「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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2012年10月

英字新聞の「見出し+第1段落」(354。「muzzle」「session」「opposition」「bar」「bolt」「extraordinary」「kick off」「unprecedented」「chamber」「ride」)

著者は、英語でコミュニケーションするということを、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合うこと」と捉えています。

この捉え方が的を射ているとすれば、英語を母語としない我々日本人が「英語を使える」ものにしようとすれば、次の練習を積むことが必須なことを示唆しています。
頭の中の絵(イメージ)を「英語の語順」に合う方法で上手に整理すること。即ち「誰が、誰に、何をしているか」、そして「どこで」「いつ」「なぜ」「どうやって」を意識的に意識すること。頭の中の絵(イメージ)をよく見ると、大抵の場合「伝わる」英語が喋れるということが長年の授業から確信を持って言えます。
この絵(イメージ)をいちいち日本語に訳さないこと。
英語の発音をチャンと身につけること。
英語の単語を身につけること。
英語の語順に慣れること。

本シリーズは英字新聞の記事を題材にした「‘の中の絵(イメージ)」「け儻譴涼姥譟廖岫ケ儻譴慮貊隋廚硫鮴發任后については、本ブログの「音の英文法」を参照下さい。そして一度は発音指導を受けることをお勧めします△砲弔い討蓮屬海譴鮠錣飽媼韻垢襪海函廖峇靴譴襪海函廚大切ですが、最初のうちは、どうしても日本語が先に浮かぶと思います。その場合は、その日本語を、もう一度「絵(イメージ)」に転換し、その「絵(イメージ)」をよく見て発話することをお勧めします。英語上達の鍵(特に『しゃべる』場合)は「日本語を介在させない」ということに凝縮される と思っています。

今回の話題は、「野田首相の所信表明演説」についてです。

見出し:Noda muzzled as Diet opens extra session
Opposition bars Upper House speech; two more bolt DPJ
第1段落:The extraordinary Diet session kicked off Monday in an unprecedented manner as the opposition-controlled Upper House refused to let Prime Minister Yoshihiko Noda give his policy speech in the chamber, a sign that he and his ruling Democratic Party of Japan are in for a rough ride.
(The Japan Times電子版: Tuesday, Oct. 30, 2012)


見出し
[英語の単語]
muzzle:動詞では「に口輪をはめる」「に口止めする、の報道を封じる」
session:開会、開廷、学期、(特定の活動の)集まり・その期間、(録音のための)スタジオでの演奏、軽音楽で演奏者が集まること(ジャム・セッション)
opposition:反対、ライバル、野党
bar:棒、障害、酒場、にかんぬきをする、を妨げる
bolt:発音は [boult]。ボルト、にかんぬきをかける、を離脱する

[英語の語順]
Noda muzzled:英語では、原則として、最初の言葉から動詞までが主語で日本語の「は」「が」が対応します。そして動詞の直後に前置詞がなければ、その語句は目的語の役割を果たし、日本語の「を」「に」が対応しますが、ここではキチンとした主語・動詞はなく「Noda」=「muzzled」の構造になっています。「野田封じられた」

次に「as」と「接続詞」が来ていますので(「as」は前置詞として使われることもあります)、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが、「接続詞」で始まることもあります。「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。しゃべる時には、この一塊の情報ごとに区切って話すと「絵(イメージ)」が伝わりやすいです。「前置詞によって追加された一塊の情報」は、イメージとしてはその前置詞より前の語句を修飾することになります。結果として日本語と英語の語順が逆になります。どの語句を修飾するかは文脈によります。

as Diet opens extra session:「as」はここでは「AとBが行われた時が同じであること」を表しています。「国会が臨時の会期を開いた時に」

Opposition bars Upper House speech; :「野党参議院の演説じゃました」(新聞の見出しの現在形は過去を表します)

two more bolt DPJ:「もう2人が民主党を離党した」

第1段落:
[英語の単語]
extraordinary:並外れた、異常な、臨時の
kick off : 試合を開始する、始める、始まる、出て行く
unprecedented:前例のない
chamber:会議所、議院、特別室、間
ride:名詞では「乗ること、旅行、乗り物、(森の中の)乗馬道」

[英語の語順]
The extraordinary Diet session kicked off Monday:「臨時国会始まった、月曜日に」

in an unprecedented manner:「前例のないやり方で」

as the opposition-controlled Upper House refused:「as」はここでは前に述べたことの理由・背景を表しています。「野党に支配されている参議院が拒んだので」

to let Prime Minister Yoshihiko Noda give his policy speech:「to」は「指差すイメージ」です。「野田佳彦首相に所信表明演説をさせることを」

in the chamber:「参議院で」

, a sign:カンマがあり前に述べたことを補足説明しています。「それは1つの兆候である」

that he and his ruling Democratic Party of Japan are in for a rough ride.:「that」も「指差すイメージ」です。「野田と彼の与党民主党が平坦ではない旅に向かっている中にあるという(1つの兆候)」

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順・イメージを伝える順番が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。

英字新聞の「見出し+第1段落」(353。「dismiss」「amass」「fortune」)

著者は、英語でコミュニケーションするということを、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合うこと」と捉えています。

この捉え方が的を射ているとすれば、英語を母語としない我々日本人が「英語を使える」ものにしようとすれば、次の練習を積むことが必須なことを示唆しています。
頭の中の絵(イメージ)を「英語の語順」に合う方法で上手に整理すること。即ち「誰が、誰に、何をしているか」、そして「どこで」「いつ」「なぜ」「どうやって」を意識的に意識すること。頭の中の絵(イメージ)をよく見ると、大抵の場合「伝わる」英語が喋れるということが長年の授業から確信を持って言えます。
この絵(イメージ)をいちいち日本語に訳さないこと。
英語の発音をチャンと身につけること。
英語の単語を身につけること。
英語の語順に慣れること。

本シリーズは英字新聞の記事を題材にした「‘の中の絵(イメージ)」「け儻譴涼姥譟廖岫ケ儻譴慮貊隋廚硫鮴發任后については、本ブログの「音の英文法」を参照下さい。そして一度は発音指導を受けることをお勧めします△砲弔い討蓮屬海譴鮠錣飽媼韻垢襪海函廖峇靴譴襪海函廚大切ですが、最初のうちは、どうしても日本語が先に浮かぶと思います。その場合は、その日本語を、もう一度「絵(イメージ)」に転換し、その「絵(イメージ)」をよく見て発話することをお勧めします。英語上達の鍵(特に『しゃべる』場合)は「日本語を介在させない」ということに凝縮される と思っています。

今回の話題は、「中国の温家宝首相親族の不正蓄財疑惑」についてです。

見出し:China's Wen Denies Foreign Media Story
第1段落:The family of China's Premier, Wen Jiabao, has dismissed as "untrue" a media report that it amassed a fortune of $2.7 billion in the last two decades, according to a lawyer representing the family, in a rare example of a top Chinese leader responding directly to a foreign media report.
(The Wall Street Journal アジア電子版: Sunday, Oct. 28, 2012)


見出し
[英語の単語]
Wen:Wen Jiabao。温家宝

[英語の語順]
China's Wen Denies Foreign Media Story:英語では、原則として、最初の言葉から動詞までが主語で日本語の「は」「が」が対応します。そして動詞の直後に前置詞がなければ、その語句は目的語の役割を果たし、日本語の「を」「に」が対応します。「中国の温外国メデイアの話否定した」(新聞の見出しの現在形は過去を表します)

第1段落:
[英語の単語]
dismiss:を解散させる、を解雇する、(考えなど)を捨てる・退ける
amass:を積む、集める、蓄財する
fortune:富、財産、資産、運

[英語の語順]
The family of China's Premier, Wen Jiabao, has dismissed :「中国の首相(温家宝)、退けた」

次に「as」と「前置詞」が来ていますので(「as」は接続詞として使われることもあります)、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが、「接続詞」で始まることもあります。「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。しゃべる時には、この一塊の情報ごとに区切って話すと「絵(イメージ)」が伝わりやすいです。「前置詞によって追加された一塊の情報」は、イメージとしてはその前置詞より前の語句を修飾することになります。結果として日本語と英語の語順が逆になります。どの語句を修飾するかは文脈によります。

as "untrue":「『事実に反する』として」

a media report:「1つの報道

that it amassed a fortune of $2.7 billion:「that」は「指差すイメージ」の言葉です。「温家宝の親族は27億ドルの財産を蓄財したという」(直前のmedia reportを修飾)

in the last two decades, :「過去20年の中で」


according to a lawyer:「(これは)1人の弁護士によるものだが」

representing the family,:「(その弁護士は)温家宝親族の代理を務めている」

in a rare example of a top Chinese leader responding directly:「中国のトップの指導者が直接反応する稀な例の中で」

to a foreign media report.:「外国のメデイアの報道に(直接反応する)」

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順・イメージを伝える順番が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。

英字新聞の「見出し+第1段落」(352。「nuke」「radiation」「dose」「complex」「estimate」)

著者は、英語でコミュニケーションするということを、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合うこと」と捉えています。

この捉え方が的を射ているとすれば、英語を母語としない我々日本人が「英語を使える」ものにしようとすれば、次の練習を積むことが必須なことを示唆しています。
頭の中の絵(イメージ)を「英語の語順」に合う方法で上手に整理すること。即ち「誰が、誰に、何をしているか」、そして「どこで」「いつ」「なぜ」「どうやって」を意識的に意識すること。頭の中の絵(イメージ)をよく見ると、大抵の場合「伝わる」英語が喋れるということが長年の授業から確信を持って言えます。
この絵(イメージ)をいちいち日本語に訳さないこと。
英語の発音をチャンと身につけること。
英語の単語を身につけること。
英語の語順に慣れること。

本シリーズは英字新聞の記事を題材にした「‘の中の絵(イメージ)」「け儻譴涼姥譟廖岫ケ儻譴慮貊隋廚硫鮴發任后については、本ブログの「音の英文法」を参照下さい。そして一度は発音指導を受けることをお勧めします△砲弔い討蓮屬海譴鮠錣飽媼韻垢襪海函廖峇靴譴襪海函廚大切ですが、最初のうちは、どうしても日本語が先に浮かぶと思います。その場合は、その日本語を、もう一度「絵(イメージ)」に転換し、その「絵(イメージ)」をよく見て発話することをお勧めします。英語上達の鍵(特に『しゃべる』場合)は「日本語を介在させない」ということに凝縮される と思っています。

今回の話題は、「原発から30キロ以上の安全地帯」についてです。

見出し:30-km nuke safety zone may not be enough
第1段落:Radiation doses beyond 30 km from four nuclear plants, including those in Niigata and Fukui prefectures, could reach 100 millisieverts in the first seven days amid a severe meltdown crisis like the one that started in March 2011 at the Fukushima No. 1 complex, according to estimates by the Nuclear Regulation Authority.
(The Japan Times 電子版: Wednesday, Oct. 24, 2012)


見出し
[英語の単語]
nuke:発音は [n(j)u:k]。核兵器、核爆弾、核兵器による攻撃、核エネルギー、原子力、原子力発電所、原子力船。nuclear(核の、原子力の) の代わりに用いられている場合もあります。

[英語の語順]
30-km nuke safety zone may not be enough:英語では、原則として、最初の言葉から動詞までが主語で日本語の「は」「が」が対応します。そして動詞の直後に前置詞がなければ、その語句は目的語の役割を果たし、日本語の「を」「に」が対応します。「30キロの原発の安全地帯十分ではないかも知れない」

第1段落:
[英語の単語]
radiation:放射能
dose:一服、(放射線の)線量
complex:複合の、複合体、総合ビル、コンビナート、施設。「団地」は「an apartment complex」
estimate:見積、推定
the Nuclear Regulation Authority:原子力規制委員会

[英語の語順]
Radiation doses beyond 30 km from four nuclear plants:これが主語です。「4つの原発から30キロを超えた放射能の線量

, including those in Niigata and Fukui prefectures,:挿入句。includingの意味上の主語は「four nuclear plants」。「新潟県、福井県にある原発たちを含んで」

could reach 100 millisieverts:「100ミリシーベルトに達することがあり得る」

in the first seven days :「最初の7日間の中で」

amid a severe meltdown crisis:「ひどい融解危機の最中の」(直前のfirst seven daysを修飾)

like the one that started in March 2011:「one」=「a severe meltdown crisis」。「2011年3月に始まったやつのような」

at the Fukushima No. 1 complex:「福島第一施設で」

, according to estimates :「見積りによれば」

by the Nuclear Regulation Authority.:「原子力規制委員会による」(直前のestimatesを修飾)

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順・イメージを伝える順番が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。

動詞「sit」について

次は有名な Winnie the Pooh and the Honey Tree の最初の部分です。

『Winnie the Pooh sat on the log outside his little house.』

この文を日本語に訳そうとすると、「くまのプ―さんは彼の小さな家の外の丸太の上に座った」とする人が多いと思います。しかし「くまのプ―さんは彼の小さな家の外の丸太の上に座っていた」という訳も可能です。

私の英和では「sit」の訳語は「座る、座っている、腰かけ(てい)る」と「sit」には、動作動詞・状態動詞の両方の使い方があることを示唆しています。どちらの訳の方がベターかは文脈によりますが、この文の前に「くまのプ―さんは家から外に出た」というようなものがあれば「座った」が自然でしょうが、物語の出だしでは「座っていた」の方が自然だと思います。

ある検定教科書には「sit 座る、腰かける」「sit down 腰かける」と出ていますが、このように並べると『誤訳』に近くなります。私なら「sit 座っている、腰かけている」「sit down 座る、腰かける」とします。因みに「sit up」は「上半身を起こす、寝ずに起きている」。「sit=座る」と決めつけるのは危険です。

一方、動作動詞は進行形にできるが状態動詞は通例進行形には出来ないといわれていますが、一時的なことを示すため、あるいは強調のために進行形を使うこともあります。次はその一例です。

I’m having breakfast.(朝食を食べているところです)
I’m loving it! →マックのコマーシャル。「マック大好き!」
I wear a ring, and he’s wearing a ring today.「私はいつも指輪をしているが、彼は今日は指輪をしている」
She’s just being polite.(彼女は努めて失礼にならないようにしているだけです)

「菜の花」を英語で何と言うか

日曜日の昼下がり、西村京太郎のサスペンスを見ていたら、やたらと「菜の花畑」が映し出されていた。

英語では何というのだろうと気になったので(職業病?)私の「和英」で調べてみると「rape blossoms」と出ていた。悪い冗談ではないかと思って OXFORD英々辞典で調べ直した。すると、「rape」には異なる語源があることが分かり、納得した。

英語では時々このような単語に出くわすことがある。「present」は同じスペル、同じ発音で「出席している、現在の」の意と、「贈り物」の意があるが、これもその一例。小生の最近のブログでも紹介した「row:列、をこぐ、騒々しい議論」は3つとも語源が異なる。

翻って、「やばい」は本来「不都合である、危険である」の意のハズだが、日本の若者言葉では違う意味になるらしい。

アメリカ英語でも本来「(光景などが)恐ろしい、すさまじい」の意味を持つ「awesome」が「とてもいい、すごい」の意で使われることがある。

人が言葉に勝手に意味を与えるのではあるが、「やばい」はオジン、オバンにつかったら本当に「やばい」ことになる。相手に通じない使い方は、やはり気をつけるべきであろう。
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