「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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2009年03月

日本の歩み(3)

大和朝廷と古墳

「大和朝廷」とは、古墳時代に、倭国王と有力な氏族が奈良盆地を中心に樹立した王権・政権のことである。各地域の勢力がどうやって連合してヤマト王権となって行ったかはまだ解明されていないらしい。弥生時代後期に邪馬台国が各地の勢力を服属させ、もしくは各地の勢力と連合してヤマト王権を築いたとする説のほか、邪馬台国を滅ぼした別の勢力がヤマト王権となったとする説などがあるという情報をネットで拾った。いずれにしろ、武力の強かった集団が他を従えて行ったと考えるのが自然な感じがする。
邪馬台国と中国との往来が行われていた頃、奈良盆地に古墳が発生した。古墳は「首長霊信仰」に基づいてつくられたものであると言われている。「首長霊信仰」とは大和朝廷の指導者である大王(天皇、皇室の前身)の祖先の霊たちを「首長霊」という権威の高い神として祭るもので、古墳は亡くなった大王の霊に首長になっていただくための祭りの場であった。従って、古墳の広がり=大和朝廷の支配の広がりということになる。「大王」は、自家の祖先である首長霊が他の多くの祖霊や精霊を率いて人々の生活を守っており、その守り神を祭って民衆の生活を安定させることが「大王」の役割であると主張した。「武力」+「首長霊信仰」によって大和朝廷の支配が広がって行ったと考えられる。

大和朝廷の支配の広まりとともに、「大王」の祖先神との親疎にもとづく神の序列がつくられるようになり(血縁主義の萌芽)、すべての豪族が「大王」に従うべきものとされた。「国」を治めるために、「宗教」が政治に利用された感じがする。ローマ帝国においても一時期キリスト教が国教であった時代がある。

大和朝廷の発展と日本文化の均一化

大和朝廷は先ず中央で大陸文化を取り入れ、それを地方に広げるやりかたを取ったと言われる。四世紀始めに北九州を従えた大和朝廷は朝鮮半島南部に進出して大量の鉄を得た。この鉄を使って農機具を作り、その結果農地開発が進み、日本は急速に豊かになっていった。弥生時代に約60万人であった人口は奈良時代には450万人程度に増えたと言われている。

五世紀末以降には、戦乱の続く朝鮮半島から「渡来人」と呼ばれる人々が20万人ほど逃れてきた。彼らは、織物、金属工芸、製陶技術をもたらした。朝廷は、このような技術、朝鮮出兵や交易で得たものを一旦独占し、後に豪族に分け与えた。これにより国内で強い支配・指導力を持つこととなる。これが江戸時代半ばまで天皇がいる京都が文化の中心であり続けた背景であり、日本史の特性の大部分は、この大和朝廷統一の過程で作られたと「一冊でつかむ日本史」の著者は述べている。

英語の言葉の並べ方 73(所謂「英文法」) 「9。不定詞─

(8)「to 付き不定詞」の用法

「形容詞的用法」

後ろから前の名詞・代名詞を修飾する場合です。
通常「・・・する為の(用途)」「・・・すべき(主語の希望)」という訳語が当てはまります。

Give me something cold to drink. (何か冷たい飲み物を下さい)→「用途(・・・する為の)」。something/anything 等の言葉は、形容詞はその後ろに置かれます。”to drink” は “something cold” を修飾しています。
Did he get enough to eat? (彼は食べる為の十分な量を get したか→彼は食べるものは十分でしたか)。
I have a lot of things to do. (やらなくてはいけないことが沢山ある)→「主語の希望(・・・すべき)」。
I don’t know what to say to her. (私は彼女に言うべき何かを知らない→彼女に何と言っていいか分からない)。
Tell me when to come. (何時に来たらいいか、言って下さい)。
I have nothing to declare.(税関で:申告〔を必要と〕する物は何もありません)。
He loves parties; he is always the first to come and the last to leave.(彼はパーテイが好きで、いつも真っ先に来て、帰るのはいちばん最後だ)。これは “the first who comes and the last who leaves” という関係詞節の代わりをしています。

このように不定詞は “the first”, “the second” etc., “the last”, “the only” あるいは最上級の形容詞の後で使われて関係詞節の代わりをします。この例は能動ですが、受動の意味にしたい場合は受動態の不定詞が使われます(”the best play to be performed that year” = “the best play that was performed that year”〔その年に上演された最高の劇〕)。しかし我々は関係詞節を使った方が安全でしょう。

a house to let = 貸家 と訳されますが、これは “a house that the owner wants to let” という関係詞節を使った文を不定詞で代用したものです。即ち「家主が貸すべき=貸したい家」の意です。

一種の慣用句
次のような前置詞を伴う不定詞が名詞・代名詞を修飾する表現は理屈もさることながら一種の慣用句として覚えるとよいでしょう。
someone to talk to = someone who I can talk to(話し相手)。
a cup to keep my pencils in = a cup which I can keep my pencils in(鉛筆を入れておくカップ)。
cushions to sit on(上に座る座布団)。
something to write with(何かそれで書くもの)。

一定の名詞の後ろに付けて、その名詞を修飾できる例
He has the ability to speak ten languages.(彼は10の言語が話せるという才能を持っている)。トロイの遺跡を発見したシュリーマンは10ヶ国語がしゃべれたそうです。私の娘の会のある宣教師も7ヶ国語をしゃべります。「才能とは努力を継続できる力である」というキャッチフレーズを聞いたことがありますが、凡人を勇気づけてくれる言葉ではありますね。
Failure to obey the regulations may result in disqualification.(規則に従わないと、資格を失うことがある)。

「・・・する為の」の意か「・・・すべき」の意かは、文脈で決まって来ますが、文だけでは両方の意味に取れる場合もあります。
There’s plenty to do. は  岾擇靴い海箸沢山ある」 ◆屬笋蕕覆てはならないことが沢山ある」の両方にとれます。”There’s plenty to be done.” とすれば意味は、ハッキリします(△琉奸法

ここでも、to のところに来たら、そこまでの意味(絵)をイメージしたまま、そこからの語句が表す意味(絵)を「指差して」みて下さい。意味がハッキリするはずです。

英語の言葉の並べ方 72(所謂「英文法」) 「9。不定詞А

(7)「to 付き不定詞」の用法

「名詞的用法」

ぬ榲語として使われる「疑問詞+不定詞」表現のいくつか:
how to …
Tell me how to get to the station.(駅への行き方を教えて下さい)。

where to …
I found out where to buy fruit cheaply.(果物を安く買えるところを見つけました)。

when to …
I didn’t know when to start.(いつ開始してよいか分かりませんでした)。

which X to …
I showed her which button to press.(どのボタンを押せばいいのかを彼女に教えてやった)。

what to say
I couldn’t think what to say.(何と言っていいか思いつかなかった)。

whether to … or
I wonder whether to write or phone.(手紙を出すべきか電話をすべきか迷っています)。

一種の成句のように使われる不定詞のいくつか
be about to …:ごく近い未来を表す。
They are about to start.(彼らはもうすぐ出発するところです)。

be able to …:・・・出来る
My daughter is able to speak four languages.(私の娘は4ヶ国語が話せる)。

make up one’s mind to … ・・・する決心をする。
He made up his mind to be a professional golfer when he was seven.(彼は7歳の時、プロゴルファーになろうと決心した)。横尾要プロのことです。

occur to 人 to …:・・・することを気がつく。
It didn’t occur to me to check the print with the original copy.(その複写をオリジナルと照合してみるという考えが浮かばなかった)。

set out to …:・・・に取り掛かる。
Please set out to do the job.(その仕事に取り掛かって下さい)。

take the trouble to …:わざわざ・・・する
He didn’t take the trouble to answer personally.(彼はわざわざ自分で返事を出すことはしなかった)。空港に車で迎えに来てくれたことに感謝するなら “Thanks for taking the trouble.” と言えばよいでしょう。

turn out to …:・・・であることが分かる。
It turned out to be true.(それは本当であることが分かった)。

appear to …:・・・らしい。
It appears to be raining.(雨が降っているようだ)。

seem to …:(総合的に判断して)・・・らしい。
He seems to know the fact.(彼は事実を知っているようだ)。

fail to … :・・・しそこなう。
I failed to return the phone call.(私は電話をかけ直すことを忘れた)。

happen to …:たまたま・・・する。
Do you happen to know him (her)? (ひょっとしてあの人をご存知ではありませんか)。

tend to …:・・・の傾向がある。
Prices always tend to go up.(物価は常に上昇する傾向がある)。
He tends to get angry when people oppose him.(彼は人が自分に反対すると腹を立てがちである)。

consent to …:・・・することに同意する。
He finally consented to sell the store.(彼は結局その店を売却することに同意した)。


日本の歩み(2)

弥生人の大量移住
日本人であるからには日本の歴史の骨格くらいは知っておかなくてはならないとの脅迫観念から、「一冊でつかむ日本史」(武光誠著:平凡新書)を読み始めたことは、アップ済みの「縄文人の生活」の中で述べた。奈良時代から平安時代に移るところまで読み進んで、「日本の文化、政治の流れがどのように形作られてきたのか」に大いに興味を持った。この視点に立って、著者なりに理解した日本の流れを書き留めてみた。

「縄文時代」の次は「弥生時代」だったくらいのことは、歴史音痴の著者でも覚えている。しかし何故「弥生」という名前が付けられたのかは忘れてしまっていた。調べてみると、「弥生」という名称は、1884年(明治17年)に東京府本郷向ヶ岡弥生町(現在の東京都文京区弥生)の貝塚で発見された土器が発見地に因み弥生式土器と呼ばれたことに由来する。第一高等学校の寮歌に、あの有名な「嗚呼玉杯に花うけて 緑酒に月の影やどし 治安の夢に耽りたる 栄華の巷低く見て 向ヶ岡にそそりたつ 五寮の健兒意気高し」というのがあるが、この「向ヶ岡」はこの周辺である。

「縄文時代」の人口は十数万人―二十数万人だったが、「弥生時代」のそれは約六十万人。これは、「弥生時代」の始まりに稲作とそれに伴う文化をもった大量(二十数万人―三十数万人)の移住者がいたからである。朝鮮半島からやって来たという説と大陸から直接やって来たという説とがあるようである。どのルートであれ、この弥生人は、より稲作に適した温暖な地を求めて九州地方にやってきて集落を築いたに違いない。彼らは同時に、既に自分たちの故郷で行われていた祖先を神としてまつる祖霊信仰を日本に持ち込んだ。そして農地をひらいてくれた先祖たちへの感謝を表わすために、日本でも、祖霊の祭りを重んじたのは自然な流れである。

このように、集落で稲作に従事し、祖霊の祭りを行っていく過程で、「指導者」みたいなものが出現するのは自然なことであったろう。一般の構成員よりも上質の用具・祭器を持つことにより、今風に言えば「私有財産制度」「身分制」が芽生えた(武光誠 「一冊でつかむ日本史」より編集)。それでも、縄文時代から弥生時代の前半は、人口に比して土地は十分あり、問題が起これば他に移動すればよく、争いは少なく、平和な時代だったようだ。

小国の発生と戦乱
ところが弥生時代の中期開始頃(紀元前一世紀末頃)から、朝鮮半島との交易によって先進文化を得ようとする人々が北九州で10余りの集落を集めて2000人程度の小国をつくるようになったのをきっかけに、国内で交易をめぐる小国間の戦闘が見られるようになった。人間が「富」を巡って集団の力を借りて争う国家の原形が見てとれる。

世界史との関係では、弥生時代前期に相当する紀元前1000年頃から紀元前30年頃までの中国は、春秋戦国時代を経て、秦・前漢に至る頃で、儒教・陰陽五行説が整えられ、手工業の技術が飛躍的に進歩した。しかし、日本の住人たちは長い間、この中国の古代文明の恩恵を受けることはなかった(前漢の武帝は朝鮮に楽浪郡を置いたが、日本がそこと交易した形跡はないらしい)。多分航海技術の問題が大きかったものと思われる。

航海民の来日
揚子江下流に住んでいた航海民たちは紀元前二世紀から紀元前一世紀にかけて船団を用いて東アシアに広がっていたが、その一部が北九州にやってきたものと思われる。彼らは、もとからの住民を取り込み、小国をつくり、航海技術を活用して朝鮮半島とも交易を行った。彼らが日本の「沈滞」を救ってくれたのである。日本はこの頃から「外圧頼み」だったのであろうか。弥生時代中期から盛んになる銅鏡や銅剣、銅矛を用いた祭りは、中国の道教的祭りをベースにしているらしい。小国の指導者たちは、この銅鏡や銅剣、銅矛を所有することにより、彼らの「権威」をより高めていったものと思われる。

邪馬台国
小国が争う中で、二世紀末に30ほどの小国を従えた邪馬台国が現れた。邪馬台国がどこにあったのかは「北九州説」と「畿内説」とがあり、決着はついていない。「女王卑弥呼」「魏志倭人伝」については、著者も覚えているくらいだから大抵の人は知っているハズなので、深くは触れない。卑弥呼も、その後をついだ台与(たいよ)も10歳そこそこで女王になったと言われているので、その後ろで実際に政治を動かした人々がいたのであろう。邪馬台国は30ほどの小国を支配したが、各小国の自治を重んじ、代表として大陸との交渉する役割だけを持ったと言われる。卑弥呼などが倭国王として中国の史料に記されているが、倭国といっても単なる政治的な結合で、その結合は必ずしも強固なものではなく、同等の力を持った政治勢力による同盟関係だったと推測されている

英語の言葉の並べ方 71(所謂「英文法」) 「9。不定詞Α

(6)「to 付き不定詞」の用法

「名詞的用法」

L榲語としての不定詞
We agreed to start early.(我々は早く出発することに合意した)。この文は “We agreed that we (should) start early.” / “We agreed on an early start.” とも言えます。
I managed to solve the problem.(なんとかその問題を解決した)。
Have you prepared to go on a trip? (旅行に行く準備は出来ましたか)。
He refuses to talk about it.(彼はそのことについては話したがらない)。
Keiko volunteered to drive the missionaries to the airport.(桂子は宣教師たちを空港へ送って行きましょうと申し出た)。私の娘が宣教師をしている関係で(彼らにはお金がありません)、空港への送り迎えは主に著者の妻の役目です。日本におけるキリスト教の歴史を読んでみると、布教に関わる色々の人々に夫々役割があって「小間使い」という地位もあったようです。
He volunteered to go there.(彼は〔自分が〕そこに行きましょうと申し出た)。
I want to go to Europe. (私はヨーロッパに行きたい)。
I promise to wait. = I promise that I will wait.(私は待つことを約束します)。
He pretended to be angry. = He pretended that he was angry.(彼は怒っているふりをした)。
We can’t afford to buy a new car.(うちには新車を買う余裕はありません)。
I found it very difficult to persuade him. (彼を説得するのは、やってみると大変むずかしかった)。
I had no choice but (to) wait. (待つより仕方がなかった)。(to) wait は前置詞 but の目的語。

不定詞を目的語とする他動詞の例を更にいくつか挙げておきます。但し、不定詞しか取れないという訳ではありません。「自動詞+不定詞」の例は「一種の成句のように使われる不定詞のいくつか」に掲載しました。
I asked to have the day off on Friday, but the boss said no.(金曜日に休ませて欲しいと頼んだが、上司は駄目だと言った)。
They attempted to climb Mt. Everest.(彼らはエベレスト登頂を試みた)。
They chose to go to the movies instead of shopping.(彼らは買い物より映画に行くことにした)。
He claimed to have discovered a new species of bird.(彼は新種の鳥を発見したと主張した)。
She deicided not to go to college.(彼女は大学に進学しないことに決めた)。
He declined to answer.(彼はお答えしかねると言った)。
They demanded to be imformed immediately.(彼らはすぐ知らせてもらう権利があると迫った)。
He determined to tell her the truth.(彼女に真実を告げようと彼は決心した)。
I guarantee to pay off his debt.(彼の借金は私が全部払うことを保証します)。
Don’t hesitate to tell me if you need anything.(何か必要だったら遠慮なく言って下さい)。定番表現の1つです。
I hope to visit this place again.(ここに又来たいと思います)。
He neglected to answer my letters.(彼は私の手紙に返事をよこさなかった)。
He offered to help us.(彼は我々に力を貸しましょうと言った)。
Do you plan to stay overnight here? (ここで1泊するつもりですか)。
They are preparing to evacuate the area.(彼らはその地域から避難する準備をしている)。
I resolved to study harder.(もっと一生懸命勉強しようと決心した)。
I’ll try to learn Spanish.(頑張ってスペイン語を習得するつもりだ)。

ここでも、to のところに来たら、そこまでの意味(絵)をイメージしたまま、そこからの語句が表す意味(絵)を「指差して」みて下さい。意味がハッキリするはずです。
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