「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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2012年06月

asの基本的なイメージについて

このブログで単語の意味を説明するのに「as」については「等価性(「と同じで」「だから」「の時」「のかぎりでは」等の日本語が対応)を表す」「日本語の対応は多岐に亘る」等と分かるようでよく分からない説明をしてきました。

英語を母国語としている人々は、基本的には1つの言葉には1つのイメージを持っているはずです。それを「等価性」と説明してきたわけです。しかしながら「等価性」というのは理屈の上では正しく説明しているかもしれませんが、現実のイメージを表すには少し抽象的すぎるように思えてきました。そこで今回もう少し分かり易い説明を試みてみたいと思います。

(1)「as」は「alswa」の短縮形で「also = all so」と語源(「alswa」)を同じくして昔は「quite so, in that manner, similarly」を意味しました(Oxford による)。従い、基本的なイメージは「(2つのものが)同じ」と捉える方が簡単かも知れません。

(2)この「同じ」のイメージが語法(副詞・接続詞・前置詞のどれで使われているか)と文脈によって日本語との対比では多岐に亘ると考えて下さい。

(3)副詞として使われている場合:比較する場合に「程度が同じ」場合に使われます。hailstones as big as tennis balls(テニスボールと同じくらい大きなあられ)。He is as tall as his father.(彼はお父さんと同じくらい背が高い)。

(4)接続詞として使われている場合:
 峅燭が他の何かが起きている時に(同じ時に)起きる」場合に使われます。Someone knocked at the door when I was having breakfast.(誰かが玄関の戸を叩いた、私が朝食を食べているのと同じ時に)。
◆嵌羈咾垢襪海箸砲茲辰篤韻犬笋衒で何かが起きたり、行われる」場合に使われます。When in Rome, do as the Romans do.(ローマに居る時には、ローマ人がやるのと同じやり方でやれ⇒郷に入っては郷に従え)。
「何かをする・何かが行われる場合の理由・背景を伝える」場合に使われます。その意味では「because, since」と同じ意味になります。,汎韻献ぅ瓠璽犬蚤えることができます。As I was sleepy, I went to bed.(私が眠かったのと同じ時に、私は寝た⇒眠かったので床についた)。「as」は多様な使い方がされますので「理由」を明確に述べるには「because, since」を使って下さい。
きの裏返しで「・・・であるけど(even though)」の意味でも使われます。語源の「similarly」と同じ使い方です。He was happy, poor as he was.(彼は幸せだった、同じように貧乏であった⇒彼は貧乏であったが幸せであった)。

(5)前置詞として使われている場合:
 崔か・何かが持っている機能が同じ」の意味でも使われます。He used his umbrella as a weapon.「彼は傘を使った、武器と同じように⇒彼は傘を武器として使った」。
⊂綉(4),了箸な。As a boy, I lived in the country.=As I was a boy, I lived in the country.(少年の頃、私は田舎に住んでいた)。

考察:
「同じ」というイメージは基本的には2つの人・物・事を比較する場合に使われます。
(1) 副詞は通例形容詞・副詞を修飾しますので結果として「程度が同じ」イメージになるということでしょう。
(2) 接続詞として使われる場合には文が2つあります。文の要素は所謂「5W1H(Who, What, Where, When, Why, How)」で成り立っています。2つの文の「時(When)が同じ」ということを表す場合には、時は常に流れていて幅があるのでその幅を狭める必要があります。その幅がある時が「同じ」(丁度その時)イメージをあらわすのに「as」が使われる、同様に「やり方(How)」にも幅があります。その幅のある「やり方(How)」を比較して同じイメージを伝えるのにも「as」が使われる(「同じやり方」)と考えることもできます。

英字新聞の「見出し+第1段落」(263。「apology」「abound」「as」「flurry」「nationwide」「offer」「ritual」「pledge」「restore」「credibility」)

英語でコミュニケーションするということは、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合う」ことを意味します。

このことは、英語を母語としない我々日本人が「英語を使える」ものにしようとすれば、次の練習を積むことが必須なことを示唆しています。
頭の中の絵(イメージ)を「英語の語順」に合う方法で上手に整理すること。即ち「誰が、誰に、何をしているか」、そして「どこで」「いつ」「なぜ」「どうやって」を意識的に意識すること。
この絵(イメージ)をいちいち日本語に訳さないこと。
英語の発音をチャンと身につけること。
英語の単語を身につけること。
英語の語順に慣れること。

本シリーズは英字新聞の記事を題材にした「‘の中の絵(イメージ)」「け儻譴涼姥譟廖岫ケ儻譴慮貊隋廚硫鮴發任后については、本ブログの「音の英文法」を参照下さい。△砲弔い討蓮屬海譴鮠錣飽媼韻垢襪海函廖峇靴譴襪海函廚大切ですが、最初のうちは、どうしても日本語が先に浮かぶと思います。その場合は、その日本語を、もう一度「絵(イメージ)」に転換し、その「絵(イメージ)」をよく見て発話することをお勧めします。

今回の話題は、「不祥事を起こした会社たちの株主総会」についてです。

見出し:Apologies abound as firms face investors
第1段落:The annual flurry of shareholders' meetings peaked Thursday as 1,045 companies met with investors nationwide, according to police estimates, including several scandal-hit firms that offered ritual apologies and pledges to restore credibility.
(The Japan Times 電子版: Friday, June 29, 2012)


見出し:
[英語の単語]
apology:おわび、謝罪、弁解、粗悪な代用品
abound:自動詞。「満ちている」「いっぱいある(いる)⇒この場合主語は複数名詞か集合名詞」
as:「2つが等価性にあること」を表します。日本語の対応は文脈により極めて多岐に亘ります。等価性⇒「程度・方法・関係が同じ」「理由(・・・だから)」「時が同じ(・・・の時)」「範囲(・・・の限りでは)」等。

[英語の語順]
Apologies abound:英語では、原則として、最初の言葉から動詞までが主語で日本語の「は」「が」が対応します。そして動詞の直後に前置詞がなければ、その語句は目的語の役割を果たし、日本語の「を」「に」が対応します。「謝罪いっぱいあった」(新聞の見出しの動詞の現在形は過去を表します)。

as firms face investors:「会社たちが投資家に向き合った時」

第1段落:
[英語の単語]
flurry:疾風、同時に沢山のことが起ること
nationwide:全国的な(に)
offer:を提供する、を述べる、を提案する、(祈り・生贄など)をささげる
ritual:儀式の、宗教的法則や社会慣習に従う
pledge:を固く約束する、を誓う
restore:を戻す、を回復する、を復帰させる
credibility:信用できること、信用性

[英語の語順]
The annual flurry of shareholders' meetings peaked Thursday:「株主総会の年に1回の集中がピークに達した、木曜日に」

as 1,045 companies met with investors nationwide:「1045社が全国的に株主たちと会った時に」

, according to police estimates:挿入句「警察の推計によると」

, including several scandal-hit firms:カンマ+現在分詞で実質新しい文です。意味上の主語は「1,045 companies」。「その1045社にはいくつかの不祥事に見舞われた会社たちを含む」

that offered ritual apologies and pledges to restore credibility:「その不祥事に見舞われた会社たちは形式的な謝罪と信用を取り戻す誓いを述べた」

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。

英字新聞の「見出し+第1段落」(262。「bill」「despite」「defy」「legislation」「deal」「reel」)

英語でコミュニケーションするということは、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合う」ことを意味します。

このことは、英語を母語としない我々日本人が「英語を使える」ものにしようとすれば、次の練習を積むことが必須なことを示唆しています。
頭の中の絵(イメージ)を「英語の語順」に合う方法で上手に整理すること。即ち「誰が、誰に、何をしているか」、そして「どこで」「いつ」「なぜ」「どうやって」を意識的に意識すること。
この絵(イメージ)をいちいち日本語に訳さないこと。
英語の発音をチャンと身につけること。
英語の単語を身につけること。
英語の語順に慣れること。

本シリーズは英字新聞の記事を題材にした「‘の中の絵(イメージ)」「け儻譴涼姥譟廖岫ケ儻譴慮貊隋廚硫鮴發任后については、本ブログの「音の英文法」を参照下さい。△砲弔い討蓮屬海譴鮠錣飽媼韻垢襪海函廖峇靴譴襪海函廚大切ですが、最初のうちは、どうしても日本語が先に浮かぶと思います。その場合は、その日本語を、もう一度「絵(イメージ)」に転換し、その「絵(イメージ)」をよく見て発話することをお勧めします。

今回の話題は、「消費税増税法案の衆議院通過」についてです。

見出し:Lower House passes bill to double sales tax
Ozawa hesitates to jump from DPJ despite defying Noda with 'no' vote
第1段落:The Lower House on Tuesday passed Prime Minister Yoshihiko Noda's key bill to double the 5 percent consumption tax by 2015 and other social security legislation, but 57 members of the Democratic Party of Japan, which he heads, voted against it, dealing a further blow to his already reeling Cabinet.
(The Japan Times 電子版: Wednesday, June 27, 2012)


見出し:
[英語の単語]
Lower House:衆議院(正式にはThe House of Representatives)。これに対する「参議院」は「Upper House」(正式にはthe House of Councilors)
bill:ここでは「法案」の意。
despite:前置詞。「・・・に拘わらず」
defy:を無視する、・・・に公然と反抗する、を拒む

[英語の語順]
Lower House passes bill:英語では、原則として、最初の言葉から動詞までが主語で日本語の「は」「が」が対応します。そして動詞の直後に前置詞がなければ、その語句は目的語の役割を果たし、日本語の「を」「に」が対応します。「衆議院法案通した」(新聞の見出しの動作を表す動詞の現在形は過去を表します)。

to double sales tax:「to」は「指差すイメージ」の言葉です。「(その法案は)消費税を倍にするもの」。著者は昔学校で不定詞の形容詞的用法の訳は「・・・すべき」と習ったように
記憶しますが、「消費税を倍にすべき法案」という日本語に置き換えると本当のイメージに辿りつくのに余計な時間がかかってしまいます。

Ozawa hesitates:「小沢はためらった」

to jump :「飛ぶのを」

from DPJ :「民主党から」

despite defying Noda :「野田に公然と反抗したにも拘わらず」

with 'no' vote:「反対票でもって」

第1段落:
[英語の単語]
legislation:法律制定、立法、(集合的に)法律。個々の法律は law。
deal:を分配する、を加える(新聞好みの表現)
reel:ここでは「よろめく」の意。reel(糸車)のイメージから発展したのかも知れません。

[英語の語順]
The Lower House on Tuesday passed Prime Minister Yoshihiko Noda's key bill:「衆議院火曜日に野田佳彦首相の主要法案通した」

to double the 5 percent consumption tax:「(その法案は)5%の消費税を倍にするもの」

by 2015:「2015年までに」

and other social security legislation:「そして他の社会保障の法律を(通した)」

, but 57 members of the Democratic Party of Japan:「しかし、民主党の57人は」

, which he heads,:挿入句。「民主党は野田が率いているのだが」

voted against it:「消費税5%を倍にする法案に反対して投票した」

, dealing a further blow:カンマ+現在分詞で実質新しい文です。意味上の主語は、著者は文脈から「57人が反対投票したこと」と捉えました。「そして、そのことは更なる打撃を与えた」。

to his already reeling Cabinet:「野田の既によろめいている内閣に」

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。

英字新聞の「見出し+第1段落」(261。「down」「assert」「airspace」)

英語でコミュニケーションするということは、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合う」ことを意味します。

このことは、英語を母語としない我々日本人が「英語を使える」ものにしようとすれば、次の練習を積むことが必須なことを示唆しています。
頭の中の絵(イメージ)を「英語の語順」に合う方法で上手に整理すること。即ち「誰が、誰に、何をしているか」、そして「どこで」「いつ」「なぜ」「どうやって」を意識的に意識すること。
この絵(イメージ)をいちいち日本語に訳さないこと。
英語の発音をチャンと身につけること。
英語の単語を身につけること。
英語の語順に慣れること。

本シリーズは英字新聞の記事を題材にした「‘の中の絵(イメージ)」「け儻譴涼姥譟廖岫ケ儻譴慮貊隋廚硫鮴發任后については、本ブログの「音の英文法」を参照下さい。△砲弔い討蓮屬海譴鮠錣飽媼韻垢襪海函廖峇靴譴襪海函廚大切ですが、最初のうちは、どうしても日本語が先に浮かぶと思います。その場合は、その日本語を、もう一度「絵(イメージ)」に転換し、その「絵(イメージ)」をよく見て発話することをお勧めします。

今回の話題は、「シリアによるトルコ機撃墜のその後」についてです。

見出し:Turkey to Consult NATO Over Downing of Jet by Syria
第1段落:Turkey’s foreign minister said Sunday that his country would hold emergency talks with NATO in the next few days over the downing of one of its jet fighters by Syria, asserting that the plane was shot down in international airspace.
(The New York Times 電子版: Sunday, June 24, 2012)


見出し:
[英語の単語]
down:動詞では「を下に置く、をなぐり倒す、(飛行機)を撃ち落とす、をぐいと飲み干す、をけなす」

[英語の語順]
Turkey to Consult NATO Over Downing of Jet by Syria:英語では、原則として、最初の言葉から動詞までが主語で日本語の「は」「が」が対応します。そして動詞の直後に前置詞がなければ、その語句は目的語の役割を果たし、日本語の「を」「に」が対応しますが、ここではキチンとした動詞はありません。「Turkey」=「to Consult NATO Over Downing of Jet by Syria」の構造です。「トルコはシリアによるジェット機の撃墜を巡ってNATOに意見を求めることに」(新聞の見出しの不定詞は未来を表します)。

第1段落:
[英語の単語]
assert:・・・を主張する
airspace:領空

[英語の語順]
Turkey’s foreign minister said Sunday that his country would hold emergency talks with NATO in the next few days over the downing of one of its jet fighters by Syria:SVO文型。

Turkey’s foreign minister said Sunday:「トルコの外務大臣言った、日曜日に」

次に「that」と「接続詞」が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが、このように接続詞で始まることもあります。「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。

that his country would hold emergency talks:「トルコは緊急会議を持つだろう()」

with NATO:「NATOと」

in the next few days:「数日の内に」

over the downing of one of its jet fighters:「トルコのジェット戦闘機の1機の撃墜を巡って」

by Syria:「(その撃墜は)シリアによるもの」

, asserting that the plane was shot down:カンマ+現在分詞で実質新しい文です。意味上の主語はTurkey’s foreign minister。「そして、その飛行機は撃ち落とされたと主張した」。

in international airspace.:「国際の領空の中で(撃ち落とされた)」

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。

英字新聞の「見出し+第1段落」(260。「heavy」「inundate」「resident」「urge」「evacuation」「thunderstorm」「landslide」)

英語でコミュニケーションするということは、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合う」ことを意味します。

このことは、英語を母語としない我々日本人が「英語を使える」ものにしようとすれば、次の練習を積むことが必須なことを示唆しています。
頭の中の絵(イメージ)を「英語の語順」に合う方法で上手に整理すること。即ち「誰が、誰に、何をしているか」、そして「どこで」「いつ」「なぜ」「どうやって」を意識的に意識すること。
この絵(イメージ)をいちいち日本語に訳さないこと。
英語の発音をチャンと身につけること。
英語の単語を身につけること。
英語の語順に慣れること。

本シリーズは英字新聞の記事を題材にした「‘の中の絵(イメージ)」「け儻譴涼姥譟廖岫ケ儻譴慮貊隋廚硫鮴發任后については、本ブログの「音の英文法」を参照下さい。△砲弔い討蓮屬海譴鮠錣飽媼韻垢襪海函廖峇靴譴襪海函廚大切ですが、最初のうちは、どうしても日本語が先に浮かぶと思います。その場合は、その日本語を、もう一度「絵(イメージ)」に転換し、その「絵(イメージ)」をよく見て発話することをお勧めします。

今回の話題は、「九州の大雨」についてです。

見出し:Heavy rain inundates Kyushu
第1段落:About 6,780 residents in the city of Nagasaki were urged to prepare for evacuation Sunday as the rainy season greeted Kyushu with heavy thunderstorms and increased the risk of landslides.
(The Japan Times 電子版: Monday, June 25, 2012)


見出し:
[英語の単語]
heavy:重い、(量・程度・力などが)大きい・すごい・たっぷりの、(風・雨などが)強い、(交通が)激しい、(食物が)こってりした、(胃に)もたれる
inundate:を水浸しにする(flood)。

[英語の語順]
Heavy rain inundates Kyushu:英語では、原則として、最初の言葉から動詞までが主語で日本語の「は」「が」が対応します。そして動詞の直後に前置詞がなければ、その語句は目的語の役割を果たし、日本語の「を」「に」が対応します。「大雨九州水浸しにした」(新聞の見出しの動作を表す動詞の現在形は過去を表します)。

第1段落:
[英語の単語]
resident:居住者(inhabitant)
urge:をせき立てる、を・・・するよう説得する、に・・・するように促す(encourage)
evacuation:避難(removal)
as:「2つが等価性にあること」を表します。日本語の対応は文脈により極めて多岐に亘ります。
thunderstorm:雷雨
landslide:地すべり。英では小規模な場合は「landslip」。

[英語の語順]
About 6,780 residents:「約6780人の居住者が」

次に「in」と「前置詞」が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが、このように接続詞で始まることもあります。「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。

in the city of Nagasaki:「長崎市の中の」(直前のresidentsを修飾)。日本語では「長崎市の約6780人の居住者」と「居住者」を修飾することができますが、英語では基本的には名詞の前には「1限定詞(a, the, some, any 等)」と「1形容詞」しか持ってこれないので、後ろから「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」を使って修飾することになります。「○○市」は、上記のように「the city of …」で表します。ここでの「city」は「行政上の1単位である市」を意味し、普通名詞ですのでこのような表現になります。単に「長崎」には固有名詞で「Nagasaki」。著者が知っている限りでは、何故かニューヨーク市だけは例外で「New York City」も認められます。

were urged:「促された」

to prepare :「準備するように」

for evacuation :「避難に向かって」

Sunday :「日曜日に」

as the rainy season greeted Kyushu:「梅雨が九州に挨拶した(ので)」。

with heavy thunderstorms:「激しい雷雨で」

and increased the risk of landslides.:「そして地すべりの危険を増加させた(ので)」

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。
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