今は大抵のものがスーパー(supermarket)で手に入ります。最近はコロナに感染するのが怖いので宅配やAmazon 等のネット通販が増えているようです。しかし、昔は取り扱い商品によって店が分かれていました。

次は1967年に発行された、素晴らしい英語教材である First Things First で練習問題に出てくるお店の例です。
the butcher’s(肉屋)
the barber’s(床屋)
the baker’s(パン屋)
the dairy’s(牛乳・乳製品販売店)
the grocer’s(食料雑貨店)
the greengrocer’s(八百屋)
the tobacconist’s(タバコ屋)
the stationer’s(文房具店)

 崙」は「meat」ですので「the meat shop/store」でもよいものを「the butcher’s」とハイカラな名前が取り入れられたのは、1066年のノルマン征服を機としてフランス語が英語の世界に流入したからだ思われます。butcherの初出は14世紀。フランス語の意味は「雄山羊を屠殺して肉を売る人」。文字通り訳せば「雄山羊屠殺・販売人」。普通の日本人には余り好まれない言葉ですね。初出は14世紀、ルネッサンスの時代です。

◆barber」もフランス語からの流入で「(矢じり・釣り針・もりの)あご」⇒「あごひげをそる人」の意から発展したもの。これも初出は14世紀。

い聾鼎からあった語。い蓮屮僖鵑鬚海佑訖諭廚琉佞ら「乳搾り女」に発展し、そこから現代の意になったもの。

は初出が15世紀で、やはりフランス語からの流入。

Δ廊イ法green(野采)」をつけたもの。

Г聾鼎からの英語。

┐魯薀謄鷂譴ら英語に入ってきたもの。初出が14世紀。「特定の場所で本を売る人」の意から。

このように見てくるだけで、英語という言語が外国語を取り入れながら発展してきていることが分かりますね。