「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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2012年11月

英字新聞の「見出し+第1段落」(370。「threaten」「despite」「last-minute」「culmination」「behind-the-scene(s)」「advent」「spell」)

著者は、英語でコミュニケーションするということを、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合うこと」と捉えています。

この捉え方が的を射ているとすれば、英語を母語としない我々日本人が「英語を使える」ものにしようとすれば、次の練習を積むことが必須なことを示唆しています。
頭の中の絵(イメージ)を「英語の語順」に合う方法で上手に整理すること。即ち「誰が、誰に、何をしているか」、そして「どこで」「いつ」「なぜ」「どうやって」を意識的に意識すること。頭の中の絵(イメージ)をよく見ると、大抵の場合「伝わる」英語が喋れるということが長年の授業から確信を持って言えます。
この絵(イメージ)をいちいち日本語に訳さないこと。
英語の発音をチャンと身につけること。
英語の単語を身につけること。
英語の語順に慣れること。

本シリーズは英字新聞の記事を題材にした「‘の中の絵(イメージ)」「け儻譴涼姥譟廖岫ケ儻譴慮貊隋廚硫鮴發任后については、本ブログの「音の英文法」を参照下さい。そして一度は発音指導を受けることをお勧めします△砲弔い討蓮屬海譴鮠錣飽媼韻垢襪海函廖峇靴譴襪海函廚大切ですが、最初のうちは、どうしても日本語が先に浮かぶと思います。その場合は、その日本語を、もう一度「絵(イメージ)」に転換し、その「絵(イメージ)」をよく見て発話することをお勧めします。英語上達の鍵(特に『しゃべる』場合)は「日本語を介在させない」ということに凝縮される と思っています。

今回の話題は、「日本未来の党」についてです。今回は「to」について詳しく解説しました。

見出し:Nippon Ishin's dream to be main challenger to DPJ, LDP threatened
第1段落:Despite the last-minute announcement, Shiga Gov. Yukiko Kada's Nippon Mirai no To (Japan Future Party) political group is the culmination of months of behind-the-scenes preparation, and its advent spells trouble for the hopes of Nippon Ishin no Kai (Japan Restoration Party) to become the main third political force.
(The Japan Times 電子版: Thursday, Nov. 29, 2012)


見出し
[英語の単語]
threaten:[threat](脅迫)+ [-en](・・・する)。「を脅す」「を脅かす」

[英語の語順]
Nippon Ishin's dream to be main challenger to DPJ, LDP threatened:英語では、原則として、最初の言葉から動詞までが主語で日本語の「は」「が」が対応します。そして動詞の直後に前置詞がなければ、その語句は目的語の役割を果たし、日本語の「を」「に」が対応しますが、ここではキチンとした主語・動詞はなく「Nippon Ishin's dream to be main challenger to DPJ, LDP」=「threatened」の構成になっています。

Nippon Ishin's dream:「日本維新の夢

次に「to」と「前置詞」が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります(前置詞 toが不定詞として使われている場合も同じです)。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが、「接続詞」で始まることもあります。「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。しゃべる時には、この一塊の情報ごとに区切って話すと「絵(イメージ)」が伝わりやすいです。「前置詞によって追加された一塊の情報」は、イメージとしてはその前置詞より前の語句を修飾することになります。結果として日本語と英語の語順が逆になります。どの語句を修飾すると理解するかは文脈によります。

to be main challenger:「to」は「指差すイメージ」の言葉です。ここでは「日本維新の夢が」と切り出していますが、ここで読者は「どんな夢?」という反応をするハズです。それに応えているのが「to」です。「主な挑戦者になるという(夢)」

to DPJ, LDP:「to」は上記の通り「指差すイメージ」の言葉です。「挑戦者になるというが、誰に対する挑戦者なの?」に応えています。「民主党、自民党に対する」

ここまででで「民主党、自民党に対する主な挑戦者になるという日本維新の夢が」のイメージが伝わってきます。読者は「どうしたの?」の心理になります。それに応えるのが述語です。

threatened:過去分詞で述語の役割をしています。「脅かされている」

第1段落:
[英語の単語]
despite:前置詞。「・・・にもかかわらず」
last-minute:最後の瞬間の、どたん場の、ぎりぎりの時間の
culmination:最高点、絶頂、(努力した)結果
behind-the-scene(s):舞台裏の
advent:キリストの降臨、到来、出現
spell:をつづる、を意味する(主に新聞用語)

[英語の語順]
Despite the last-minute announcement,:「どたん場の発表にもかかわらず」

Shiga Gov. Yukiko Kada's Nippon Mirai no To (Japan Future Party) political group is the culmination of months of behind-the-scenes preparation, :「滋賀県知事の嘉田由紀子の日本未来の党政治団体何カ月もの舞台裏の準備の結果である」

and its advent spells trouble:「そして、その出現は迷惑を意味する」

for the hopes of Nippon Ishin no Kai (Japan Restoration Party):「日本維新の会の望みにとって」

to become the main third political force.:「to」は上記の通り「指差すイメージ」の言葉です。「日本維新の会の望みというが、どんな望みなの?」に応えています。「主な第3の政治の力になるという(望み)」

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順・イメージを伝える順番が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。

「スル―・ザ・グリーン 6インチ リプレイスOK」

昨日ゴルフをしてきました。

ゴルフでは、原則としてボールを「あるがままの状態」で打たなくてならないが、ローカル・ルールとかプライベートなプレーの場合には表題のような「取り決め」になることがあります。これについて思いつくままに書いてみます。

これはパッテイング・グリーン、ハザード(バンカー、池)を除いて、ボールを拾い上げて、6インチ(約15センチ)以内に置き直しができるというものです。

「スル―・ザ・グリーン」は英語では「through the green」。「green」は「緑、緑色」「草地、緑地」を意味しますが、テレビの放映で「・・・がグリーンに上がって来ました」というような放送があるように「パッテイング・グリーン」も意味します。

従い「through the green」は直接的には「草地のいたるところで」の意味になるので、ハザード(バンカー、池)が除かれるのは納得できます。

「through」は「通り抜けて」「初めから終わりまでずっと」の意味。「Monday through Friday」は「月曜日から金曜日まで(金曜日を含む)」。「Monday to Friday」は「月曜日から金曜日まで(金曜日を含むかどうかはハッキリしない)」。

「through the green」に「フェアウエーとラフで」という訳語を付けている辞書もあります。

「green」についてはアメリカでは「緑、緑色、青」のイメージから「お金」を意味することもあります(お札の印刷が緑色)。

余談:交通信号の色は国際的に「赤、緑、黄」と決まっていますが、日本では「青信号」と呼びます。緑色なのに「青りんご」、緑色の野菜を「青菜」と呼ぶなど言語習慣は面白いですね。

英字新聞の「見出し+第1段落」(369。「mull」「rally」「unwilling」「bend」「objective」「found」「phase out」)

著者は、英語でコミュニケーションするということを、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合うこと」と捉えています。

この捉え方が的を射ているとすれば、英語を母語としない我々日本人が「英語を使える」ものにしようとすれば、次の練習を積むことが必須なことを示唆しています。
頭の中の絵(イメージ)を「英語の語順」に合う方法で上手に整理すること。即ち「誰が、誰に、何をしているか」、そして「どこで」「いつ」「なぜ」「どうやって」を意識的に意識すること。頭の中の絵(イメージ)をよく見ると、大抵の場合「伝わる」英語が喋れるということが長年の授業から確信を持って言えます。
この絵(イメージ)をいちいち日本語に訳さないこと。
英語の発音をチャンと身につけること。
英語の単語を身につけること。
英語の語順に慣れること。

本シリーズは英字新聞の記事を題材にした「‘の中の絵(イメージ)」「け儻譴涼姥譟廖岫ケ儻譴慮貊隋廚硫鮴發任后については、本ブログの「音の英文法」を参照下さい。そして一度は発音指導を受けることをお勧めします△砲弔い討蓮屬海譴鮠錣飽媼韻垢襪海函廖峇靴譴襪海函廚大切ですが、最初のうちは、どうしても日本語が先に浮かぶと思います。その場合は、その日本語を、もう一度「絵(イメージ)」に転換し、その「絵(イメージ)」をよく見て発話することをお勧めします。英語上達の鍵(特に『しゃべる』場合)は「日本語を介在させない」ということに凝縮される と思っています。

今回の話題は、「滋賀県知事による新党結成の動き」についてです。

見出し:Shiga governor mulls new no-nuclear party
Move might rally others unwilling to bend on 'third force' objectives
第1段落:Shiga Gov. Yukiko Kada is considering founding a new political party with the key goal of phasing out nuclear power, sources said Monday.
(The Japan Times 電子版: Tuesday, Nov. 27, 2012)


見出し
[英語の単語]
mull:をじっくり考える
rally:を集める、を再編成する、(気分など)を取り戻す、を元気づける
unwilling:形容詞。「・・・する気がしない」「・・・するのを好まない」
bend:自動詞では「曲がる、屈服する」
'third force':「第3極」
objective:目標、目的、目的格

[英語の語順]
Shiga governor mulls new no-nuclear party:英語では、原則として、最初の言葉から動詞までが主語で日本語の「は」「が」が対応します。そして動詞の直後に前置詞がなければ、その語句は目的語の役割を果たし、日本語の「を」「に」が対応します。「滋賀県知事新しい核なし党じっくり考えた」(英字新聞の見出しの動詞の現在形は過去を表します)。

Move might rally others:「(その)動き 他(の党たち)再編成するかもしれない」

unwilling to bend:「屈服するのを好まない」(直前のothersを修飾)

次に「on」と「前置詞」が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが、「接続詞」で始まることもあります。「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。しゃべる時には、この一塊の情報ごとに区切って話すと「絵(イメージ)」が伝わりやすいです。「前置詞によって追加された一塊の情報」は、イメージとしてはその前置詞より前の語句を修飾することになります。結果として日本語と英語の語順が逆になります。どの語句を修飾すると理解するかは文脈によります。

on 'third force' objectives:「第3極の目標に関して」

第1段落:
[英語の単語]
found:を設立する、を創立する
phase out:を段階的に停止する
nuclear power:原子力発電による電力

[英語の語順]
Shiga Gov. Yukiko Kada is considering founding a new political party:「滋賀県知事の嘉田由紀子新しい政治の党を設立すること 検討している」

with the key goal of phasing out nuclear power:「原子力発電による電力を段階的に停止することを主な目標として持っている」(直前のnew political partyを修飾)

, sources said Monday.:「と情報筋が言った、月曜日に」

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順・イメージを伝える順番が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。

英字新聞の「見出し+第1段落」(368。「reopen」「riot」「fully」「ransack」「occasion」「rebrand」)

著者は、英語でコミュニケーションするということを、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合うこと」と捉えています。

この捉え方が的を射ているとすれば、英語を母語としない我々日本人が「英語を使える」ものにしようとすれば、次の練習を積むことが必須なことを示唆しています。
頭の中の絵(イメージ)を「英語の語順」に合う方法で上手に整理すること。即ち「誰が、誰に、何をしているか」、そして「どこで」「いつ」「なぜ」「どうやって」を意識的に意識すること。頭の中の絵(イメージ)をよく見ると、大抵の場合「伝わる」英語が喋れるということが長年の授業から確信を持って言えます。
この絵(イメージ)をいちいち日本語に訳さないこと。
英語の発音をチャンと身につけること。
英語の単語を身につけること。
英語の語順に慣れること。

本シリーズは英字新聞の記事を題材にした「‘の中の絵(イメージ)」「け儻譴涼姥譟廖岫ケ儻譴慮貊隋廚硫鮴發任后については、本ブログの「音の英文法」を参照下さい。そして一度は発音指導を受けることをお勧めします△砲弔い討蓮屬海譴鮠錣飽媼韻垢襪海函廖峇靴譴襪海函廚大切ですが、最初のうちは、どうしても日本語が先に浮かぶと思います。その場合は、その日本語を、もう一度「絵(イメージ)」に転換し、その「絵(イメージ)」をよく見て発話することをお勧めします。英語上達の鍵(特に『しゃべる』場合)は「日本語を介在させない」ということに凝縮される と思っています。

今回の話題は、「青島(中国)におけるジャスコの店舗完全再開」についてです。

見出し:Aeon reopens riot-hit store in China, announces name change
第1段落:Aeon Co. fully reopened its ransacked Jusco store in Qingdao over the weekend and chose the occasion to announce a total rebranding of all its stores in China.
(The Japan Times 電子版: Monday, Nov. 26, 2012)


見出し
[英語の単語]
reopen:re-(再び)+open(開く)。「を再び開く」「を再開する」
riot:暴動、騒動

[英語の語順]
Aeon reopens riot-hit store:英語では、原則として、最初の言葉から動詞までが主語で日本語の「は」「が」が対応します。そして動詞の直後に前置詞がなければ、その語句は目的語の役割を果たし、日本語の「を」「に」が対応します。「イーオン暴動に襲われた店再開した」(英字新聞の見出しの動詞の現在形は過去を表します)。

次に「in」と「前置詞」が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが、「接続詞」で始まることもあります。「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。しゃべる時には、この一塊の情報ごとに区切って話すと「絵(イメージ)」が伝わりやすいです。「前置詞によって追加された一塊の情報」は、イメージとしてはその前置詞より前の語句を修飾することになります。結果として日本語と英語の語順が逆になります。どの語句を修飾すると理解するかは文脈によります

in China:「中国の中で(の)」。ここでは直前の「riot-hit store」を修飾していると解釈するのが自然です。

, announces name change:カンマがあり新しい情報の導入です。「(そして)(イーオンは)名前の変更を発表した」。2つの文章の主語が同じ場合は通例後の主語は省略されます。

第1段落:
[英語の単語]
fully:十分に、完全に
ransack:をくまなく捜す、を略奪する、を荒らす
Qingdao:青島(チンタオ)
occasion:(特定の)時、場合、出来事、機会
rebrand:「の企業イメージを変える」。ここでは「商標を変える」の意で使われています。具体的には日本におけるのと同様に「Jusco」から「Aeon」へ変更したようです。

[英語の語順]
Aeon Co. fully reopened its ransacked Jusco store:「イーオン略奪されたジャスコの店舗完全に再開した」

in Qingdao:「青島にある」(直前のits ransacked Jusco storeを修飾)

over the weekend:「終末の間(ずっと)」。「over」は「移動する」イメージがあります。英語では「時」は「流れて(移動して)行く」イメージで捉えられます。「週末という時が流れて移動している間」のイメージです。

and chose the occasion:「そしてその機会を選んだ」

to announce a total rebranding of all its stores:「to」は「指差すイメージ」の言葉です。「全てのイーオンの店舗の完全な商標変更を発表するために」

in China.:「中国にある」

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順・イメージを伝える順番が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。

「再び as の使い方について」

今「くまのプ―さん」を英語で読んでいますが、やたらに「as」が使われています。「as の使い方について」は、解説書が沢山ありますので、詳細はそちらを参照頂くとして、「くまのプ―さん」に出てくる例を出発点として、著者なりの解説を試みてみたいと思います。

(1)Pooh sighed as he looked at all the empty honey pots scattered around him.
接続詞「as」が「動作を表す動詞たち」と共に使われると、通例「時」を表します。「as」が「時」を表す場合には「2つの出来事がほぼ同時に生じる」と理解すると絵(イメージ)がハッキリしてきます。ここでの動詞は「sighed」「looked (at)」で両方とも「動作を表す動詞です」ので「2つの出来事がほぼ同時に生じる」場合と理解してよいでしょう。「くまのプ―さんがため息をついた」のと「くまのプ―さんがまわりに散らかった空の蜂蜜ツボ全部を見た」のが「ほぼ同時に生じた」ことを表しています。

「ほぼ同時に生じる」場合は、理屈の上では次の4つに分けることができます。
ある動作が終わらないうちに他の動作が起る時(・・・[しようと]する時に)
2つの動作が並行して行われる時(・・・しながら)⇒主語は同一。
2つの事柄が並行して進行する時(・・・するにつれて)
「・・・する間に」(while)

これら4つの場合の辞書・文法書に出ている典型的な例は、
As I left the house I remembered the key.(家を出ようとした時に、鍵を忘れたことを思い出した⇒まだ戸口のところにいるイメージ)
He sang as he worked.(彼は仕事をしながら、歌を歌った)
As the sun rose the fog dispersed.(日が昇るにつれて、霧が晴れた)
As he stood there he saw two men enter the bar.(彼はそこに立っている間に、2人の男がバーに入るのを見た)⇒この場合は「while」でも良いし、むしろその方が安全という学者もいます。

(1)の例文を上記に当てはめてみると、日本語との対応では,蓮屬まのプ―さんは、空の蜂蜜ツボ全部を見た時に、ため息をついた(「蜂蜜ツボ全部を見終わらないうちにため息をついた」イメージ)となり、この解釈は少し無理があります。△両豺腓砲蓮屬まのプ―さんは、空の蜂蜜ツボを見ながら、ため息をついた」となります(但し、英語でのイメージは「くまのプ―さんはため息をついた」「もう1枚絵を重ねて下さい(as)」「くまのプ―さんが空の蜂蜜ツボを次から次に見ている」の順で送られて来ます)。の場合には「くまのプ―さんは、空の蜂蜜ツボを次から次に見るにつれて、次第にため息をついた」となり、多少不自然です。い両豺腓砲蓮屬まのプ―さんは、空の蜂蜜ツボを見ている間に、ため息をついた」。どの意味に取るかは「文脈」によりますが、この場合は△伴茲襪里妥当だと思います。

ここで「as」が「when」に置き換えられるかどうか検討してみたいと思います。
Pooh sighed when he looked at all the empty honey pots scattered around him.
「when」は「ある動作が他の動作と同時またはその継続中に起る時」「ある動作が他の動作に続いて起る時」に使えます。この場合、後者の「くまのプ―さんは、空の蜂蜜ツボを見た時に(蜂蜜がないことに気がついて)ため息をついた」の意に取られることが多いでしょう。もし前者なら「when he was looking at」が自然です。

更に「as」が「while」に置き換えられるかどうか検討してみたいと思います。
Pooh sighed while he looked at all the empty honey pots scattered around him.
「while」は「・・・する間に」の場合に使われます。「空の蜂蜜ツボを見ている間に、くまのプ―さんは、ため息をついた」の意になります。

「when」「while」に置き換えても文法的には正しいですが、伝わるイメージは上記の通り少し変わります。文脈からは、やはり「as」が一番状況を的確に表していると思います。

(2)“I don’t suppose the bees would mind if I borrowed a little honey,” said Pooh as
he began to climb the tree.
この例文も動詞が「said」と「began」で「動作」を表しますので(1)の例文と同じと考えます

(3)As Pooh leaned closer to the hole, the little branch he was clinging to began to
bend.
この例文は「くまのプ―さんが、穴により近く身を乗り出すにつれて、つかまっていた小枝がたわみ始めた」の意と取れます。 

(4)As he reached in and pulled out a pawful of honey, the bees began to buzz suspiciously around his head.
ここでは「くまのプ―さんが穴に手を突っ込んで、ひとつかみの蜂蜜を取り出した」のと「ハチたちがプ―さんの頭のまわりで疑わしそうにブンブン唸り始めた」のがほぼ同時に生じたことを表しています。上記の分類に従えば 屬△詁虻遒終わらないうちに他の動作が起る時」で捉えるのが自然でしょう。「くまのプ―さんが穴に手を突っ込んで、ひとつかみの蜂蜜を取り出そうとしていると(実際に取り出したのだが)ハチたちがプ―さんの頭のまわりで疑わしそうにブンブン唸り始めた」イメージです。「as」を「when」に置き換えると「取り出した後にブンブン唸り始めた」とも解釈できます。

(5)Pooh clung on tightly as the balloon swooshed along,  
ここでは「くまのプ―さんが(風船に)しっかりとつかまった」のと「風船がどんどん
シューという音を出して(縮んで)行った」のがほぼ同時に生じたことを表しています。「along」という「時の幅」を意識させる言葉があるので上記の分類に従えば「2つの事柄が平行して進行する時(・・・するにつれて)」で捉えるのが自然でしょう。 

以上の例には出てきませんでしたが、「as」は「because / since」の意味を表すこともあります。通例「進行形にならない動詞」や「live, stay, remain」と一緒に使われている場合は「because / since」の意になります。次の例文を参照して下さい。
As he was tired …(疲れていたので)
As he knew her well …(彼女をよく知っていたので)⇒ As he came to know her betterなら上記の意で使えます。
As it contains alcohol …(アルコールを含んでいるので)
As he lives near here …(この近くに住んでいるので)

大部分の動詞では「as」は「時」と「理由」の両方に使えますが、迷った場合には「as」は多様な使い方がされるので「while」または「because」を使う方が安全です。

「as」について気になっていることを付け加えます。

「as … as …」で「・・・と同じ程度に、同じぐらいに」の意になることは学校で英語を学んだ人は誰でも知っていますが「My son is now as tall as I am. 」は辞書では「息子はもう私と同じ身長だ」と訳されていますが、(アメリカでは)イメージ的には「息子はもう私と同じぐらいの身長はある(同じか私より高い)」になります。
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