英語の表現の基本形(語順)は「SVO」と「SVC」です。しゃべる時に「V」が使いこなせれば通じる確率は極めて高くなります。しかも日常の会話では基本的な動詞が使いこなせれば、ある意味で大丈夫だとも言えます。この基本的な動詞に前置詞・副詞を組み合わせれば、表現はほとんど無限に広がっていきます。そこで,昔このブログに載せたものを短くアレンジし直してご紹介します。
「seem の基本的な意味」
「be」が「断定」するのに対して「・・・のように思われる」の意で、断定を避け、話し手の主観的な印象・判断・推定を表わします。「It is strange.」は「それはおかしい」と「断定」するのに比べ、「It seems strange.」は「それはおかしいと思われる」ニュアンスになります。「seem」は形が「see」に似ているので、日本語の対応を「・・・に見える」と理解している方が多いですが「・・・のように思われる」の方が英語のニュアンスに近いです。
「look」 は「視覚による話者の判断」を示しますので「・・・のように見える」イメージです(The bag looks like mine, but it isn’t. そのバッグは私のものの様に見えますが、私のではありません)。「appear」 も同じような意味を表しますが、「見た目=客観的事実」が強調されるので、同じ「見える、思われる」でも「確かに」のイメージがあります(She appears calm. 彼女は落ち着いて見える)。
「seem」 は断定を避けて表現できるので、相手との意見の正面衝突を避けたいような場合にも使えます。“It seems that …”(・・・のように思われる) という表現形式を是非あなたの頭の中の引き出しに入れておいて、必要な時に使って下さい。
[seem を使った文例]
She seems an open-minded person.(彼女は心の広い人のようです)→5文型的には「SVC」に属し、be と同じ使い方です。断定を避けたいなら、「be」 のところを「seem」に代えるだけです。
There seems to be plenty to eat.(食べるものが沢山あるみたいです)
It seems to me that she didn’t contact you yesterday. / Seems to me she didn’t contact you yesterday.(彼女は昨日君に連絡をとらなかったみたいですね)
[seem を使った成句]
seem like …:「・・・のように思われる」(like=・・・に似た)。It seems like a waste of time.(それは時間の無駄のように思われます)
It seems so.「そうらしい」
It seems not.(肯定文を受けて「そうではないらしい」、否定文を受けて「そうらしい」⇒日本語の対応が異なることに注意)
it seems as if (though) …:「まるで・・・のように思われる」。It seemed as if (though) he knew nothing about that.(彼はそのことについて何も知らないかの様に思われた)
「seem の基本的な意味」
「be」が「断定」するのに対して「・・・のように思われる」の意で、断定を避け、話し手の主観的な印象・判断・推定を表わします。「It is strange.」は「それはおかしい」と「断定」するのに比べ、「It seems strange.」は「それはおかしいと思われる」ニュアンスになります。「seem」は形が「see」に似ているので、日本語の対応を「・・・に見える」と理解している方が多いですが「・・・のように思われる」の方が英語のニュアンスに近いです。
「look」 は「視覚による話者の判断」を示しますので「・・・のように見える」イメージです(The bag looks like mine, but it isn’t. そのバッグは私のものの様に見えますが、私のではありません)。「appear」 も同じような意味を表しますが、「見た目=客観的事実」が強調されるので、同じ「見える、思われる」でも「確かに」のイメージがあります(She appears calm. 彼女は落ち着いて見える)。
「seem」 は断定を避けて表現できるので、相手との意見の正面衝突を避けたいような場合にも使えます。“It seems that …”(・・・のように思われる) という表現形式を是非あなたの頭の中の引き出しに入れておいて、必要な時に使って下さい。
[seem を使った文例]
She seems an open-minded person.(彼女は心の広い人のようです)→5文型的には「SVC」に属し、be と同じ使い方です。断定を避けたいなら、「be」 のところを「seem」に代えるだけです。
There seems to be plenty to eat.(食べるものが沢山あるみたいです)
It seems to me that she didn’t contact you yesterday. / Seems to me she didn’t contact you yesterday.(彼女は昨日君に連絡をとらなかったみたいですね)
[seem を使った成句]
seem like …:「・・・のように思われる」(like=・・・に似た)。It seems like a waste of time.(それは時間の無駄のように思われます)
It seems so.「そうらしい」
It seems not.(肯定文を受けて「そうではないらしい」、否定文を受けて「そうらしい」⇒日本語の対応が異なることに注意)
it seems as if (though) …:「まるで・・・のように思われる」。It seemed as if (though) he knew nothing about that.(彼はそのことについて何も知らないかの様に思われた)