「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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2009年05月

「あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている」

今日は聖霊降臨祭(せいれいこうりんさい)である。昨夜はこれをお祝いする家族の集まりに妻と共に参加した。

聖霊降臨祭とは、イエス・キリストの復活後50日を記念する祝日である。

復活したイエスは弟子たちに「近いうちに聖霊が降る」ことを告げて天に上っていく(昇天)。それから10日後、ユダヤ教の五旬祭の日に使徒とその他の弟子たちが集まって祈っていると、激しい風のような音が聞こえ、天から炎のような舌が降った。使徒たちは聖霊に満たされ、さまざまな国の言葉で語り始めた。地中海世界全域からユダヤ人たちがエルサレムに集まっていたが、使徒たちが自分の地域の言葉で語っているのを聞いて驚いた。ペトロが中心になってイエスの死と復活の意味について語ると多くの人が洗礼を受け、使徒たちのグループに加わった(『使徒行伝』2章1節〜42節)。聖書が語る聖霊降臨の出来事である。

「聖霊」とは、広辞苑によれば「三位一体(父・子・聖霊)の1つで、教会の誕生を助け、神意の理解をもたらし、カリスマ的な活動の鼓舞力となるもの。助け主。慰め主」とある。

不遜を省みず素人的に考えれば、神の人間に対する最大の贈り物は「自分の子供であるイエスを人間のために地上に贈ってくれたこと」であろう。そのイエスが昇天して神の国に帰ってしまったので、神さまが代わりに我々に下さった贈り物が「聖霊」と考えれば分かり易い。だとすれば「聖霊=愛」とも考えられる。

この聖霊は私達に7つの贈り物をしてくれているらしい。昨日の集まりでは、聖霊を理解するための寸劇の後で、各自が1つずつ贈り物を、おみくじを引くような形で頂いた。著者が引き当てたのは「天を畏れる」であった。「かしこまり天を敬いなさい。そうすれば今見えないものが見えるようになる」と理解した。妻は妻で別のものを頂いた。内容が何であるかは分からないものの中から選んだわけであるが、我々夫婦にはぴったりと思われるようなものを夫々が引き当てた。

その時「あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている」という言葉を思い出した。

「マタイによる福音書」10.26-31
「人々を恐れてはならない。覆われているもので現されないものはなく、隠されているもので知られずに済むものはないからである。わたしが暗闇であなたがたに言うことを、明るみで言いなさい。耳打ちされたことを、屋根の上で言い広めなさい。体は殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。むしろ、魂も体も地獄で滅ぼすことのできる方を恐れなさい。二羽の雀が一アサリオンで売られているではないか。だが、その一羽さえ、あなたがたの父のお許しがなければ、地に落ちることはない。あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。だから、恐れるな。あなたがたは、たくさんの雀よりもはるかにまさっている」(新共同訳)。

英語の言葉の並べ方 134(所謂「英文法」) 「16。接続詞」

(9)その他従属節を導入する表現例

as soon as ...(…するやいなや):
[As soon as it gets dark], the fireworks will start.(暗くなるとすぐに花火が始まります)。

as if ...(恰も…のごとく):
She acts [as if she were the only girl in the world].(彼女はまるで自分が世界で唯一の少女であるように振舞う)。

so long as ...(…する限りは):
[So long as you keep silent], I can’t help you.(あなたが黙り続ける限り、私はあなたを助けることは出来ません)。

in case ...(…の場合には):(主に米)
Please let me know [in case you can’t attend the conference].(会議に欠席の場合にはお知らせ下さい)。

in order that ... (…する為に):硬い表現です。
Please close the door [in order that we may have some privacy].(プライバシーの為にドアを閉めて下さい)。

once ... (一旦…):
[Once you start working], you’ll see how easy it is.(一旦仕事を始めれば、それが如何に易しいか分かるでしょう)。

provided (providing) (that) ...(…すれば):硬い表現だとされています
[Provided that there is no opposition], I will act as representative of our class.(反対がなければ、私がクラスの代表を務めます)。

given that ...(・・・と仮定すると):
[Given that this is true], what should we do? (これが本当だとすると、我々はどうすべきか)。

「サイモン&ガーファンクル」と言えば年配者なら誰でも知っているコーラス・グループですが、日本でもお馴染みの「明日に架ける橋(BRIDGE OVER TROUBLED WATER)」の歌詞の最初は次の通りです。
When you’re weary, feeling small,
When tears are in your eyes, I’ll dry them all
「生きることに疲れはて、みじめな気持ちで、ついに涙ぐんでしまう、その涙を僕が乾かしてあげよう」

この歌に「神」を感じるネイテイヴは多いと思います。こんな恋人・伴侶に恵まれた人は本当に幸せです。その幸せを他人にも与えてあげて下さい。「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい」(ヨハネ 13:34)。

ローマ教皇ベネデイクト十六世の2006年四旬節メッセージテーマは「マタイ伝 9・36」でした。
As he saw the crowds, his heart was filled with pity for them.「イエスは、群集を見、深く憐れまれた」。

英語の言葉の並べ方 133(所謂「英文法」) 「16。接続詞」

(8)「比較を表わす接続詞」:as, than →「比較」の項参照下さい。

「as について」
前述の通り、as は「時」「原因・理由」「譲歩」「比較」を表わすことが出来、多ような使い方が出来ますが、夫々使い方に制限がありますので、「比較」以外には我々は使わない方が賢明でしょう。

「接続詞 than の使い方についての補足」
(1) 辞書によれば、than は「発音としては弱形と強形がある」「基本的な意味は〔…と比べて〕で、形容詞・副詞の比較級と用いて、比較文をつくる」とあります。

(2)than に続く節の中では、主節との共通部分は省略されることが多いです。例えば、She is two years younger than I. (than me ならthanの後が目的格の代名詞なので前置詞)。これは She is two years younger than I am (young). の一部省略です。than は「…と比べて」と比較するものさえハッキリしていれば誤解しないので、省略されるのでしょう。

他の例文を挙げておきます:This hat looks nicer than that one.(この帽子は、あの帽子よりも素敵なように見える) / She looked much better in blue than in white.(彼女は白い服を着ているより、青い服を着ている方がずーと具合がいいように見えた) / This book is better than I expected. (この本は私が期待したよりよい)/ Earthquakes have happened more frequently than we expected.(地震は、我々が思ったより頻繁に起っている) / My father knows a lot more about politics than that political critic does. (〔私の父は、あの政治評論家が政治について知っているより、よく知っている〕。この場合 does を省略すると「政治評論家より知っている」のか「政治評論家についてよりも」なのか混乱する可能生があるので省略出来ません)/ The airline is cheaper than any other airline.(その航空会社は他のどの航空会社より安い)。以上の省略はすべて日本語の感覚と同じです(…より)。

(3)関係代名詞的使い方の例文を挙げておきます:
My uncle had drunk more than was good for him.(私の叔父は健康によい程度以上の量の酒を飲んでいた)。
この文ではthan が主語の役割をはたしています。普通の関係代名詞である who とか which には「明確な」先行詞がありますが、ここではそれがありません。しかし、文脈から「量」のことを示していることは明白です。My uncle had drunk more quantity than was good for him. の意です。 I have more mail than I can read in one hour.(1時間で読める以上の手紙があります)。ここでは than が read の目的語の役を果たしています。The car went faster than was imagined.(その自動車は想像以上に速かった)。ここでは「早さ」が比較されています(with faster speed than was imagined)。勿論、The car went faster than we imagined. とも言えます。

英語の言葉の並べ方 132(所謂「英文法」) 「16。接続詞」

(7)譲歩を表わす接続詞:even though, even if, although, though, no matter, however

even thoughf:「たとえ・・・でも」
[Even though you are busy with your work], you should help me with the housework.(たとえ仕事が忙しくても〔実際忙しいでしょうがが〕、あなたは家事を手伝うべきよ)
You must rest [even though you feel fine].(たとえ調子がよいと感じていても〔実際そう感じているでしょうが〕体を休めなくては駄目ですよ)

even though は「事実」に重点が置かれ、原則として確定した内容に用いられます。次の even if は「条件」に重点が置かれ、不確実な内容に用いられます。

even if:「たとえ・・・でも」
[Even if she makes a mistake], she will never apologize.(たとえミスをしても、彼女は決してあやまらないだろう)
[Even if you don’t like him] you can still be polite.(たとえ君が彼を好きでないとしても〔好きでないかどうかは知らないが〕、彼に失礼にならないように心掛けることは出来よう)

although / though:「・・・ではあるけど」「・・・だけれども」
[Although/Though it’s raining], I didn’t bring my umbrella.(雨が降っているけれど、私は傘を持って来なかった)
[Although/Though the problem was very difficult], he solved it easily.(その問題はとても難しかったが、彼は簡単に解いてしまった)

no matter + wh-節:「・・・しようとも(そんなことは問題なく)」
[No matter where you go], I’ll follow you.(君が何処に行こうとも私はついて行くつもりだ)。

however:「どのように・・・しても」
[However you handle it], it won’t break.(どのように扱ってもそれはこわれませんよ)

wherever :「何処に・・・しようと」
[Wherever you go], I’ll go with you.(あなたが何処にに行こうと、私はあなたと一緒に行きます)

「他の譲歩の表現」
in spite of / 〔despite +名詞・代名詞・動名詞〕でも同じ内容を表わすことが出来ます(In spite of / Despite the rain, I didn’t bring my umbrella.)。

as も「形容詞+as+主語+be/seem/appear」の形で使われる場合には、譲歩を表わすことが出来ます(Tired as he was he offered to work more. 〔彼は疲れてはいたが、もっと働きましょうと申し出た〕)。

日本語と英語の意味のずれ(4)

「皿」と「dish, platter, plate, saucer」

今回は食文化の違いによる「日本語と英語の意味のずれ」を考察する。

日本の伝統的な食事のやり方は、テレビの時代劇で見るように、各人の「お膳」の上に1人前の料理が並べられており、それを食べるのである。一方西洋では、先ず料理は「大皿」に盛られて出され、各人はそこから各人の「小皿」に取って食べる。

日本ではコーヒーカップの下に敷く「受け皿」もこの意味で使う場合には、日本語固有の言い方が普及していないので通例「ソーサー」と英語を日本語化したものを使う。しかし「大皿」「小皿」「受け皿」も「皿」は「皿」である。「食物を盛る平たく浅い器」は皆「皿」なのである。

英語では「大皿」「小皿」のように「大小」で区別するのではなく、違う言葉が使われる。

食卓を囲む全員の料理を盛った「大皿」は “dish” と言うが、アメリカでは “platter” が使われることが多い。この “dish” や “platter” から「小皿」に取って食べる訳だが、この「小皿」が “plate” である。しかしアメリカでは “dish” が “plate” の意味で使われることもある。「大皿」用には “platter” という言葉があるからであろう。

“dish” はギリシャ語 “diskos” を語源としており「投げ込まれる物」が原義で「輪、丸いもの、円盤」を意味した。ここから “dish” には “main dish”(メインデイシュ) “side dish”(添え料理)のように「皿」ではなく「料理、食物」の意もある。日本語の「皿」にも「皿数をふやす」のように「料理」の意があるのは興味深い。

食事の後には食べた「皿」を洗う必要があるが、その場合には「dish, platter, plate, saucer」 の他に “bowl”(鉢)や “cup”(茶碗)も洗う。そこでこれらを総称した日本語の「皿」に対応する言葉があれば便利である。それが “the dishes” である。「後片付けをする」「皿洗いをする」に該当する英語の表現は夫々 “do the dishes” “wash the dishes”。

西洋では履く習慣がない「下駄」を英語では何と言うか? ”Japanese (wooden) clogs”(日本の木靴)と言ったところで「下駄」を見たことのない人には通じまい。”geta” という言葉を使って実物・写真・絵を見せるしかない。言葉とはそういうものである。しかし、現代の日本の食事は西洋化しているので「dish, platter, plate, saucer, bowl, cup」は容易に頭の中で映像化できる。
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