「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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2008年12月

英単語の品詞別使い方60「前置詞院

(9)−17 方向性を持つ前置詞

through:「・・・を通り抜けて、を通り抜けている(・・・)、を通り抜けたところに」。

立体空間だけでなく、平面空間を通り抜ける場合にも用います。

The train was going through a tunnel.(列車はトンネルを通り抜けて進んでいた→列車はトンネルを通過中だった)。「トンネルという立体空間を通り抜けつつあった」イメージです。
The bird came in through the window. (その鳥は〔開いている〕窓〔という空間〕を通り抜けて入ってきた→窓から入ってきた)。”from the window” ならば「窓のところにいた鳥が入ってきた」イメージになります。
Walk through the town to the lake. (町を通り抜けて湖まで歩きなさい)。
There’s a bumpy road through the wood(森を通り抜けている でこぼこ道がある)。文脈によっては「森を通り抜けたところに、でこぼこ道がある」のイメージにもなります。
There’s a castle through the tunnel.(トンネルを通り抜けたところに城がある)。

The police searched through the office. (警察は、事務所を通り抜けて探した→事務所を隅から隅まで探した)。「通り抜けて」は「端から端まで全部通り抜ける」訳ですから、「事務所を端から端まで全部通り抜ける」のは「事務所を隅から隅まで」のイメージとなります。
I’ve lived like this all through my life. (私は、私の人生を通り抜けて、こんな風に生きて来た→私は、今までずーと、こんな風に生きて来た)。
We are open (from) Monday through Friday. (月曜から〔時間が過ぎて行って金曜日になり、更に〕金曜を通り抜けて営業しています→月曜から金曜まで、ずーと営業しています)→時間的空間である金曜日を通り抜けますから、金曜日を含んで営業していることを示します。

Are you through the book? (その本を通り抜けたところに いますか→その本は読み終えましたか)。
I’ve gone through a lot of problems this year. (今年は沢山の問題を通り抜けて行った→経験した)。
I heard it through Ken. (そのことを聞いた、ケンを通り抜けて→ケンを通じてそのことを聞いた)。it がケン〔という情報伝達媒体〕を通り抜けて自分のところに来たのを聞いたイメージです。
You failed through lack of effort. (君は努力不足〔という経験空間〕を通り抜けて失敗した→君は努力不足で失敗した)。from でも同じような絵が送れます。その場合は「努力不足を起点として、その結果として失敗した」のイメージとなります。

throughには「通して」「終って」の意で副詞としての使い方もあります。
Let me through.(通して下さい)。
Are you through with the work? (仕事をすませましたか)。
You and I are through. (あなたとの仲はもうお終いです)。

toward:「(何か)に向かって(の)、向けて(の)」。

toと異なり、向き合うところまでは示しません。英では towards が使われます。

He walked slowly toward us.(彼は我々に向かって ゆっくり歩いて来た→彼は我々の方にゆっくり歩いて来た)→我々のところまで来たかどうかは不明。
I reserved a hotel room facing toward the sea(私は、海に向かってのホテルの部屋→海の方を向いたホテルの部屋を予約した)。
He turned toward me.(彼は私に向けて向きを変えた→彼は私の方を向いた)。
以上3つは何れも「物理的にある方向を向いている(in the direction of)」です。

How was her attitude toward the comment?(その批判に向けての彼女の態度→その批判に関しての彼女の態度はどうでしたか)。「対象とか目標に向かっての態度・感情」のイメージは「その態度・感情は、その対象とか目標に向かってはいるものの、未だダイレクトに接触するまでには至っていない→〔・・・に関して(in relation to)〕」です。
He got home toward midnight.(彼は深夜に向かって帰宅した→彼は深夜近くになって帰宅した)。「ある時間に向かって」のイメージは「ある時間に近づいてはいるが、未だその時間にはなっていない(just before in time)」です。
Each month they save 10,000 yen toward their holiday.(休暇に向けて彼らは毎月1万円を積み立てています→休暇の為に彼らは毎月1万円を積み立てています)。「休暇に向かって」は、”for (the purpose of)” のイメージを送ってきます。

past:「…(のそば)を通り過ぎて、…の先に、(時間が)…を過ぎて」

The boys ran past me.(その少年達が走って私のそばを通り過ぎた)。
The post office is one hundred meters past the school.(郵便局はその学校を通り過ぎて100メートルのところにあります→郵便局はその学校を100メートル行った先にあります)。
The movie starts at half past six.(映画は6時を過ぎて半時間のところで始まります→映画は6時半に始まります)→米では at 6:30 が使われます。

pastには「過去の」の意で形容詞、「過去」の意味で名詞、「通り過ぎて」の意で副詞としての使い方もあります。
I’ve been sick in bed for the past two weeks.(この2週間病気で寝ていました)。
She was a singer in the past.(彼女は昔は歌手だった)。
Several months went past without hearing from her.(彼女から便りのないまま、数ヶ月が過ぎた)。

英単語の品詞別使い方59「前置詞亜

(9)−16 方向性を持つ前置詞

across:「(平面)を(端から端まで)横切って(の)」

「a + cross」(十字に)が原義といわれます。平面を横切るイメージですので、線や自由に横切れない障害物を表す名詞の前では使えません。障害物を表す名詞の前ではover the fence (フェンスを超えて)のようにoverが使われます。 線のイメージが横切る場合には、例えば The two main roads cross (each other) in the center of the town. (2つの大通りは町の中央で交差する)のように cross という動詞を使います

on the other side of ... は「…の向こう側に」で、こちら側と向こう側を分ける境界がある時に使われます(境界は「通り」「川」「池」等何でもよい)。

The lake was frozen, so we walked across the ice.(湖は凍っていた、それで氷を(端から端まで)横切って歩いた→湖は凍っていたので氷の上を歩いて渡った)。
The railroad bridge across the river is quite new.(その川を(端から端まで)横切っての鉄橋は結構新しい→その川に渡した鉄橋は結構新しい)。
He folded his arms across his chest.(彼は胸を(端から端まで)横切って腕を組んだ→彼は胸のところで腕を組んだ)。
There’s a hotel across the street.(通りを(端から端まで)横切ってホテルがある→通りの向こう側にホテルがある)。
I saw a shadow pass across my mother’s face. (私は影が母の顔を(端から端まで)横切って通り過ぎるのを見た→私は母の顔に暗い影がさっと横切るのを見た)。
He talked to me from across the table.(彼はテーブルを(端から端まで)横切った所から私に話しかけてきた→彼はテーブルの向こう側から私に話しかけてきた)→前置詞の連続です。

People gathered in Washington from across the nation.(人々が集まった、ワシントンの中に、国を(端から端まで)横切ったところ から→国中の至るところから人々がワシントンに集まった)→前置詞の連続。英語は書いたものでは左から右に情報が順に流れて行きます。「人々が集まった、ワシントンの中に」までで、視点は「ワシントン」に置かれます。from で「起点」がイメージされ、across the nation は「国を(端から端まで)横切ったところ」をイメージさせます。「人々が国を端から端まで横切ったところからワシントンまでやって来た」ということは、一人ひとりに注目すれば、自分がいたところが片一方の端で、ワシントンがもう一方の端になり、人々とワシントンを結ぶ線は無数になり、結果として「国の至るところからワシントンまでやって来た」ことをイメージさせます。アメリカの公民権運動が最高潮に高まった時は正しく国中から人々がワシントンに集まりました。その時歌われた代表的な歌がジョン・バエズの “We shall overcome” でした。
The shop is across from the hospital.(その店は病院を起点として〔通りを端から端まで〕横切ったところにある→その店は病院の向かいにある)→前置詞の連続。人に道を教えている場面を想像してみて下さい。文脈から「端から端まで横切ったところに」は「通りの端から端まで横切ったところに」の意となります。

acrossには副詞としての使い方もあります。
He went across to the door.(彼は〔部屋を〕横切ってドアのところへ行った)。

along:「・・・に沿って」

日本語では「・・・に沿って移動する」「・・・に沿って ある」「・・・に沿って行ったところに ある」の使い方になります。何れも目線が長細いものに沿って移動します。´↓のどの訳語になるかは、文脈によります。

I walked along the street.(私は通り に沿って歩いた→通りを歩いた)。I walked down the street. と言い換えることも出来ます。
My wife and I are walking along the banks of the river. (妻と私は川の土手に沿って歩いている)。以上は,了箸な。
The cherry trees along the street are now in full bloom.(通り に沿って ある桜の木は今満開です)→△了箸な。
There’s a nice shop somewhere along the river.(この川に沿って行ったどこかにいい店がある→この川沿いのどこかにいい店がある)→の使い方。

alongには「どんどん先に」の意で副詞としての使い方もあります。
How are you getting along? (如何お過ごしですか)。

beyond:「(ある基準)を越えて(彼方に)」

My house is beyond that bridge.(私の家はあの橋を越えて彼方に ある→私の家はあの橋の向こうにある)→「はるか彼方にある」の感じ。 over that bridgeなら「弧を描いたように橋を渡ったところに」のイメージ。
Don’t eat beyond/after ten o’clock.(10時を越えて食べるな→10時以降は食べるな)。
The unemployment rate went beyond five percent.(失業率は5%を越えて行った→失業率は5%を越えた)。
It’s beyond my ability.(それは私の能力を越えて彼方に ある→それは私の能力を超えている)。beyond description = 筆舌に尽くしがたい、beyond dout = 疑う余地のない。
否定文・疑問文では「…以外には」の意となることがあります。Beyond that, I don’t know anything about it.(それについては、それ以外は何も知りません)。

beyondには「(はるか)向こうに」の意で副詞としての使い方もあります。
My goal is far beyond.(私の目標ははるか向こうにある)。

into:「(外から)・・・の中に(入り込んで)」。反対は out of

「in + to」から来た言葉であり、toがある分「内部への移動及び移動の結果」が強調されます。

We went into the room.(私たちは行った、部屋の中に→私たちは部屋の中に入って行った)。
Someone is looking into the house.(誰かが顔を向けている、家の中に→誰かが家の中をのぞいている)。look =見る為に顔を向ける。
When I was young, I often worked late into the night. (若い時には、よく遅くまで働いた、夜の中に入り込んで→若い時には、よく夜遅くまで働いた)。
He lost his job and had to run into debt in order to support his family. (彼は仕事を失って、家族を養う為に、借金の中に駆け込まなければならなかった→借金をしなければならなかった)。
We entered into a two-year contract.(我々は2年契約の中に入った→我々は2年契約をした)。
The rain turned into snow. (雨は向きを変えた、雪の中に→雨は雪になった)。
A car ran into the wall of my house. (車が私の家の壁の中に走り込んだ→車が私の家の壁にぶっつかって、壁がへこんだ)→ againstなら「ぶっつかって車がはねかえされる」イメージ。

My wife divided the cake into three.(妻はケーキを分割した、〔その結果ケーキは〕3〔という世界〕の中に(入り込んだ) →妻はケーキを3つに分けた)。
Two into ten goes five. (2を10の中に入り込ませると〔入り込まれた10は分割されて〕5〔ずつ〕になる→10÷2=5)。比ゆ的に仲良しの2匹の狼を10匹の羊の群れに入り込ませると、仲良く5匹ずつ食べてしまうイメージを想像して見ると分かり易いです(割り算をするということは、このように平等に分けるということですよね)。「10を2で割れば5になる」イメージならば ”If we divide 10 by 2, we get 5.” と表現できます。by … が割る行為者を示します。”2 into 10” は「2が10の中に」 のイメージになりますので、into…の「・・・」は分割される対象を示すイメージです。7 into 11 won’t go. なら「7で11を割っても割り切れない」。



英単語の品詞別使い方58「前置詞」

(9)−15 方向性を持つ前置詞

from :「(物事の起点を示して)…から」。反対は to(・・・まで) 。

The free service is only from Monday to/through Friday(その無料サービスは月曜日から金曜日までだけです)。
He flew from Tokyo to Fukuoka in order to save time.(彼は時間を節約する為に東京から福岡まで飛んだ)。
How far is it from here to your house? (ここからあなたの家までどの位ですか)。
Where are you from? (あなたは、どこからか→どちらの出身ですか)。学会等で「どちらからいらっしゃいましたか?」と聞く場合には “Where did you come from?”。
Her house is just 500 meters (away) from mine.(彼女の家は僕の家から500メートル離れているだけだ)。

The game starts from 7 p.m.(試合は午後7時から始まる)→事柄(ここでは試合)の始まりの時点を示します。The game starts at 7 p.m. なら「午後7時という時点で始まる」。
This cake is made from rice and beans.(このケーキは米と豆からできている→このケーキは米と豆を原料としている。完成品を見て、その材料が分からない時はfrom、分かる時はofを使います→ a house of wood〔木の家〕)。

He died from working too hard(彼は働きすぎたことから死んだ→彼は働きすぎて死んだ)。cf. die of cancer = ガンが直接の死因。”die from working too hard” は「働きすぎることを出発点として何かが起こり、そして死ぬ」イメージです。
The village has recovered from the disaster.(村はその災害から立ち直った)。
It’s a very complicated matter from what I understand(私が理解するところからは、それは非常に複雑な案件だ→私が理解するところでは、それは非常に複雑な案件だ)。
He was different from his father in many respects.(彼は多くの点で、お父さんからは異なっていた→彼はお父さんとは多くの点で異なっていた)。

[from A to B] のA・Bは通常無冠詞で使われます。
Customs differ from country to country.(慣習は国から国へ異なる→慣習は国により異なる)。

fromは次のように副詞(句)や前置詞句を目的語にとることがあります。
from above(上から):
When he was walking on the street something fell from above. (彼が通りを歩いていると何かが上から落ちてきた)。
from far away(はるか彼方から):
The light comes from far away in the universe.(光は宇宙のはるか彼方からやって来る)。
from within(内部から):
The building collapsed from within.(その建物は内部から崩壊した)。
from among the crowd(群集の間から):
Big cheers arose from among the crowd.(群集の間から大きな歓声が湧き起こった)。

区立中学で塾の授業

今日(12月28日)の夕方6:45からのNHK「首都圏ニュース」で「東京都墨田区の中学校で、3年生対象に、冬休みの6日間、塾の講師による国・数・英の3科目の授業実施」という小さなニュースが仕事柄か印象に残った。凡そ次ぎの内容だったと記憶する。

数字はハッキリとは覚えていないが30%程度の生徒が受講
受講料は通常の塾より安い
生徒の進捗度別にクラス編成
1生徒のコメント:学校では教えてくれない簡単なとき方を教えてくれたので、受験にはよい。
もう1人の生徒のコメント:ダラダラでなく一気にやってくれたのが良かった
校長先生のコメント:学校の力と塾の力を合わせた

実際の教育現場を見たわけではないので、独断と偏見を承知の上で感想を述べる。
とイ公立中学の悩みというか限界をよく表わしていると思う。「生徒のやる気(相当のお金を払っての参加であるから、やる気十分だと考えてよいだろう)」「進捗度別の、より少人数」「受験プロの講師(塾の方は商売だから、リピートを取るためには普通はエースを投入)」が揃えば、より良い(「受験に役に立つ」という意味で)授業になって当たり前。

校長先生のコメントは、何を意味するか不明だが、この辺りの苦渋の裏返し発言だと受け取った。

い裡雲古未離灰瓮鵐箸蓮教育に携わる者、常に研鑽を積む必要があることを教えてくれている。昔「でもしか先生」という言葉が流行ったことがある。「先生でも」「先生しか」の意である。中学校の先生に求められているのは、知識・技術だけではなく、精神的にも不安定な生徒を適切に指導していく力、時には自分勝手な親たちとの対峙等本当に大変なものがあるともの想像される。先生達が生徒・社会から尊敬され、先生達もそれに応えられる社会の未来は明るい。著者が始めてアメリカに住んだ時に、アメリカ人に胸を張って、アメリカと日本の先生に対する尊敬度の違いを語ったことが懐かしく思い出される。日本は20−30年遅れてアメリカの悪いところを真似してきたように思えて仕方がない。

英単語の品詞別使い方57「前置詞」

(9)−14 方向性を持つ前置詞

to:「・・・に向いてそこまで」「・・・に」

「・・・に向いて」と方向を示す前置詞には他に at, for, toward があります。at は「・・・をめがけて」、for, toward は「そちらの方に向かって」の意味になりますが、to は「to が支配するところまで(to の目的語のところまで)」の意味を含むと考えて下さい。従って、to の意味を「・・・に」と覚えた人は「・・・まで」と覚え直す方が、応用範囲が広いと思います。

I’m going to the bookstore.(本屋まで行くところです)。
She went to the convenience store at nine a.m. (彼女は午前9時にコンビニまで行った→9時にコンビニに着いたことを意味します)。
She went for the convenience store at nine a.m. (彼女は午前9時にコンビニに〔向かって〕行った/問題のコンビニを捜しに出かけた→コンビニに着いたかどうかは不明です)。
Tell me the way to the station.(駅までの道を教えて下さい)。for なら「駅の方に行く道を教えて下さい」の意。
Turn to the left at the next corner. (次の角で左側まで曲がりなさい→次の角を左に曲がりなさい)。
The situation changed from bad to worse.(事態は悪い状態から更に悪い状態まで変化した→事態は悪い状態から更に悪い状態に変化した)。

I teach piano to children. (私はピアノを子供たち 教えている)。SVOO(第4文型)をSVO(第3文型)に直すと、前の間接目的語(ここではchildren)の前に通常 to を持って来ます。「教えている」という行為の行き先が children ということです。「教える」という行為が直接子供たちのところまで届いているイメージになります。I teach piano for children. ならば「子供たち の為にピアノを教えている」の意になり、教える対象が必ずしも子供たちである必要はありません(授業料を子供たちの役に立てる為等)。
What happened to you? (君に〔対して〕何が起こったの?)→「起こった」という行為の行き先が you。
Keep to the right. (「右側」keep していろ→右側通行)。右側・左側という場合には「面」が意識されます。to は向かい合うイメージが発展して “touching” の意でも使えます(例えば ”Stick the paper to the wall.”〔その紙を壁とめなさい〕)。「ずーと右という面に接していろ」のイメージとなります。
Our hometown is to the northeast of the city.(我々の故郷はあります、この都市の北東に向かって、→我々の故郷はこの都市を北東に行ったところにある)。 to の代わりに on なら「この都市と北東で接して」、in なら「この都市の北東部に」の意となります。
Sleeping is important to your health. (睡眠は健康に〔直接的に〕大切だ→睡眠を取らなければ健康にはなれない)。Milk is good for your health.(牛乳は健康〔の為〕に よい→健康の為の1つの手段であるという意味です。従ってこの文で to を使うことは不可です。何故なら牛乳は健康の為の必須条件ではないからです)。

I work from Monday to Thursday.(私は月曜日から木曜日まで働いています)。
The bridge was washed away by the flood and the water rose to my breast.(洪水で橋は流され、水は私の胸まで上がって来た)。
He met a beggar on his way to the office(彼はオフィス迄の途で1人の乞食に出会った→オフィスに行く途中で1人の乞食に出会った)。

a cup of water to a cup of rice(米1カップに対して水1カップ)→ [a cup of water] が [a cup of rice] に向き合っているイメージです。しかし、主役は [a cup of water] ですので to a cup of rice は [a cup of water] を修飾していて、「米1カップに対しての水1カップ」の意です。
I prefer A to B. (Bに対してAの方が好きです→BよりAが好きです)→ prefer はラテン語から来ており、意味は like better で、動詞そのものが副詞の比較級を含んだ意味を持っています。形容詞・副詞の比較級では比較の対象を通常 than で表しますが、これが出来ないので比較の対象を、「向き合っている」イメージのある to で示します。superior(より優れている)、inferior(より劣った)、prior (〔順序が〕より前の)等も皆同じです。

He took out the key to the door of the house.(彼は、玄関の戸に向き合っている鍵を取り出した→玄関の戸に合う鍵を取り出した→玄関の鍵を取り出した)。the key of the door of the houseなら、of が「出所」と「帰属」を表しますのでthe key が the door of the house の一部である印象(例えば「飾り」)が出てきます。
They danced to music.(彼らは音楽に向き合って踊った→彼らは音楽に合わせて踊った)。
They are standing face to face (back to back)(彼らは〔顔と顔が〕向き合って〔背中合わせで〕立っている)。

次の3つは所謂イデイオムですが、何れも to のイメージは〔→〕です。
To my surprise he didn’t get angry. (驚いたことに彼は怒らなかった)。
To the best of my knowledge, he is the best.(わたしの知る限り、彼が一番です)。
To date, we haven’t received your response.(現在までのところ、ご返答を頂いておりません)。

toは、他の多くの前置詞と異なって動詞の原形を伴うことが出来、不定詞を導くのにも使われます(不定詞の項参照)。その場合もto のイメージは〔→〕です。
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