今、ジャレド・ダイアモンドによる「危機と人類」を読んでいます。ジャレド・ダイアモンドは、アメリカ合衆国の進化生物学者、生理学者、生物地理学者、ノンフィクション作家。現在、カリフォルニア大学ロサンゼルス校社会科学部地理学科の教授。

この本の中で彼は「日本で進行中の危機」の1つが「日本の戦時中のおこないが今日の中国および韓国との関係に与えている影響」と指摘しています。

ポイントを整理すると、
「ドイツ人と異なり、日本人は自分たちのシステムの中にある毒を浄化することも取り除くこともしていない。彼らは過去の過ちについて自国の若者に教えていない」(リー・クアンユー元シンガポール首相)
「謝罪するとは、過ちを犯したことを認めることだ。後悔や遺憾の意を示すのは、現時点での主観的な感情を表明しているにすぎない」(リー・クアンユー元シンガポール首相)
「日本はすでに十分に誤ったのではないか?」⇒答えは「ノー」。なぜならそれらの謝罪には真実味がなく、日本の責任を最小化、あるいは否定する言葉が混ぜられているからだ。同じ第二次世界大戦敗戦国のドイツの手法がかっての敵国をおおむね納得させているのに対して、何故日本の手法は主要な犠牲者である中国と韓国を納得させそこねているのを先ず問え。
今日の中国および韓国には反日感情が蔓延している。
中国の人口は日本の11倍。韓国と北朝鮮を合わせた人口は日本の半分を超えている。
中国、北朝鮮、韓国はいずれも装備の行き届いた大規模な軍隊を保有しているが、日本の自衛隊は小規模。

上記の指摘が的を射ているとしたら、本当に日本の危機です。著者は50年以上前にアメリカで生活したことがありますが、当時のアメリカ人から中国からの日本への軍事的脅威を極めて深刻に指摘されたのを思い出しました。やはり、我々は「平和ボケ」なのでしょうか。