「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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2009年11月

Budget screenings begin(17)

On Wednesday night, Hatoyma expressed a favorable view of the unit’s efforts, saying: “Everybody appeared in high spirits. I believe their efforts made for a good start.”

「on Wednesday night」の「on」に注目。「朝に」「昼に」「夕方に」「夜に」は通常「in the morning」「in the afternoon」「in the evening」「at night / in the night」が使われますが、「特定の朝、昼、夕方、夜に」には「on」が使われます。

「express」は「表に押し出す」が基本的なイメージ。ここから「表だった」⇒「特別の」⇒「急行の、速達の」の形容詞に発展した。動詞は「を表現する」の日本語が対応。名詞形は「expression」。

「favorable」は「好意的な」の意の形容詞。名詞・動詞形は「favor」。

「in high spirit」は「高い精神状態で」⇒「高揚した気持ちで、興奮して」の意。

「make for」は、ここでは「に役立つ」の意で使われています。

「水曜の夜、鳩山首相は行政刷新会議の努力について好意的な見方を表し、『みんな興奮しているように見えた。彼らの努力がよいスタートに役立ったと信じる』と発言した」。

Budget screenings begin(16)

However, it is unclear how close the unit will be able to approach its goal because ministries have expressed dissatisfaction with the unit’s moves to trim the ¥95 trillion in fiscal 2010 budget requests.

「unclear」は「はっきりしない、明らかでない、あいまいな」の意の形容詞。

「close」は「近い、接近した」の意の形容詞と「すぐ近くに」の意の副詞としての使い方があります。ここでは後者。

「approach」は「・・・に近づく」の意の他動詞です。

「express」は「表に押し出す」が基本的なイメージ。ここから「表だった」⇒「特別の」⇒「急行の、速達の」の形容詞に発展しました。動詞は「を表現する」の日本語が対応。名詞形は「expression」。

「dissatisfaction」は「不満足、不満」の意。

「trim」は「を刈り込む」「切り詰める」の意の動詞。

「しかし、行政刷新会議がその目標にどの位近く近づくことができるかはっきりしない、というのも、省たちは2010会計年度において95兆円を切り詰める刷新会議の動きに不満を既に表明しているからである」。

Budget screenings begin(15)

Based on conclusions offered by the unit’s working groups, Hatoyama and 10 other members of the unit will hand down final decisions over the fate of each examined project.

「offered by the unit’s working groups」は「conclusions」を修飾。日本語では「(行政刷新会議のワーキング・グループによって提案された)結論」の語順ですが、英語では「結論(行政刷新会議のワーキング・グループによって提案された)」となります。

「hand down」は「お下がりになる」「を正式に発表する」「を言い渡す」等の意になる成句です。

「over」は「・・・を覆って」のイメージの前置詞で使われています。

「fate」は「運命」「最終結果」の意。

「行政刷新会議のワーキング・グループによって提案された結論に基づき、鳩山首相と10人の他の行政刷新会議のメンバーは、それぞれの検討されたプロジェクトの運命(の上)に最終決定を(間違いなく)言い渡すであろう」。

小学校英語の必須化に備える予算化廃止

今注目を浴びている「仕分け」作業の1つで、小学校英語の必須化に備える「英語教育改革総合プラン」について、行政刷新会議は廃止を求めた。

この仕分けを巡って、全国小学校長会は「各校に大きな痛手となり、教育格差につながりかねない」と批判した意見書を文部科学省に提出した。

全国小学校長会は意見書で「プランが廃止されれば(英語が必須となる)2011年度の新学習指導要領の完全実施すら危うい」と主張。仕分け人のコメントについても「廃止に持ち込むための詭弁(きべん)と言うしかない」と疑問を呈している(11月25日日経夕刊より)。

ネットで仕分け人のコメントを読んでみた。

著者は、社会人相手ではあるが二十数年英語を教えてきた現場感覚からして、仕分け人のコメントはよく勉強をしており極めて的を射たものと感じた。全国小学校長会の「廃止に持ち込むための詭弁(きべん)と言うしかない」というコメントこそ詭弁と言うしかないと感じた。

そもそも小学校英語の必須化は専門的見地からして必要なのか?効果はあるのか?という疑問を真剣に議論したら多分否定的な結論に至るであろう。

そして何より、今の小学校の先生たちが効果のある英語の授業ができる能力があるのか?できる先生もおられるかも知れない。しかしそれは極めて少数であろう。だからこそ全国小学校長会は「お金」でなんとかしようと予算化求めておられるのであろう。

これは議論が逆で、一旦決まったものは何が何でもそれに向かって進んでいかなくてはならないという錯覚に陥っていないか(これではダム建設と同じだ)。全国小学校長会は、この仕分けを逆手に取って、文部科学省に「英語必須化の凍結」を求めるべきだ。スパコン開発の中止とは次元が全く異なる。

蛇足をつけ加える。

予算がつかなかったら何故「教育格差」なのか?全く理解に苦しむ。「格差」というからには何と何を比較しているのかを明示する必要がある。「格差はダメ」という「この紋所が目に入らぬか」的な発想は教育に携わる人たちの発言には相応しくない。

下司の勘ぐりを言えば、小学校英語の必須化で「いい目」をする人々が後ろで動いているのではないか。

Budget screenings begin(14)

The unit plans to examine the necessity for 447 projects in total by the end of this month.

「plan to」は「・・・するつもりである」の意。「plan a trip」は「旅行を計画する」。

「examine」は「を調べる、検査する、検討する」「を診察する」の意の動詞。名詞形は「examination」。

「necessity」は「necessary」の名詞形で「必要なこと、必要性」の意。

「in total」は「全体で、総計で」の意の成句。

「the necessity for 447 projects」は「447事業の必要性」という日本語が対応しますが「the necessity of 447 projects」とは言いません。「necessity」は「447 projects」の一部ではないからです。「ビンのふた」には「of」が使えますが、「ビンのラベル」には「of」は使えません(「on」を使います)。
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