「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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2012年12月

英字新聞の「見出し+第1段落」(391。「barefoot」「survival」「iconic」「lung」「sources」)

著者は、英語でコミュニケーションするということを、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合うこと」と捉えています。

この捉え方が的を射ているとすれば、英語を母語としない我々日本人が「英語を使える」ものにしようとすれば、次の練習を積むことが必須なことを示唆しています。
頭の中の絵(イメージ)を「英語の語順」に合う方法で上手に整理すること。即ち「誰が、誰に、何をしているか」、そして「どこで」「いつ」「なぜ」「どうやって」を意識的に意識すること。頭の中の絵(イメージ)をよく見ると、大抵の場合「伝わる」英語が喋れるということが長年の授業から確信を持って言えます。
この絵(イメージ)をいちいち日本語に訳さないこと。
英語の発音をチャンと身につけること。
英語の単語を身につけること。
英語の語順に慣れること。

本シリーズは英字新聞の記事を題材にした「‘の中の絵(イメージ)」「け儻譴涼姥譟廖岫ケ儻譴慮貊隋廚硫鮴發任后については、本ブログの「音の英文法」を参照下さい。そして一度は発音指導を受けることをお勧めします△砲弔い討蓮屬海譴鮠錣飽媼韻垢襪海函廖峇靴譴襪海函廚大切ですが、最初のうちは、どうしても日本語が先に浮かぶと思います。その場合は、その日本語を、もう一度「絵(イメージ)」に転換し、その「絵(イメージ)」をよく見て発話することをお勧めします。英語上達の鍵(特に『しゃべる』場合)は「日本語を介在させない」ということに凝縮される と思っています。

今回の話題は、「反戦漫画家の死」についてです。

見出し:'Barefoot Gen' author dead at 73
Nakazawa's popular antiwar comic series based on own Hiroshima A-bomb survival story
第1段落:Keiji Nakazawa, author of "Hadashi no Gen" ("Barefoot Gen"), an iconic comic about the 1945 Hiroshima atomic bombing, has died of lung cancer at a hospital in the city, sources said Tuesday. He was 73.
第2段落:Nakazawa, who died last Wednesday, based "Barefoot Gen" on his own life, telling the story of a boy who survived the U.S. atomic bombing of Hiroshima on Aug. 6, 1945.
(The Japan Times電子版: Wednesday, Dec. 26, 2012)


見出し
[英語の単語]
barefoot:素足の、素足で
survival:生き残ること、生存者

[英語の語順]
'Barefoot Gen' author dead at 73:英語では、原則として、最初の言葉から動詞までが主語で日本語の「は」「が」が対応します。そして動詞の直後に前置詞がなければ、その語句は目的語の役割を果たし、日本語の「を」「に」が対応しますが、ここではキチンとした主語+動詞はなく「'Barefoot Gen' author」=「dead at 73」の構造になっています。「『はだしのゲン』の作者が死んだ、73で」。

Nakazawa's popular antiwar comic series:「中沢さんの人気のある反戦コミック・シリーズ

based on own Hiroshima A-bomb survival story:「自身の広島の原爆の生き残り物語に基礎が置かれている」

第1段落:
[英語の単語]
iconic:像の、シンボル的な
lung:肺
sources:(情報などの)出所

[英語の語順]
Keiji Nakazawa:「中沢啓治さん

, author of "Hadashi no Gen" ("Barefoot Gen"):「『はだしのゲン』の作者だが」

, an iconic comic:「(『はだしのゲン』は)シンボル的なコミックであるが」

次に「about」と「前置詞」が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが、「接続詞」で始まることもあります。「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。しゃべる時には、この一塊の情報ごとに区切って話すと「絵(イメージ)」が伝わりやすいです。「前置詞によって追加された一塊の情報」は、イメージとしてはその前置詞より前の語句を修飾することになります。結果として日本語と英語の語順が逆になります。どの語句を修飾すると理解するかは文脈によります

about the 1945 Hiroshima atomic bombing,:「1945年の広島の原子爆弾の爆撃についての」(直前のiconic comicを修飾)

has died of lung cancer:「肺がんで死んだ」

at a hospital:「病院で」

in the city:「広島市の」(直前のhospitalを修飾)

, sources said Tuesday.:「と情報筋が言った、火曜日に」

He was 73.:「中沢さんは73だった」

第2段落:
[英語の語順]
Nakazawa:「中沢さん

, who died last Wednesday,:挿入句。「先週水曜日に死んだのだが」

based "Barefoot Gen":「『はだしのゲン』の基礎を置いた」

on his own life:「彼自身の生活に」

, telling the story of a boy:カンマ+現在分詞で実質新しい文です。意味上の主語は「Nakazawa」。「中沢さんは1人の少年の物語を語った」

who survived the U.S. atomic bombing of Hiroshima:「その少年は広島の米の原子爆弾の爆撃を生き延びた」

on Aug. 6, 1945.:「1945年8月6日の」(直前のU.S. atomic bombing of Hiroshimaを修飾)

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順・イメージを伝える順番が逆ですので(上記で確かめてみて下さい。全て後ろから前を修飾しています)、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。

「つぶやき」
平和記念資料館に行って、原爆のすざましさに思わず目をそらしたくなったことを思い出す。

英字新聞の「見出し+第1段落」(390。「stand firm」「restriction」「introduce」「massacre」)

著者は、英語でコミュニケーションするということを、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合うこと」と捉えています。

この捉え方が的を射ているとすれば、英語を母語としない我々日本人が「英語を使える」ものにしようとすれば、次の練習を積むことが必須なことを示唆しています。
頭の中の絵(イメージ)を「英語の語順」に合う方法で上手に整理すること。即ち「誰が、誰に、何をしているか」、そして「どこで」「いつ」「なぜ」「どうやって」を意識的に意識すること。頭の中の絵(イメージ)をよく見ると、大抵の場合「伝わる」英語が喋れるということが長年の授業から確信を持って言えます。
この絵(イメージ)をいちいち日本語に訳さないこと。
英語の発音をチャンと身につけること。
英語の単語を身につけること。
英語の語順に慣れること。

本シリーズは英字新聞の記事を題材にした「‘の中の絵(イメージ)」「け儻譴涼姥譟廖岫ケ儻譴慮貊隋廚硫鮴發任后については、本ブログの「音の英文法」を参照下さい。そして一度は発音指導を受けることをお勧めします△砲弔い討蓮屬海譴鮠錣飽媼韻垢襪海函廖峇靴譴襪海函廚大切ですが、最初のうちは、どうしても日本語が先に浮かぶと思います。その場合は、その日本語を、もう一度「絵(イメージ)」に転換し、その「絵(イメージ)」をよく見て発話することをお勧めします。英語上達の鍵(特に『しゃべる』場合)は「日本語を介在させない」ということに凝縮される と思っています。

今回の話題は、「アメリカの銃規制」についてです。

見出し:N.R.A. Leaders Stand Firm Against Gun Restrictions
第1段落:Leaders of the National Rifle Association said Sunday that they would fight any new gun restrictions introduced in Congress, and they made clear that they were not interested in working with President Obama to help develop a broad response to the Connecticut school massacre.
(The Japan Times電子版: Sunday, Dec. 23, 2012)


見出し
[英語の単語]
N.R.A.:National Rifle Association 全米ライフル協会
stand firm:「しっかりと立っている」⇒「主張を曲げない」「強硬な姿勢を崩さない」等の日本語が対応。
restriction:規制

[英語の語順]
N.R.A. Leaders Stand Firm:英語では、原則として、最初の言葉から動詞までが主語で日本語の「は」「が」が対応します。そして動詞の直後に前置詞がなければ、その語句は目的語の役割を果たし、日本語の「を」「に」が対応します。「全米ライフル協会の指導者たち 強硬な姿勢を崩さなかった」(新聞の見出しの現在形は過去を表します)。

次に「Against」と「前置詞」が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが、「接続詞」で始まることもあります。「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。しゃべる時には、この一塊の情報ごとに区切って話すと「絵(イメージ)」が伝わりやすいです。「前置詞によって追加された一塊の情報」は、イメージとしてはその前置詞より前の語句を修飾することになります。結果として日本語と英語の語順が逆になります。どの語句を修飾すると理解するかは文脈によります

Against Gun Restrictions:「銃の規制に反対して」(「銃規制に反対な強硬な立場を崩さなかった」)

第1段落:
[英語の単語]
introduce:ここでは「(議案など)を(議会に)提出する」の意。
massacre:大虐殺

[英語の語順]
Leaders of the National Rifle Association said Sunday that:「全米ライフル協会の指導者たち 日曜日に次言った」

they would fight any new gun restrictions:「彼らいかなる新しい銃規制とも戦うであろう」

introduced:「提出される」(直前のnew gun restrictionsを修飾)

in Congress,:「議会に」(直前のintroducedを修飾)

and they made clear that:「そして彼らは以下のことを明らかにした」

they were not interested:「彼らは興味がない」

in working:「働くこと(に)」 (be interested in … で「・・・に興味がある」)

with President Obama:「オバマ大統領と」(直前のworkingを修飾)

to help develop a broad response:「幅広い反応を促進するのを助けるために」

to the Connecticut school massacre.:「コネチカット州の学校の大量殺人に対する」(直前のbroad responseを修飾)

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順・イメージを伝える順番が逆ですので(上記で確かめてみて下さい。全て後ろから前を修飾しています)、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。

「つぶやき」
銃規制反対の論理は「法律で銃の保持を規制すると、善良な市民は法を守り悪人は法を守らないで銃を保持する結果、善良な市民は自分の身が守れない」というもの。

英字新聞の「見出し+第1段落」(389。「suspect」「face」「indictment」「investigative」「a string of」「alleged」「suspicion」「abuse」「cell」)

著者は、英語でコミュニケーションするということを、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合うこと」と捉えています。

この捉え方が的を射ているとすれば、英語を母語としない我々日本人が「英語を使える」ものにしようとすれば、次の練習を積むことが必須なことを示唆しています。
頭の中の絵(イメージ)を「英語の語順」に合う方法で上手に整理すること。即ち「誰が、誰に、何をしているか」、そして「どこで」「いつ」「なぜ」「どうやって」を意識的に意識すること。頭の中の絵(イメージ)をよく見ると、大抵の場合「伝わる」英語が喋れるということが長年の授業から確信を持って言えます。
この絵(イメージ)をいちいち日本語に訳さないこと。
英語の発音をチャンと身につけること。
英語の単語を身につけること。
英語の語順に慣れること。

本シリーズは英字新聞の記事を題材にした「‘の中の絵(イメージ)」「け儻譴涼姥譟廖岫ケ儻譴慮貊隋廚硫鮴發任后については、本ブログの「音の英文法」を参照下さい。そして一度は発音指導を受けることをお勧めします△砲弔い討蓮屬海譴鮠錣飽媼韻垢襪海函廖峇靴譴襪海函廚大切ですが、最初のうちは、どうしても日本語が先に浮かぶと思います。その場合は、その日本語を、もう一度「絵(イメージ)」に転換し、その「絵(イメージ)」をよく見て発話することをお勧めします。英語上達の鍵(特に『しゃべる』場合)は「日本語を介在させない」ということに凝縮される と思っています。

今回の話題は、「尼崎の殺人事件の起訴」についてです。

見出し:Amagasaki suspects face indictment
第1段落:Six people suspected in the murder of a man in Amagasaki, Hyogo Prefecture, will be indicted Wednesday, investigative sources said Saturday.
第2段落:The six and Miyoko Sumida, a key suspect over a string of alleged murders, were arrested on suspicion of abusing and killing Jiro Hashimoto, 53, in Sumida's residence in Amagasaki. Sumida committed suicide earlier this month in her police cell.
(The Japan Times電子版: Sunday, Dec. 23, 2012)


見出し
[英語の単語]
suspect:名詞ではアクセントは[sus]に、動詞では[pect]にあります。「[sus-下から上を]+[-spect見る]」が語源。[-spect見る]が使われた単語には「expect, inspect, prospect, respect」等があります。容疑者、被疑者、(伝染病の)感染の疑いのある者。殺人事件関連のニュースでは必ず出てくる単語です。
face:名詞では「顔」。このイメージが広がって動詞では「に面している、に直面する」。新聞用語では「に直面する」の意で使われることが多いです。
indictment:起訴。動詞は「indict。発音は [indait]」。

[英語の語順]
Amagasaki suspects face indictment:英語では、原則として、最初の言葉から動詞までが主語で日本語の「は」「が」が対応します。そして動詞の直後に前置詞がなければ、その語句は目的語の役割を果たし、日本語の「を」「に」が対応します。「尼崎の被疑者たち 起訴直面した」(新聞の見出しの現在形は過去を表します)。「Amagasaki」は名詞ですが「suspects」という名詞の前にありますので形容詞の役割をしています。

第1段落:
[英語の単語]
investigative:調査の、取り調べの

[英語の語順]
Six people:「6人の人々

次に「suspected」と「過去分詞」が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが、「接続詞」で始まることもあります。「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。しゃべる時には、この一塊の情報ごとに区切って話すと「絵(イメージ)」が伝わりやすいです。「前置詞によって追加された一塊の情報」は、イメージとしてはその前置詞より前の語句を修飾することになります。結果として日本語と英語の語順が逆になります。どの語句を修飾すると理解するかは文脈によります

suspected:「嫌疑をかけられた」(直前の Six peopleを修飾)

in the murder of a man:「1人の男の殺人(という世界の中)で」

in Amagasaki, Hyogo Prefecture, 「兵庫県尼崎での」(直前の murder of a manを修飾)

will be indicted Wednesday, :「起訴されるであろう、水曜日に」

investigative sources said Saturday.:「取り調べ筋が言った、土曜日に」

第2段落:
[英語の単語]
a string of …:一連の・・・
alleged:申し立てられた、疑わしい。刑が確定する前ですので、この言葉が用いられます。
suspicion:疑い
abuse:「ab- ・・・から離れて」+「use 使用する」。「を乱用する、を虐待する」
cell:小部屋

[英語の語順]
The six and Miyoko Sumida:「その6人と角田美代子

, a key suspect over a string of alleged murders, :挿入句。「角田美代子は一連の申し立てられた殺人をめぐる重要なな容疑者であるが」

were arrested:「逮捕された」

on suspicion of abusing and killing Jiro Hashimoto, 53, :「橋本次郎53歳を虐待し殺した疑いで」

in Sumida's residence:「角田の住居で」

in Amagasaki.:「尼崎にある」(直前の Sumida's residenceを修飾)

Sumida committed suicide earlier this month:「角田は自殺した、今月初めに」

in her police cell.:「彼女が入っていた警察の小部屋で」

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順・イメージを伝える順番が逆ですので(上記で確かめてみて下さい。全て後ろから前を修飾しています)、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。

「つぶやき」
角田が自殺してしまったので、はたして有罪まで持っていけるか。

英字新聞の「見出し+第1段落」(388。「probability」「quake」「upward」「update」「release」「likelihood」「temblor」「strike」「devastating」「rock」)

著者は、英語でコミュニケーションするということを、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合うこと」と捉えています。

この捉え方が的を射ているとすれば、英語を母語としない我々日本人が「英語を使える」ものにしようとすれば、次の練習を積むことが必須なことを示唆しています。
頭の中の絵(イメージ)を「英語の語順」に合う方法で上手に整理すること。即ち「誰が、誰に、何をしているか」、そして「どこで」「いつ」「なぜ」「どうやって」を意識的に意識すること。頭の中の絵(イメージ)をよく見ると、大抵の場合「伝わる」英語が喋れるということが長年の授業から確信を持って言えます。
この絵(イメージ)をいちいち日本語に訳さないこと。
英語の発音をチャンと身につけること。
英語の単語を身につけること。
英語の語順に慣れること。

本シリーズは英字新聞の記事を題材にした「‘の中の絵(イメージ)」「け儻譴涼姥譟廖岫ケ儻譴慮貊隋廚硫鮴發任后については、本ブログの「音の英文法」を参照下さい。そして一度は発音指導を受けることをお勧めします△砲弔い討蓮屬海譴鮠錣飽媼韻垢襪海函廖峇靴譴襪海函廚大切ですが、最初のうちは、どうしても日本語が先に浮かぶと思います。その場合は、その日本語を、もう一度「絵(イメージ)」に転換し、その「絵(イメージ)」をよく見て発話することをお勧めします。英語上達の鍵(特に『しゃべる』場合)は「日本語を介在させない」ということに凝縮される と思っています。

今回の話題は、「大地震発生の確率予測」についてです。

見出し:Probability of strong quakes revised upward for eastern Japan
第1段落:An updated earthquake probability map released Friday shows an increased likelihood of strong temblors striking the Kanto region surrounding Tokyo, based on findings made after the devastating March 2011 megaquake that rocked Tohoku.
(The Japan Times電子版: Saturday, Dec. 22, 2012)


見出し
[英語の単語]
probability:見込み、公算、確率、ありそうなこと、起りそうなことがら(反対は improbability)
quake:名詞では「震え、おののき、揺れ、地震」
upward:副詞。上の方に、(数・量が)より多く、(川などを)さかのぼって

[英語の語順]
Probability of strong quakes revised upward for eastern Japan:英語では、原則として、最初の言葉から動詞までが主語で日本語の「は」「が」が対応します。そして動詞の直後に前置詞がなければ、その語句は目的語の役割を果たし、日本語の「を」「に」が対応しますが、ここではキチンとした主語・動詞はなく「Probability of strong quakes」=「revised upward for eastern Japan」の構造になっています。

Probability of strong quakes:「強い地震の確率

revised upward:「改訂された、上の方に」

for eastern Japan:「東日本に向かって」

第1段落:
[英語の単語]
update:を最新のものにする
release:を解き放す、(情報など)を公開する、(映画など)を封切りする
likelihood:可能性、見込み、公算
temblor:地震
strike:を打つ、をたたく、(あらし・病気・恐怖などが)を襲う
finding:ここでは「(調べて)明らかになったこと」
devastating:破壊的な
rock:を揺り動かす、を(激しく)揺さぶる

[英語の語順]
An updated earthquake probability map:「最新のものにされた地震の確率の地図

released Friday:「金曜日に公開された」(直前のearthquake probability mapを修飾)

shows an increased likelihood of strong temblors:「強い地震の大きくなった可能性を示している」

次に「striking」と「現在分詞」が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが、「接続詞」で始まることもあります。「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。しゃべる時には、この一塊の情報ごとに区切って話すと「絵(イメージ)」が伝わりやすいです。「前置詞によって追加された一塊の情報」は、イメージとしてはその前置詞より前の語句を修飾することになります。結果として日本語と英語の語順が逆になります。どの語句を修飾すると理解するかは文脈によります

striking the Kanto region:「関東地方を襲う」(直前のstrong temblorsを修飾)

surrounding Tokyo:「東京を取り囲む」(直前のKanto regionを修飾)

, based on findings:カンマ+過去分詞で実質新しい文です。意味上の主語は「今まで述べてきたこと」。「(これは)(調べて)明らかになったことに基づいている」

made after the devastating March 2011 megaquake:「例の破壊的な2011年3月の大地震の後で分かった」(直前のfindingsを修飾)

that rocked Tohoku.:「その大地震は東北を(激しく)揺さぶった」(thatは関係代名詞)

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順・イメージを伝える順番が逆ですので(上記で確かめてみて下さい。全て後ろから前を修飾しています)、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。

「つぶやき」
著者は東京に住んでますが、最近は地震の回数が増えたように感じています。

「stick」

「stick」が動詞として使われる場合には「stick – stuck - stuck」と活用する。語源といわれているものに「刺繍する」「ちくりと刺す」「印」「急ぐ」「(初期の段階では)『刺す、留められて動かない』の意もあった」があり(Oxford による)、多様である。

そのせいか現代においてもかなり多様な使い方がされる。特に4.の使い方に注意が必要。

1.「何か(通例とがったもの)を何かの中に押し入れる、何かが何かの中に押し入れられている」
The nurse stuck the needle into my arm.(突き刺す)
Don’t stick your fingers through the bars of the cage.(差し込む)
I found a nail sticking in the tire.(突き刺さっている)

2.「何かを何かにくっつける(通例粘着性のもので)、(このようにして)くっついて固定される」
He stuck a stamp on the envelop.(貼る)
We used glue to stick the broken pieces together.(くっつける)
I stuck the photos into an album.(貼る)
Her wet clothes were sticking to her body.(くっつく)
The glue’s useless – the pieces just won’t stick. (くっつく)

3.「ある場所に置く(通例、素早くまたはぞんざいに)」
Stick your bags down there.(置く)
He stuck his hands in his pockets and strolled off. (突っ込む)
Can you stick this on the noticeboard? (貼る)
Peter stuck his head around the door and said, “Coffee, anyone?” (出す)

4.「ある位置で固定され動かない、動けない」(過去完了形が使われている場合は、通例この意)
The key has stuck in the lock.(固定され動かない)
This drawer keeps sticking. (固定され動かない)
Sara tried to open the window but it was stuck. (固定され動かない)
We got stuck in a traffic jam.(動けない)⇒比喩的表現
Pooh’s full middle was stuck in the middle. (動けない)

5.「困難な或いは不快な状況や人を受け入れる」
I don’t know how you stick that job.(我慢する)
They’re always arguing – I can’t stick it any longer. (我慢する)

尚、名詞の「棒きれ、ステッキ」を意味する「stick」は綴りは同じですが語源が異なります(「刺すもの」の意)。
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