「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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2011年10月

英字新聞の「見出し+第1段落」(87。「seek」「repay」「remember」「provide」「disaster-struck」「dispatch」「personnel」)

英語でコミュニケーションするということは、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合う」ことを意味します。

引き続き「頭の中の絵(イメージ)」「英語の単語」「英語の語順」を中心として解説します。今回の題材は、トルコの大地震を受けて日本のNPOが医療スタッフを派遣することについてです。

見出し:Japan seeks to repay Turkey
Okayama-based NGO sending medical staff to quake-struck area
第1段落:Remembering the support provided by the Turkish government and people after the Great East Japan Earthquake, many people in the disaster-struck Tohoku region are deeply concerned about the magnitude-7.2 earthquake in eastern Turkey, and a Japan-based nongovernmental organization has decided to dispatch medical personnel to the country.
(The Daily Yomiuri: Friday, October 25, 2011)


見出し:
[英語の単語]
seek:を捜し求める、・・・しようと努める
repay:を払い戻す、に報いる、に恩返しをする、に報復する
quake-struck:地震に襲われた

「日本はトルコに恩返しをしようと努めた」(見出しの現在形は過去を表します)
「岡山をベースにしたNPOが医療スタッフを地震に襲われた地域に送ろうとしている」

第1段落:
[英語の単語]
remember:を覚えている、を思い出す
provide:を提供する
disaster-struck:震災に襲われた
dispatch:を派遣する
personnel:職員、人事課(部)。見出しにstaffを使ったので繰り返しを避けるために別の言葉が使われています。

[英語の語順]
Remembering the support provided by the Turkish government and people after the Great East Japan Earthquake,:いきなり「Remembering」で始まっていますので、この「Remembering」が現在分詞(その場合は挿入句)なのか、動名詞なのか(その場合は名詞句として主語になる)は読んでいかないと分かりません。読んでいくと動詞がないまま、カンマが出てきますので現在分詞だということが分かります。現在分詞は動詞が使われていますので、動詞の性格を持っていて、目的語を取ることが出来ます。

Remembering the support:「応援を覚えていて」

provided by the Turkish government and people:「トルコの政府とトルコの人々によって提供された」(直前のsupportを修飾。英語では、原則として、後の言葉は前の言葉を修飾すると思って下さい。この原則は英文のどこにでも適用されますので、この感覚に慣れることが非常に大切です)

after the Great East Japan Earthquake,:「東日本大震災の後で」(provided by the Turkish government and peopleを修飾)

many people in the disaster-struck Tohoku region are deeply concerned about the magnitude-7.2 earthquake in eastern Turkey, and a Japan-based nongovernmental organization has decided to dispatch medical personnel to the country.:ここからが本来の文です。英語の文では基本的には最初の言葉から動詞までが主語です(ここではmany people in the disaster-struck Tohoku region)。そして日本語の「が」「は」が対応します。これは、毎度申し上げているように、英語には日本語の「が」「は」「を」「に」等の助詞に当たる言葉がないので、「語順」にその働きをさせるからです。「震災に見舞われた東北地方の多くの人々が・は」。

次の「are (deeply) concerned」が動詞。「非常に心配している」。

次に「about」と「前置詞」が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが接続詞で始まることもあります。「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。

about the magnitude-7.2 earthquake:「マグニチュード7.2の地震について」

in eastern Turkey:「トルコ東部での」(直前のmagnitude-7.2 earthquakeを修飾。英語では、原則として、後の言葉は前の言葉を修飾すると思って下さい。この原則は英文のどこにでも適用されます。これは、日本語では「トルコ東部でのマグニチュード7.2の地震」のように「地震」の前に、いくつもの修飾語を持って来られますが、英語では原則として「限定詞1語(ここではthe)+形容詞1語(ここではmagnitude-7.2)」しか持ってくることができないからです。)

, and a Japan-based nongovernmental organization has decided to dispatch medical personnel to the country:ここから又新しい文です。

and a Japan-based nongovernmental organization:「そして、日本をベースにしたNPOが」

has decided:「決定した」

to dispatch medical personnel:「医療スタッフを派遣することを」

to the country:「その国に=トルコに」

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)口をつぐんでしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。もし、日本語が浮かんできたら、焦らずに、その日本語を英語に直すのではなく、一旦日本語から「絵イメージ)」にしてから、その「絵イメージ)」を英語で表現するように努めてください。

英字新聞の「見出し+第1段落」(86。「eye」「progress」「strategy」「sovereign debt」「near」「recapitalization」「leverage」「leverage」「contagion」)

英語でコミュニケーションするということは、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合う」ことを意味します。

引き続き「頭の中の絵(イメージ)」「英語の単語」「英語の語順」を中心として解説します。今回の題材は、ユーロ圏の金融不安についてです。

見出し:Euro leaders eye stronger rescue fund
第1段落:European leaders made some progress toward a strategy to fight the eurozone’s sovereign debt crisis Sunday, nearing agreement on bank recapitalization and on how to leverage their rescue fund to try to stop bond market contagion
(The Daily Yomiuri: Friday, October 25, 2011)


見出し:
[英語の単語]
eye:動詞では「をじろじろ(注意深く)見る」「を視野に入れる」「を目論む」の意。どれも「目」のイメージを引きずっています。

「ヨーロッパの指導者たちは、より強い救援基金を目論んだ」(見出しの現在形は過去を表します)

第1段落:
[英語の単語]
progress:進行、前進、進歩、発達
strategy:兵法、計画、方針
sovereign debt:君主の債務→公的債務
near:動詞では「(に)近づく」
recapitalization:資本再構成
leverage:「てこ」「・・・にてこを使う」「・・・に影響を与える」
contagion:接触感染、伝染、影響

[英語の語順]
英語では基本的には最初の言葉から動詞までが主語です(ここではEuropean leaders)。そして日本語の「が」「は」が対応します。これは、毎度申し上げているように、英語には日本語の「が」「は」「を」「に」等の助詞に当たる言葉がないので、「語順」にその働きをさせるからです。「ヨーロッパの指導者たちが・は」。

次の「made」が動詞。「作った」。動詞の次に前置詞が来ない場合は、その語句は動詞の目的語で日本語の「を」「に」が対応します。「いくらかの前進を作った」⇒「前進した」。

次に「toward」と「前置詞」が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが接続詞で始まることもあります。「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。

toward a strategy :「計画に向かって」

to fight the eurozone’s sovereign debt crisis:「ユーロ圏の公的債務の危機と闘う」(直前のstrategyを修飾。英語では、原則として、後の言葉は前の言葉を修飾すると思って下さい。この原則は英文のどこにでも適用されます。これは、日本語では「ユーロ圏の公的債務の危機と闘う計画」のように「計画」の前に、いくつもの修飾語を持って来られますが、英語では原則として「限定詞1語+形容詞1語」しか持ってくることができないからです。)

Sunday:on Sunday と考えて下さい。「日曜日に」

, nearing agreement on bank recapitalization and on how to leverage their rescue fund to try to stop bond market contagion:カンマ+現在分詞で新しい文です。

nearing agreement:「合意に近づいた」

on bank recapitalization:「銀行の資本再構成に関する」(直前のagreementを修飾)

and on how to leverage their rescue fund:「そして、どうやって救援基金に影響を与えるかについての」(直前のagreementを修飾)

to try to stop bond market contagion:「債権市場の接触感染を止めるのを試みるために」。ここでは不定詞の副詞的用法。

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)口をつぐんでしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。もし、日本語が浮かんできたら、焦らずに、その日本語を英語に直すのではなく、一旦日本語から「絵イメージ)」にしてから、その「絵イメージ)」を英語で表現するように努めてください。

英字新聞の「見出し+第1段落」(85。「quake」「sift」「rubble」「flattened」「multistory」「dozens」「trap」)

英語でコミュニケーションするということは、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合う」ことを意味します。

引き続き「頭の中の絵(イメージ)」「英語の単語」「英語の語順」を中心として解説します。今回の題材は、トルコの大地震についてです。

見出し:M-7.2 quake in Turkey kills over 200
第1段落:Rescue teams on Monday sifted through hills of rubble from flattened multistory buildings as they tried to reach dozens of people believed trapped after a magnitude-7.2 earthquake struck eastern Turkey, killing at least 239 people.
(The Daily Yomiuri: Friday, October 25, 2011)


見出し:
[英語の単語]
quake:earthquake(地震)の意で使われています。「震える」「震え」の意もあります。

「トルコのマグニチュード7.2の地震が200人以上を殺した」(見出しの現在形は過去を表します)

第1段落:
[英語の単語]
sift:自動詞では「ふるう、厳密にしらべる」
rubble:瓦礫(不可算名詞)
flattened:平たくおしつぶされた
multistory:高層の
dozens :沢山
trap:閉じ込める
struck:strike – struck – struck。ここでは「(突然)襲う」の意

[英語の語順]
英語では基本的には最初の言葉から動詞までが主語です(ここではRescue teams [on Monday]。[on Monday] は副詞句ですから、文法上はbuildingsの後に置いても構いませんが、新聞では頻繁に主語の直後に置かれるようです)。そして日本語の「が」「は」が対応します。これは、毎度申し上げているように、英語には日本語の「が」「は」「を」「に」等の助詞に当たる言葉がないので、「語順」にその働きをさせるからです。「救助チームが、(月曜日に)」。

次の「sifted」が動詞。「念入りに調べた」。

次に「through」と「前置詞」が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが接続詞で始まることもあります。「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。

through hills of rubble :「瓦礫の山のあちこちを」。「through」には「を通り抜けて」「のあちこちを」「の初めから終わりまで」「(手段)によって」「(原因)のために」「(日時)from A through B の形で、AからBまで(日時)」等の日本語が対応します。何れも「を通り抜けて」のイメージが根底にあります。

from flattened multistory buildings:「ひらたく押しつぶされた高層ビルからの」(rubbleを修飾。英語では、原則として、後の言葉は前の言葉を修飾すると思って下さい。この原則は英文のどこにでも適用されます。これは、日本語では上記のように「高層ビル」の前に、いくつもの修飾語を持って来られますが、英語では原則として「限定詞1語+1形容詞」しか持ってくることができないからです。)

as they tried to reach dozens of people believed trapped after a magnitude-7.2 earthquake struck eastern Turkey, killing at least 239 people.:asはここでは「同時性」を表す接続詞として使われています。「as」の前後の事象が同時に起ったことを伝えるものです。対応する日本語は文脈によります。

they tried to reach dozens of people:「彼らは沢山の人々に行きつこうと努力した」

believed trapped:believed [to be] trapped。「閉じ込められていると思われている」(直前のpeopleを修飾)

after a magnitude-7.2 earthquake struck eastern Turkey:「マグニチュード7.2の地震がトルコ東部を襲った後で」

, killing at least 239 people:killing(現在分詞)の意味上の主語は「そのマグニチュード7.2の地震」。「そのマグニチュード7.2の地震は少なくとも239人を殺した」

以上をどのような日本語に置き直すかは、毎度申し上げている通り、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。もし、日本語が浮かんできたら、焦らずに、その日本語を英語に直すのではなく、一旦「絵イメージ)」にしてから、その「絵イメージ)」を英語で表現するように努めてください。

英字新聞の「見出し+第1段落」(84。「struggle」「fierce」「competition」「substantially」「scale down」「likely」「reshape」「traditionally」「dominate」)

英語でコミュニケーションするということは、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合う」ことを意味します。

引き続き「頭の中の絵(イメージ)」「英語の単語」「英語の語順」を中心として解説します。今回の題材は、日本のテレビメーカーの苦戦についてです。

見出し:Japan’s TV makers struggling
High yen and fierce competition changing global market
第1段落:Panasonic Corp’s plan to substantially scale down its television business is likely to have an impact on the business strategies of domestic rivals and reshape a global market where Japanese makers have traditionally dominated.
(The Daily Yomiuri: Friday, October 21, 2011)


見出し:
[英語の単語]
struggle:あがく、もがく
fierce:獰猛な、激しい、強烈な
competition:競合

「日本のテレビメーカーがもがいている」
「円高と激しい競合が世界のマーケットを変えつつある」

第1段落:
[英語の単語]
substantially:実質的に、十分に、相当に
scale down:規模を小さくする
likely:・・・しそうである(形容詞)
reshape:を作りかえる
traditionally:伝統的に
dominate:支配する、優位を占める

[英語の語順]
英語では基本的には最初の言葉から動詞までが主語です(ここではPanasonic Corp’s plan to substantially scale down its television business)。そして日本語の「が」「は」が対応します。これは、毎度申し上げているように、英語には日本語の「が」「は」「を」「に」等の助詞に当たる言葉がないので、「語順」にその働きをさせるからです。「パナソニックのプランが・は、それは同社のテレビビジネスを相当規模縮小するというものだが、」。

次の「is likely to have」が実質的な動詞。「持ちそうである」。動詞の後に前置詞がなければ、その語句は動詞の目的語になり、日本語の「を」「に」が対応します。

an impact:「インパクトを」

次に「on」と「前置詞」が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが接続詞で始まることもあります。「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。

on the business strategies of domestic rivals:「国内のライバルたちのビジネス戦略に関しての」(impactを修飾。英語では、原則として、後の言葉は前の言葉を修飾すると思って下さい。この原則は英文のどこにでも適用されます)

and reshape a global market where Japanese makers have traditionally dominated.:新しい文です。主語は、その前の文の主語と同一(2つの文がandでつながれる場合で、主語が同一の場合には、後の文の主語は省かれます)。

and reshape a global market:「そして、パナソニックのプランが・は世界のマーケットを作り変えそうである」

where Japanese makers have traditionally dominated:whereは関係副詞。「そこでは(→世界のマーケットでは)、日本のメーカーたちが伝統的に優位を占めてきた」

以上をどのような日本語に置き直すかは、毎度申し上げている通り、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。もし、日本語が浮かんできたら、焦らずに、その日本語を英語に直すのではなく、一旦「絵イメージ)」にしてから、その「絵イメージ)」を英語で表現するように努めてください。

英字新聞の「見出し+第1段落」(83。「nuclear」「hit」「setback」「stumble」「badly」「reported」「beset」「poorly」「shortage」「woe」「sanction」「exert」「mounting」「toll」)

英語でコミュニケーションするということは、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合う」ことを意味します。

引き続き「頭の中の絵(イメージ)」「英語の単語」「英語の語順」を中心として解説します。今回の題材は、イランの核プログラムについてです。

見出し:Iran’s nuclear program hit by new setbacks, experts say
第1段落:Iran’s nuclear program, which stumbled badly after a reported cyberattack last year, appears beset by poorly performing equipment, shortages of parts and other woes as global sanctions exert a mounting toll, Western diplomats and nuclear experts say.
(The Washington Post: Friday, October 21, 2011)


見出し:
[英語の単語]
nuclear:核の、核兵器
hit:を打つ、に打撃を与える
setback:つまずき、後退

「イランの核プログラムが新たなつまずきたちによって打撃を与えられている、と専門家たちが言った」

第1段落:
[英語の単語]
stumble:つまずく
badly:ひどく
reported:伝えられる(形容詞)
beset:を包囲する
poorly:貧しく、不十分に
shortage:不足
woe:悲哀、苦痛の種、災難
sanction:認可、是認、制裁、処罰
exert:を使う、を及ぼす
mounting:ますます増える(形容詞)
toll:通行料、被害、犠牲

[英語の語順]
英語では基本的には最初の言葉から動詞までが主語です(ここではIran’s nuclear program)。そして日本語の「が」「は」が対応します。これは、毎度申し上げているように、英語には日本語の「が」「は」「を」「に」等の助詞に当たる言葉がないので、「語順」にその働きをさせるからです。「イランの核プログラムが・は」。

, which stumbled badly after a reported cyberattack last year,:挿入句です。「そのイランの核プログラムはひどくつまずいた、伝えられる昨年のサイバー攻撃の後で」

次の「appears」が動詞。besetは補語。「包囲されているように見える」

by poorly performing equipment, shortages of parts and other woes:「うまく稼働していない装置、部品の不足、そして他の災難たちによって」

as global sanctions exert a mounting toll,:asはここでは同時性を表しています。「グローバルな制裁がますます増える犠牲を及ぼすにつれて」

, Western diplomats and nuclear experts say:「と、西側の外交官たちと専門家たちは言っている」

以上をどのような日本語に置き直すかは、毎度申し上げている通り、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。もし、日本語が浮かんできたら、焦らずに、その日本語を英語に直すのではなく、一旦「絵イメージ)」にしてから、その「絵イメージ)」を英語で表現するように努めてください。
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