人を愚弄する手のかかる子どもだったようです。ようやく母の関心と愛情を手に入れた彼が手本・目標としたのは祖父の岸信介であり、田中角栄一家がそうであったように家族以外は「敵」か「味方」か「家来」のどれかでしかなかったという環境で育ったことが多いに影響していると思われます。

森友問題の時は「もし私や私の家内が関わっていたら首相をやめる」と啖呵を切ったことで傷口を広げました。桜を見る会の前夜祭問題では「法」の世界では到底受け入れられない論理を展開して「入口」で食い止めようとしています。弁護士さんたちに既に告発されているし、更に3月には次の弁護士さんたちが告発すべく準備を進めているようですが、実際に裁判になったとしても決着までには時間がかかるので、政治家としては逃げ切れるとの計算でしょうか。後は野となれ山となれ、では困るのですが。