英語でコミュニケーションするということは、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合う」ことを意味します。
引き続き「頭の中の絵(イメージ)」「英語の単語」「英語の語順」を中心に解説していきます。
見出し:Shanghai subway collision injures 260
第1段落:A collision between two subway trains in Shanghai has left at least 260 people injured, subway and city officials said Tuesday.
(The Daily Yomiuri : Wednesday, September 28, 2011)
見出し:
[英語の単語]
collision:衝突
injure:を怪我させる
「上海の地下鉄の衝突が260人を怪我させた」(見出しの動詞の現在形は過去を表します)
第1段落:
[英語の語順]
英語では、基本的には最初の言葉から動詞までが主語で(ここではA collision between two subway trains in Shanghai)、日本語の「が」「は」が対応します。毎回申し上げている通り、この『「が」「は」』を意識することが大切です。英語は、日本語のような助詞(「が」「は」「に」「を」等)がないので、その代わりに語順で言葉に意味を持たせます。主語の中に前置詞が2つあり、それぞれ情報を追加しています。
A collision:「1つの衝突が」
between two subway trains:「(その衝突は)2つの地下鉄間のもの」
in Shanghai:「(その2つの地下鉄は)上海の中にある」
動詞は「has left」。動詞の後に前置詞がなければ、その語句は動詞の目的語で日本語の「を」「に」が対応します。「残した(そしてその後遺症が続いている)」
at least 260 people:「少なくとも260人の人々を」
injured:「怪我させられた状態で」
, subway and city officials said Tuesday:「地下鉄と市の高官が言った、火曜日に」
以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。
上海では、多くの日本人の方が働いておられますが、巻き込まれなかったでしょうか。
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合う」ことを意味します。
引き続き「頭の中の絵(イメージ)」「英語の単語」「英語の語順」を中心に解説していきます。
見出し:Shanghai subway collision injures 260
第1段落:A collision between two subway trains in Shanghai has left at least 260 people injured, subway and city officials said Tuesday.
(The Daily Yomiuri : Wednesday, September 28, 2011)
見出し:
[英語の単語]
collision:衝突
injure:を怪我させる
「上海の地下鉄の衝突が260人を怪我させた」(見出しの動詞の現在形は過去を表します)
第1段落:
[英語の語順]
英語では、基本的には最初の言葉から動詞までが主語で(ここではA collision between two subway trains in Shanghai)、日本語の「が」「は」が対応します。毎回申し上げている通り、この『「が」「は」』を意識することが大切です。英語は、日本語のような助詞(「が」「は」「に」「を」等)がないので、その代わりに語順で言葉に意味を持たせます。主語の中に前置詞が2つあり、それぞれ情報を追加しています。
A collision:「1つの衝突が」
between two subway trains:「(その衝突は)2つの地下鉄間のもの」
in Shanghai:「(その2つの地下鉄は)上海の中にある」
動詞は「has left」。動詞の後に前置詞がなければ、その語句は動詞の目的語で日本語の「を」「に」が対応します。「残した(そしてその後遺症が続いている)」
at least 260 people:「少なくとも260人の人々を」
injured:「怪我させられた状態で」
, subway and city officials said Tuesday:「地下鉄と市の高官が言った、火曜日に」
以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。
上海では、多くの日本人の方が働いておられますが、巻き込まれなかったでしょうか。