「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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2010年10月

「単語の面白さ(35) lay」

「lay」は「lay - laid - laid」と活用し「・・・を横たえる」の意の他動詞、「lie」は「lie - lay - lain」と活用し「横たわる」の意の自動詞であることをしっかり覚えておくことは受験英語では必須でした。この「lay」のイメージは「しっかりと、平らな状態に置いて、動かさない」です。

「delay」は「de-(強意)+-lay(しっかりと、平らな状態に置いて、動かさない)」=一切そのままにしておく⇒「進展なく遅れる」イメージで「遅らせる」「遅れ」の意。

「relay」は「re-(後ろに)+-lay(しっかりと、平らな状態に置いて、動かさない)」⇒置いて行く、残すイメージで「交代」「中継」の意。陸上競技の「リレー」の意味もあります。この「re-」はラテン語系の言葉に用いられ「反、後、退、離、再、相互」の意を付加します。

「単語の面白さ(34) difficult」

この単語は「difficulty」からの逆成語です。「difficulty」のルーツはラテン語で「dis(expressing “reversal”)」+「facults(expressing “ability, opportunity”)」であるとOxfordには説明してあります。「能力、機会、可能性がない」イメージから「難しさ、困難さ」を意味します。

「faculty」は「機能、才能」「(米では the を伴って)教授陣」の意。

「単語の面白さ(33) ベニヤ板」

「ベニヤ」は実はフランス語を語源にして18世紀にできた「英語」なのです(veneer)。「plywood(合板)」とも言います。「plywood」の「ply」は「層」「重ねる」イメージを持っています。

「apply」は『「・・・に」+「層、重ねる」』イメージで「当てる」「適用する」。

「imply」は『「中に」+「層、重ねる」』イメージで「ほのめかす」。

「reply」は『「後ろに」+「層、重ねる」』イメージで「折りたたんで戻す」⇒「答える」。

「ple」も同じイメージで「sim-(1つ)+-ple(重ね)」で「単純な」。「double」「triple」「multiple(多くの部分からなる)」は皆関連語です。

「単語の面白さ(32) prefer」

「prefer A to B」は「BよりAのほうを好む」のような使い方をされ受験英語の定番です。この単語は「pre-(前に)+-fer(運ぶ)」という構造になっています。今回はこの「-fer(運ぶ)」が使われている単語を見ていきます。

「transfer」は「trans-(越えて、別の場所へ)+-fer(運ぶ)」で「移す、乗り換える」の意。「trans-American」は「アメリカ横断の」の意の形容詞。

「offer」は「of-fer」の構造です。「ob-」には「・・・に向かって(toward)」の意味もありますが、「f」の前では「of-」となります。「・・・に運ぶ」から「提供する」の意で使われます。昔貿易関係に携わった方は「offer」を「オファー」と書かないで「乙波」と書いていました。

「refer」の「re-」はここでは「再」ではなく「後」のイメージです(他に反、退、離、相互のイメージがあります)。結局「情報の拠り所、話題の中心などもとになるものに向かう」イメージとなります。

「suffer」の「suf-」は「sub-」が「f」の前で「suf-」となったものです。「・・・の下で運ぶ」⇒「耐える」イメージ⇒「苦しむ」「我慢する」の意。

「confer」は「一緒に運ぶ」から「相談する」「競技する」の意。「conference」は「会議」。

「differ」は「dif-(分離)+-fer(運ぶ)」⇒「本体から分離して運ぶ」⇒「異なる」「意見が食い違う」の意。

「infer」は「(心の)中へ運ぶ」から「推論する」の意となりました。

「単語の面白さ(31) comfortable」

「comfortable」の意味が「快適な」であることは知っている方が多いと思います。「-able」は「・・・できる」「・・・に適した」「・・・を持った」「・・・を好む」「・・・しがちな」の意味を付与して形容詞を作る接尾語です。

「comfort」の意味には「快適さ」「安楽」「なぐさめ」の名詞以外に「慰める」「なだめる」「ほっとさせる」という意の動詞もあります。サイモンとガーファンクルの「Bridge Over Trouble Water」の中でも使われています。実はこの言葉は当初は “strengthen” “give support” “console” の意味しか持っていませんでしたが、17世紀に入って「快適さ」「安楽」の意味でも使われるようになった経緯があります。

「comfort」は「com-(強意)+-fort(強い)」の構造を持っています。

「fort」は「強い」イメージから「要塞」。音楽でも「フォルテ」という言葉が使われますが、これはイタリア語で「強く」の意。

「effort」は「外に強い力」=「外に力を出す」⇒「努力」。

「fortify」は「・・・を要塞化する」「強化する」の意。
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