「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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2011年11月

英字新聞の「見出し+第1段落」(113。「cite」「ensure」「personnel」)

英語でコミュニケーションするということは、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合う」ことを意味します。

引き続き「頭の中の絵(イメージ)」「英語の単語」「英語の語順」を中心として解説します。話題は、自衛隊の南スーダンへの派遣についてです。

見出し:SDF seeks U.S. intel on S. Sudan
Sources cite request for boarder security in troubled areas to be shared
第1段落:The government is in talks with the United States and seeking intelligence on South Sudan to ensure the safety of ground Self-Defense Force personnel to be sent there on a U.N. peace-keeping mission in January, it has been learned.
(The Daily Yomiuri: Monday, November 28, 2011)


見出し:
[英語の単語]
SDF:Self-Defense Force。 「自衛隊」。
intel:intelligence。 ここでは「情報」の意。
cite:を引用する、を引き合いに出す、を列挙する

「自衛隊が南スーダンについての米の情報を求めた」
「情報筋が、紛争地帯における国境の安全は分かち合われるべきとの要求を引き合いに出した」(「for boarder security in troubled areas」は所謂「不定詞句to be shared」の意味上の主語)

第1段落:
[英語の単語]
ensure:を確実にする
personnel:職員

[英語の語順]
英語では、基本的には最初の言葉から動詞までが主語です(ここでは「The government」)。そして日本語の「が」「は」が対応します。そして次の「in talks with the United states and seeking intelligence」が所謂「述語」です。ここまでで「政府は話し合いの中にある、米国との、そして情報を求めている」のイメージになります。

次に「on」と「前置詞」が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが接続詞で始まることもあります。「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。

on South Sudan:「南スーダンに関する」(直前のintelligenceを修飾)

to ensure the safety of ground Self-Defense Force personnel:「陸上自衛隊職員の安全を確実にするために」

to be sent there:「そこに送られる」(直前のground Self-Defense Force personnelを修飾)

on a U.N. peace-keeping mission :「国連の平和維持使節団に乗って」のイメージ。

in January:「1月に」

, it has been learned. :「そのことが分かった」

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。

英字新聞の「見出し+第1段落」(112。「lacking」「evacuee」「scarce」「housing unit」「facility」「available」「complex」)

英語でコミュニケーションするということは、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合う」ことを意味します。

引き続き「頭の中の絵(イメージ)」「英語の単語」「英語の語順」を中心として解説します。話題は、東日本大震災の結果避難所生活を送らざる得ない人々がおられますが、その避難所の近くに消防に使う水が足りないことについてです。

見出し:Water to fight fires lacking for evacuees
Tanks, pumps scarce near housing units
第1段落:Facilities for storing and pumping water for firefighting are not available at 211 temporary housing complexes in Iwate, Miyagi and Fukushima prefectures, a survey by The Yomiuri Shimbun shows.
(The Daily Yomiuri: Monday, November 28, 2011)


見出し:
[英語の単語]
lacking:足りない、欠けている(形容詞)
evacuee:避難者、疎開した人
scarce:乏しい、不十分な
housing unit:住宅の集まり

「消火のための水が足りない、避難者たちにとって」
「タンク、ポンプが不十分、避難所の近くで」

第1段落:
[英語の単語]
facility:設備
available:利用できる
complex:複合体、総合ビル。housing complexで「住宅団地」の意。

[英語の語順]
英語では、基本的には最初の言葉から動詞までが主語です(ここでは「Facilities for storing and pumping water for firefighting」)。そして日本語の「が」「は」が対応します。そして次の「are not available」が「動詞+補語」です。ここまでで「消火のために水を貯蔵し、組み上げる設備が利用できない」のイメージになります。

次に「at」と「前置詞」が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが接続詞で始まることもあります。「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。

at 211 temporary housing complexes:「211の仮の住宅団地で」

in Iwate, Miyagi and Fukushima prefectures:「岩手、宮城、そして福島県の中の」(直前のtemporary housing complexesを修飾)

, a survey by The Yomiuri Shimbun shows. :「と、読売新聞による調査が明らかにしている」(英語の構造は「1つの調査が」「(それは)読売新聞による→名詞の後ろの語句は通例その名詞を修飾」「明らかにしている」)

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。

英字新聞の「見出し+第1段落」(111。「flare」「aircraft」「post」「supreme」「unprovoked」「aggression」「flash point」)

英語でコミュニケーションするということは、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合う」ことを意味します。

引き続き「頭の中の絵(イメージ)」「英語の単語」「英語の語順」を中心として解説します。話題は、米―パキスタン間の突発的な緊張についてです。

見出し:Tensions Flare Between U.S. and Pakistan After Strike
第1段落:Pakistani officials said on Saturday that NATO aircraft had killed at least 25 soldiers in strikes against two military posts at the northwestern border with Afghanistan, and the country’s supreme army commander called them unprovoked acts of aggression in a new flash point between the United States and Pakistan.
(The New York Times 電子版: Saturday, November 26, 2011)


見出し:
[英語の単語]
flare:ゆらめく、ぱっと燃え上がる、突発する

「緊張が突発した、米とパキスタンの間で、攻撃の後で」(新聞の見出しの現在形は過去を表します)

第1段落:
[英語の単語]
aircraft :航空機
post:ここでは「基地、駐屯地」
supreme:最高の
unprovoked:挑発によるものではない(形容詞)
aggression:攻撃、侵害
flash point:引火点

[英語の語順]
英語では、基本的には最初の言葉から動詞までが主語です。そして日本語の「が」「は」が対応します。次が動詞です。そして、ここでは「on Saturday(土曜日に)」の副詞句を挟んで、「that NATO aircraft had killed at least 25 soldiers in strikes against two military posts at the northwestern border with Afghanistan」が動詞の目的語です。「パキシタンの高官達が土曜日に次のように言った」

that NATO aircraft had killed at least 25 soldiers in strikes against two military posts at the northwestern border with Afghanistan:

NATO aircraft had killed at least 25 soldiers:「NATOの航空機が少なくとも25人の兵士を殺した」(参考までに、この航空機は無人飛行機です)

次に「in」と「前置詞」が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが接続詞で始まることもあります。「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。

in strikes:「攻撃の中で」(直前のat least 25 soldiersを修飾)

against two military posts:「2つの軍の基地に対しての」(直前のstrikesを修飾)

at the northwestern border:「北西の境界にある」(直前のtwo military postsを修飾)

with Afghanistan:「アフガニスタンとの」(直前のnorthwestern borderを修飾)

and the country’s supreme army commander called them unprovoked acts of aggression in a new flash point between the United States and Pakistan. :新しい文です。

the country’s supreme army commander called them unprovoked acts of aggression:「パキスタンの最高の陸軍の司令官は、その攻撃を挑発によるものではない攻撃と見なした」

in a new flash point:「新しい引火点の中での」(直前のunprovoked acts of aggressionを修飾)

between the United States and Pakistan:「米国とパキスタンとの間の」(直前のnew flash pointを修飾)

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。

英字新聞の「見出し+第1段落」(110。「uncertainty」「stock」「trade」「soar」「junk」)

英語でコミュニケーションするということは、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合う」ことを意味します。

引き続き「頭の中の絵(イメージ)」「英語の単語」「英語の語順」を中心に解説していきます。今回の題材は、世界株安問題に関する情報です。

見出し:Uncertainty on Wall Street, but Stocks Rise in Europe
第1段落:Wall Street traded uncertainly Friday in light trading, while European stocks pushed ahead, after Italy’s borrowing costs soared and Hungary’s credit rating was cut to junk by Moody’s Investors Service.
(The New York Times 電子版: Friday, November 25, 2011)


見出し:
[英語の単語]
uncertainty:不確かさ、変わりやすさ
stock:在庫品、貯蔵、株

「ウオールストリートでは不確かさ、しかし欧州では株が値上がりした」(新聞の見出しの現在形は過去を表します)

第1段落:
[英語の単語]
trade:商う、売買する
soar:舞い上がる、急騰する
junk:ここでは「ジャンクボンド(格付けの低いハイリスク・ハイリターンの債権)」の意。

[英語の語順]
通例最初の言葉から動詞までが主語で、日本語の「が」「は」が対応します。英語には日本語の助詞(「は」「が」「を」「に」等)にあたるものがないので、語順にこの役割をさせます。次が動詞です。「ウオールストリートは商いをした」。次の “uncertainly” “Friday” は両方とも副詞(扱い)で「変わりやすく、金曜日に」の意を付加しています。

次に「in」という前置詞が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが接続詞で始まることもあります。「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」等までが一塊の情報となります。そして「前置詞はofを除いて前置詞の後の語句を支配している(前置詞の後の語句にしか関係がない)」ことも再認識しておきましょう。

in light trading :「薄い商いの中で」(前のtradedを修飾)

, while European stocks pushed ahead,:「一方、欧州の株たちは前へ押した(値上がりした)」

after Italy’s borrowing costs soared and Hungary’s credit rating was cut to junk by Moody’s Investors Service:「イタリアの借入レートが急騰し、ハンガリーの信用評価がムーデイ社によってジャンク債に切り下げられた後で」

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいと考えて下さい(というより、それでイメージがきちんと浮かんで来るように練習する必要があります)。日本語と英語では、上記でもお分かりの通り、語順が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、直接、自分が使える語彙を使うと旨く行きます。

原発批判記事を書いて左遷された

文芸春秋12月号では特集で「真相開封35」を組んでいる。興味のあるものから順に読んでいるが、原発批判記事を書いて、朝日新聞に左遷された記者の告発記事が載っている。

筆者が興味深いのは、左遷の妥当性云々ではなく、39年前に「原発のカラ焚き」の危険性が指摘されていたにも拘わらず、マスコミの中でも一番「左寄り」な朝日新聞が「原発は国益」との観点から、「原発のカラ焚きの危険性」から目を背けてしまっていたことだ。

以下この告発記事からの引用:
『私が、軽水炉のカラ焚きのリスクを発端として浮上した一連の問題点について、(中略)、何らかの形で新聞の紙面に掲載すべきだと唱えたとき、上司、デスクとの間で次のようなやりとりがあった。「重大事故は仮想の問題でなく、現実の問題として備えなければならない段階にきた。原発のリスクの現状を紙面で伝えるべきだ」「いや、技術開発の途上でリスクを過当にあげつらうことは、国の開発計画に水をさすことで、国益に反する」「健全な原子力開発を進めるためには、リスク評価をきちんとすべきだ」「いや、国益の観点から、政府の原子力政策を支持するというのがわが社の編集方針だ」』

最後の発話は、論理としては「リスク評価をきちんとすると、国の開発計画に水をさすことになり、国益に反する。故に、国益の観点から、政府の原子力政策を(リスク評価をきちんとすることなく)支持するというのがわが社の編集方針だ」となろう。この論議をもし国民一人一人が聞いたら、どのように反応するであろうか。

「お国のために」がスローガンだった第二次世界大戦中のマスコミ対応とダブってしまう。民主主義では国民一人一人が国の運営に責任を持つが、その判断材料は主としてマスコミに頼らざるを得ないのが現実だ。その意味でマスコミの役割と責任は極めて大きい。
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