英語でコミュニケーションするということは、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合う」ことを意味します。
引き続き「頭の中の絵(イメージ)」「英語の単語」「英語の語順」を中心として解説します。話題は、自衛隊の南スーダンへの派遣についてです。
見出し:SDF seeks U.S. intel on S. Sudan
Sources cite request for boarder security in troubled areas to be shared
第1段落:The government is in talks with the United States and seeking intelligence on South Sudan to ensure the safety of ground Self-Defense Force personnel to be sent there on a U.N. peace-keeping mission in January, it has been learned.
(The Daily Yomiuri: Monday, November 28, 2011)
見出し:
[英語の単語]
SDF:Self-Defense Force。 「自衛隊」。
intel:intelligence。 ここでは「情報」の意。
cite:を引用する、を引き合いに出す、を列挙する
「自衛隊が南スーダンについての米の情報を求めた」
「情報筋が、紛争地帯における国境の安全は分かち合われるべきとの要求を引き合いに出した」(「for boarder security in troubled areas」は所謂「不定詞句to be shared」の意味上の主語)
第1段落:
[英語の単語]
ensure:を確実にする
personnel:職員
[英語の語順]
英語では、基本的には最初の言葉から動詞までが主語です(ここでは「The government」)。そして日本語の「が」「は」が対応します。そして次の「in talks with the United states and seeking intelligence」が所謂「述語」です。ここまでで「政府は話し合いの中にある、米国との、そして情報を求めている」のイメージになります。
次に「on」と「前置詞」が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが接続詞で始まることもあります。「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。
on South Sudan:「南スーダンに関する」(直前のintelligenceを修飾)
to ensure the safety of ground Self-Defense Force personnel:「陸上自衛隊職員の安全を確実にするために」
to be sent there:「そこに送られる」(直前のground Self-Defense Force personnelを修飾)
on a U.N. peace-keeping mission :「国連の平和維持使節団に乗って」のイメージ。
in January:「1月に」
, it has been learned. :「そのことが分かった」
以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合う」ことを意味します。
引き続き「頭の中の絵(イメージ)」「英語の単語」「英語の語順」を中心として解説します。話題は、自衛隊の南スーダンへの派遣についてです。
見出し:SDF seeks U.S. intel on S. Sudan
Sources cite request for boarder security in troubled areas to be shared
第1段落:The government is in talks with the United States and seeking intelligence on South Sudan to ensure the safety of ground Self-Defense Force personnel to be sent there on a U.N. peace-keeping mission in January, it has been learned.
(The Daily Yomiuri: Monday, November 28, 2011)
見出し:
[英語の単語]
SDF:Self-Defense Force。 「自衛隊」。
intel:intelligence。 ここでは「情報」の意。
cite:を引用する、を引き合いに出す、を列挙する
「自衛隊が南スーダンについての米の情報を求めた」
「情報筋が、紛争地帯における国境の安全は分かち合われるべきとの要求を引き合いに出した」(「for boarder security in troubled areas」は所謂「不定詞句to be shared」の意味上の主語)
第1段落:
[英語の単語]
ensure:を確実にする
personnel:職員
[英語の語順]
英語では、基本的には最初の言葉から動詞までが主語です(ここでは「The government」)。そして日本語の「が」「は」が対応します。そして次の「in talks with the United states and seeking intelligence」が所謂「述語」です。ここまでで「政府は話し合いの中にある、米国との、そして情報を求めている」のイメージになります。
次に「on」と「前置詞」が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが接続詞で始まることもあります。「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。
on South Sudan:「南スーダンに関する」(直前のintelligenceを修飾)
to ensure the safety of ground Self-Defense Force personnel:「陸上自衛隊職員の安全を確実にするために」
to be sent there:「そこに送られる」(直前のground Self-Defense Force personnelを修飾)
on a U.N. peace-keeping mission :「国連の平和維持使節団に乗って」のイメージ。
in January:「1月に」
, it has been learned. :「そのことが分かった」
以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。