「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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2013年01月

英字新聞の「見出し+第1段落」(408。「mite」「viral」「infection」「claim」「fatality」「victim」「resident」「apparent」「thrombocytopenia」「transmit」)

著者は、英語でコミュニケーションするということを、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合うこと」と捉えています。

この捉え方が的を射ているとすれば、英語を母語としない我々日本人が「英語を使える」ものにしようとすれば、次の練習を積むことが必須なことを示唆しています。
頭の中の絵(イメージ)を「英語の語順」に合う方法で上手に整理すること。即ち「誰が、誰に、何をしているか」、そして「どこで」「いつ」「なぜ」「どうやって」を意識的に意識すること。頭の中の絵(イメージ)をよく見ると、大抵の場合「伝わる」英語が喋れるということが長年の授業から確信を持って言えます。
この絵(イメージ)をいちいち日本語に訳さないこと。
英語の発音をチャンと身につけること。
英語の単語を身につけること。
英語の語順に慣れること。

本シリーズは英字新聞の記事を題材にした「‘の中の絵(イメージ)」「け儻譴涼姥譟廖岫ケ儻譴慮貊隋廚硫鮴發任后については、本ブログの「音の英文法」を参照下さい。そして一度は発音指導を受けることをお勧めします△砲弔い討蓮屬海譴鮠錣飽媼韻垢襪海函廖峇靴譴襪海函廚大切ですが、最初のうちは、どうしても日本語が先に浮かぶと思います。その場合は、その日本語を、もう一度「絵(イメージ)」に転換し、その「絵(イメージ)」をよく見て発話することをお勧めします。英語上達の鍵(特に『しゃべる』場合)は「日本語を介在させない」ということに凝縮される と思っています。

今回の話題は、「ダニを媒体としたウイルス感染症による死亡」についてです。

見出し:New mite-linked viral infection claimed first fatality in Japan last fall
第1段落:Japan recorded its first death from a new viral infection last autumn, the health ministry said Wednesday.
第2段落:The adult victim, a resident of Yamaguchi Prefecture, had no recent record of overseas travel or any apparent trace of a mite bite, even though the new viral infection, called severe fever with thrombocytopenia syndrome, is usually transmitted by such a bite.
(The Japan Times 電子版: Thursday, Jan. 30, 2013)


見出し
[英語の単語]
mite:ダニ
viral:ウイルスの
infection:伝染、感染、感染症(ここでは最後の意で使われています)
claim:ここでは「を求める、を必要とする、(事故などが)(人命)を奪う」。最後の意では「take」でも同じ。
fatality:不幸、災難、死、運命

[英語の語順]
New mite-linked viral infection claimed first fatality:英語では、原則として、最初の言葉から動詞までが主語で日本語の「は」「が」が対応します。そして動詞の直後に前置詞がなければ、その語句は目的語の役割を果たし、日本語の「を」「に」が対応します。「新しいダニにリンクされたウイルス感染症最初の命奪った」

次に「in」と「前置詞」が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが、「接続詞」で始まることもあります。「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。しゃべる時には、この一塊の情報ごとに区切って話すと「絵(イメージ)」が伝わりやすいです。「前置詞によって追加された一塊の情報」は、イメージとしてはその前置詞より前の語句を修飾することになります。結果として日本語と英語の語順が逆になります。どの語句を修飾すると理解するかは文脈によります

in Japan:「日本で(の)」(直前のfatalityを修飾)

last fall:「昨年の秋に」

第1段落:
[英語の単語]
the health ministry:厚生労働省

[英語の語順]
Japan recorded its first death :「日本は最初の死亡を記録した」

from a new viral infection:「新しいウイルス感染症から(の)」(直前のdeathを修飾)

last autumn:「昨年の秋に」

, the health ministry said Wednesday.:「、厚生労働省水曜日に発表した」

第2段落:
[英語の単語]
victim:犠牲者
resident:住人
apparent:明白な
fever:熱、発熱
thrombocytopenia:血小板減少症
severe fever with thrombocytopenia syndrome:これで「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」と訳されています。
transmit:を送る、伝染させる

[英語の語順]
The adult victim:「その成人の犠牲者

, a resident of Yamaguchi Prefecture,:挿入句。「山口県の住人(だが)」

had no recent record of overseas travel or any apparent trace of a mite bite:「最近の海外旅行記録やダニに噛まれた明白な形跡を持っていなかった」

, even though the new viral infection:「だけれども、その新しいウイルス感染症は」

, called severe fever with thrombocytopenia syndrome,:挿入句。「重症熱性血小板減少症候群と呼ばれているが」

is usually transmitted:「通常は伝染させられる→伝染する」

by such a bite. :「このような噛むことによって」

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順・イメージを伝える順番が逆ですので(上記で確かめてみて下さい。全て後ろから前を修飾しています)、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。

英字新聞の「見出し+第1段落」(407。「funding」「aim」「in light of」「subsequent」「quest」「reliance」)

著者は、英語でコミュニケーションするということを、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合うこと」と捉えています。

この捉え方が的を射ているとすれば、英語を母語としない我々日本人が「英語を使える」ものにしようとすれば、次の練習を積むことが必須なことを示唆しています。
頭の中の絵(イメージ)を「英語の語順」に合う方法で上手に整理すること。即ち「誰が、誰に、何をしているか」、そして「どこで」「いつ」「なぜ」「どうやって」を意識的に意識すること。頭の中の絵(イメージ)をよく見ると、大抵の場合「伝わる」英語が喋れるということが長年の授業から確信を持って言えます。
この絵(イメージ)をいちいち日本語に訳さないこと。
英語の発音をチャンと身につけること。
英語の単語を身につけること。
英語の語順に慣れること。

本シリーズは英字新聞の記事を題材にした「‘の中の絵(イメージ)」「け儻譴涼姥譟廖岫ケ儻譴慮貊隋廚硫鮴發任后については、本ブログの「音の英文法」を参照下さい。そして一度は発音指導を受けることをお勧めします△砲弔い討蓮屬海譴鮠錣飽媼韻垢襪海函廖峇靴譴襪海函廚大切ですが、最初のうちは、どうしても日本語が先に浮かぶと思います。その場合は、その日本語を、もう一度「絵(イメージ)」に転換し、その「絵(イメージ)」をよく見て発話することをお勧めします。英語上達の鍵(特に『しゃべる』場合)は「日本語を介在させない」ということに凝縮される と思っています。

今回の話題は、「温泉発電」についてです。

見出し:Hot springs power projects to get METI funding
第1段落:The industry ministry said Monday it will offer financial support to seven projects nationwide that aim to generate electricity by using heat energy from hot springs water.
第2段落:The move comes as Japan hopes to boost renewable energy in light of the Fukushima meltdown crisis and the nation’s subsequent quest to reduce its reliance on atomic power.

(The Japan Times 電子版: Tuesday, Jan. 29, 2013)

見出し
[英語の単語]
METI:Ministry of Economy, trade and Industry 経済産業省
power:ここでは「電力」
funding:基金、資金

[英語の語順]
Hot springs power projects to get METI funding:英語では、原則として、最初の言葉から動詞までが主語で日本語の「は」「が」が対応します。そして動詞の直後に前置詞がなければ、その語句は目的語の役割を果たし、日本語の「を」「に」が対応しますが、ここではキチンとした「主語+動詞」はなく、「Hot springs power projects」=「to get METI funding」の構図になっています。

Hot springs power projects:「温泉電力プロジェクトが」

to get METI funding:「経済産業省の基金を獲得することに」(新聞の見出しの不定詞は未来を表します)

第1段落:
[英語の単語]
aim:を向ける、をねらう、・・・するように意図する。最後の意では「intend」「plan」でも可。

[英語の語順]
The industry ministry said Monday :「経済産業省月曜日に次のように言った」

it will offer financial support:「同省資金的な援助申し出るであろう」

次に「to」と「前置詞」が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが、「接続詞」で始まることもあります。「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。しゃべる時には、この一塊の情報ごとに区切って話すと「絵(イメージ)」が伝わりやすいです。「前置詞によって追加された一塊の情報」は、イメージとしてはその前置詞より前の語句を修飾することになります。結果として日本語と英語の語順が逆になります。どの語句を修飾すると理解するかは文脈によります

to seven projects nationwide:「全国で7つのプロジェクトに」

that aim to generate electricity :「電気を発電することを意図している」(「that」は関係代名詞、「to generate」は不定詞の所謂「名詞的用法」と言われるもの)

by using heat energy:「熱エネルギーを使うことによって」

from hot springs water.:「温泉水から(の)」(直前のheat energyを修飾)

第2段落:
[英語の単語]
in light of:を考慮して、・・・の観点から
subsequent:その後の
quest:探求
reliance:依存

[英語の語順]
The move comes:「その動きやって来ている」

as Japan hopes to boost renewable energy :「as」はここでは、前に述べたことの背景・理由説明に使われています。「日本は再生エネルギーを促進することを望んでいる(ので)」

in light of the Fukushima meltdown crisis :「福島の溶解危機を考慮して」

and the nation’s subsequent quest:「そして、国のその後の探求(を考慮して)」

to reduce its reliance:「国の依存を減らす」(直前のnation’s subsequent questを修飾)

on atomic power.:「原子力発電への」(直前のrelianceを修飾)

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順・イメージを伝える順番が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。

英字新聞の「見出し+第1段落」(406。「welfare」「slash」「root out」「dole」)

著者は、英語でコミュニケーションするということを、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合うこと」と捉えています。

この捉え方が的を射ているとすれば、英語を母語としない我々日本人が「英語を使える」ものにしようとすれば、次の練習を積むことが必須なことを示唆しています。
頭の中の絵(イメージ)を「英語の語順」に合う方法で上手に整理すること。即ち「誰が、誰に、何をしているか」、そして「どこで」「いつ」「なぜ」「どうやって」を意識的に意識すること。頭の中の絵(イメージ)をよく見ると、大抵の場合「伝わる」英語が喋れるということが長年の授業から確信を持って言えます。
この絵(イメージ)をいちいち日本語に訳さないこと。
英語の発音をチャンと身につけること。
英語の単語を身につけること。
英語の語順に慣れること。

本シリーズは英字新聞の記事を題材にした「‘の中の絵(イメージ)」「け儻譴涼姥譟廖岫ケ儻譴慮貊隋廚硫鮴發任后については、本ブログの「音の英文法」を参照下さい。そして一度は発音指導を受けることをお勧めします△砲弔い討蓮屬海譴鮠錣飽媼韻垢襪海函廖峇靴譴襪海函廚大切ですが、最初のうちは、どうしても日本語が先に浮かぶと思います。その場合は、その日本語を、もう一度「絵(イメージ)」に転換し、その「絵(イメージ)」をよく見て発話することをお勧めします。英語上達の鍵(特に『しゃべる』場合)は「日本語を介在させない」ということに凝縮される と思っています。

今回の話題は、「生活保護費の引き下げ」についてです。

見出し:Welfare payments to be slashed \74 billion to root out the comfortably poor
第1段落:Welfare benefits will be slashed by \74 billion over a three-year period starting from fiscal 2013, after a government panel found that some people are making more on the dole than low-income workers are spending on living costs, it was learned Sunday.(下線部のオリジナルは誤植と思われたので、サマリーに使われた表現で置き換えてあります)
(The Japan Times 電子版: Monday, Jan. 28, 2013)


見出し
[英語の単語]
welfare:幸福、繁栄、生活保護、福祉援助
slash:をさっと切る、を大幅に切り下げる(新聞用語)。後者の意では「reduce」「cut」「lower」でも可。
root out:を根絶する。「sweep away」でも可。

[英語の語順]
Welfare payments to be slashed \74 billion to root out the comfortably poor:英語では、原則として、最初の言葉から動詞までが主語で日本語の「は」「が」が対応します。そして動詞の直後に前置詞がなければ、その語句は目的語の役割を果たし、日本語の「を」「に」が対応しますが、ここではキチンとした「主語+動詞」はなく、「Welfare payments」=「to be slashed \74 billion to root out the comfortably poor」の構図になっています。

Welfare payments:「生活保護の支払いが」

to be slashed \74 billion:「740億円引き下げられることに」(新聞の見出しの不定詞は未来を表します)

to root out the comfortably poor:「不自由なく貧しい人々を根絶するために」

第1段落:
[英語の単語]
dole:(慈善団体・政府などからの定期的な)施し(金・食物など)。「benefit payments」「social security」「welfare」でも同じ。

[英語の語順]
Welfare benefits will be slashed:「生活保護費引き下げられるだろう」

次に「by」と「前置詞」が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが、「接続詞」で始まることもあります。「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。しゃべる時には、この一塊の情報ごとに区切って話すと「絵(イメージ)」が伝わりやすいです。「前置詞によって追加された一塊の情報」は、イメージとしてはその前置詞より前の語句を修飾することになります。結果として日本語と英語の語順が逆になります。どの語句を修飾すると理解するかは文脈によります

by \74 billion:「740億円だけ」

over a three-year period:「3年に亘って」

starting from fiscal 2013:「2013会計年度から始まって」

, after a government panel found that:カンマがありますので、前に述べたことへの追加情報です。「以下のことを政府の委員会が見つけたあとで(見つけたので)」

some people are making more:「ある人々はもっと(金を)得ている」

on the dole:「施しで(生活保護費で)」

than low-income workers are spending:「低所得者の労働者が使っているよりも」

on living costs:「生計費に」

, it was learned Sunday. :「ということが日曜日に分かった」

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順・イメージを伝える順番が逆ですので、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。

英字新聞の「見出し+第1段落」(405。「cuttlefish」「revolutionary」「electronic」「stubby」「tentacle」「bulbous」「ripple」「prehistoric」「disguise」)

著者は、英語でコミュニケーションするということを、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合うこと」と捉えています。

この捉え方が的を射ているとすれば、英語を母語としない我々日本人が「英語を使える」ものにしようとすれば、次の練習を積むことが必須なことを示唆しています。
頭の中の絵(イメージ)を「英語の語順」に合う方法で上手に整理すること。即ち「誰が、誰に、何をしているか」、そして「どこで」「いつ」「なぜ」「どうやって」を意識的に意識すること。頭の中の絵(イメージ)をよく見ると、大抵の場合「伝わる」英語が喋れるということが長年の授業から確信を持って言えます。
この絵(イメージ)をいちいち日本語に訳さないこと。
英語の発音をチャンと身につけること。
英語の単語を身につけること。
英語の語順に慣れること。

本シリーズは英字新聞の記事を題材にした「‘の中の絵(イメージ)」「け儻譴涼姥譟廖岫ケ儻譴慮貊隋廚硫鮴發任后については、本ブログの「音の英文法」を参照下さい。そして一度は発音指導を受けることをお勧めします△砲弔い討蓮屬海譴鮠錣飽媼韻垢襪海函廖峇靴譴襪海函廚大切ですが、最初のうちは、どうしても日本語が先に浮かぶと思います。その場合は、その日本語を、もう一度「絵(イメージ)」に転換し、その「絵(イメージ)」をよく見て発話することをお勧めします。英語上達の鍵(特に『しゃべる』場合)は「日本語を介在させない」ということに凝縮される と思っています。

今回の話題は、「コウイカがカモフラージュ技術の鍵をにぎるという話」についてです。イカは体の表面にセンサーがあって、自動的に色の光を放ってまわりに溶け込むらしいです。

見出し:Cuttlefish could be key to revolutionary camouflage technology
Electronic 'skin' that can change color may hide people, houses
第1段落:Cuttlefish are ugly-cute. With their big eyes, stubby tentacles and bulbous head, they look like creatures from an H.P. Lovecraft horror story. When they move forward, rippling their fins underneath their body, they resemble prehistoric flying saucers. And they hunt at night and are masters of disguise.
(The Washington Post: Friday, Jan. 26, 2013→ 1月27日のThe Japan Times 電子版から)


見出し
[英語の単語]
cuttlefish:コウイカ。「ヤリイカ・スルメイカ・アカイカ」は「squid」
revolutionary:革命の、画期的な、革命的な
electronic :電子の

[英語の語順]
Cuttlefish could be key:英語では、原則として、最初の言葉から動詞までが主語で日本語の「は」「が」が対応します。そして動詞の直後に前置詞がなければ、その語句は目的語の役割を果たし、日本語の「を」「に」が対応しますが、ここではSVC文型(意味はS=C)になっています。「コウイカ鍵となるかも知れない」(仮定法)

次に「to」と「前置詞」が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが、「接続詞」で始まることもあります。「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。しゃべる時には、この一塊の情報ごとに区切って話すと「絵(イメージ)」が伝わりやすいです。「前置詞によって追加された一塊の情報」は、イメージとしてはその前置詞より前の語句を修飾することになります。結果として日本語と英語の語順が逆になります。どの語句を修飾すると理解するかは文脈によります

to revolutionary camouflage technology:「画期的なモフラージュ技術へ(の)」(直前のkeyを修飾)

Electronic 'skin':「電子『膜』」(英語では文の最初の語は原則として主語の役割を果たします)

that can change color:「that」は関係代名詞。「色を変えることが出来る」(直前のElectronic 'skin'を修飾)

may hide people, houses:「人々、家を隠すかも知れない」

第1段落:
[英語の単語]
stubby:短くてこわごわした
tentacle:ここでは学術的な意味での「触腕(イカの2本の長い足)」ではなく「イカの触手」の意で使われていると思います。
bulbous:ふくらんだ
ripple:ここでは「を揺らす」の意。
prehistoric :有史以前の、まったく時代遅れの
disguise:変装

[英語の語順]
Cuttlefish are ugly-cute.:「コウイカ不格好でかわいらしい」

With their big eyes, stubby tentacles and bulbous head, :「大きな目、短くてこわごわした触手、ふくらんだ頭があって」

they look like creatures:「彼らは創造物のように見える」

from an H.P. Lovecraft horror story.:「ハワード・フィリップス・ラヴクラフトのホラー小説からの」(直前のcreaturesを修飾)

When they move forward:「彼ら 前に動く時には」

, rippling their fins underneath their body,:挿入句。「ひれを揺らして、体の下で」

they resemble prehistoric flying saucers.:「彼らまったく時代遅れの空飛ぶ円盤に似ている」

And they hunt at night :「そして、彼ら 狩猟する」

at night :「夜に」

and are masters of disguise.:「そして、変装の名人である」

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順・イメージを伝える順番が逆ですので(上記で確かめてみて下さい。全て後ろから前を修飾しています)、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。

英字新聞の「見出し+第1段落」(404。「land」「get off」「welfare」「run」「on one’s feet」「bear」「inception」「handyman」「launch」「odd」「plumbing」)

著者は、英語でコミュニケーションするということを、
「頭の中の絵(イメージ)を、英語の音または文字で、英語の単語を使って、英語の語順で、お互いに送り合うこと」と捉えています。

この捉え方が的を射ているとすれば、英語を母語としない我々日本人が「英語を使える」ものにしようとすれば、次の練習を積むことが必須なことを示唆しています。
頭の中の絵(イメージ)を「英語の語順」に合う方法で上手に整理すること。即ち「誰が、誰に、何をしているか」、そして「どこで」「いつ」「なぜ」「どうやって」を意識的に意識すること。頭の中の絵(イメージ)をよく見ると、大抵の場合「伝わる」英語が喋れるということが長年の授業から確信を持って言えます。
この絵(イメージ)をいちいち日本語に訳さないこと。
英語の発音をチャンと身につけること。
英語の単語を身につけること。
英語の語順に慣れること。

本シリーズは英字新聞の記事を題材にした「‘の中の絵(イメージ)」「け儻譴涼姥譟廖岫ケ儻譴慮貊隋廚硫鮴發任后については、本ブログの「音の英文法」を参照下さい。そして一度は発音指導を受けることをお勧めします△砲弔い討蓮屬海譴鮠錣飽媼韻垢襪海函廖峇靴譴襪海函廚大切ですが、最初のうちは、どうしても日本語が先に浮かぶと思います。その場合は、その日本語を、もう一度「絵(イメージ)」に転換し、その「絵(イメージ)」をよく見て発話することをお勧めします。英語上達の鍵(特に『しゃべる』場合)は「日本語を介在させない」ということに凝縮される と思っています。

今回の話題は、「ホームレスを正常な生活へ復帰させるNPOの活動」についてです。

見出し:Aichi NPO helps the homeless land work and get off welfare
第1段落:A program run by a nonprofit organization in Ichinomiya, Aichi Prefecture, to hire homeless people and help them get back on their feet is bearing fruit a year and a half after its inception.
第2段落:Benriya, a group of handymen operated by the NPO Nowami’s support center, has hired some 360 homeless people since it launched its services in June 2011, offering odd jobs, including moving services, plumbing and mowing lawns, that are arranged by phone.
(The Japan Times電子版: Friday, Jan. 26, 2013)


見出し
[英語の単語]
land:他動詞では「を上陸させる」「(仕事など)を得る」等の意。後者の意では「obtain」「get」でも可。
get off …:「・・・から降りる」「・・・から離れる、・・・をやめる」。
welfare :ここでは「生活保護」の意。

[英語の語順]
Aichi NPO helps the homeless land work and get off welfare:英語では、原則として、最初の言葉から動詞までが主語で日本語の「は」「が」が対応します。そして動詞の直後に前置詞がなければ、その語句は目的語の役割を果たし、日本語の「を」「に」が対応します。「愛知のNPO、ホームレス(が仕事を得、そして生活保護から離れるの)助けた」(「help … toなし不定詞」の構文)。新聞の見出しの現在形は過去を表します。「Aichi NPO」は「名詞+名詞」ですが、この場合、前の名詞は形容詞の役割を果たします。

第1段落:
[英語の単語]
run:「run」は「走る、走らせる」が原義。ここでは「を運営する」の日本語が対応。「manage」でも可。
on one’s feet:「立っている状態で」。ここでは「独立して」「立ち直って」の意。
bear:ここでは「を生じる、を生む」の意(「I was born in Tokyo.」もこの意)。「produce」でも可。
inception:初め、開始、学位授与式

[英語の語順]
A program:「1つのプログラム」(英語では最初の語は、原則、主語の働きをします)

次に「run」と「現在分詞」が来ていますので、ここからは「情報の追加」になります。「情報の追加」は通常「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」で始まりますが、「接続詞」で始まることもあります。「前置詞」で「情報の追加」が始まる場合は「of」を除いて、次の「前置詞」「関係代名詞」「現在分詞」「過去分詞」までが一塊の情報となります。しゃべる時には、この一塊の情報ごとに区切って話すと「絵(イメージ)」が伝わりやすいです。「前置詞によって追加された一塊の情報」は、イメージとしてはその前置詞より前の語句を修飾することになります。結果として日本語と英語の語順が逆になります。どの語句を修飾すると理解するかは文脈によります

run:「運営されている」(直前の programを修飾)

by a nonprofit organization:「非営利団体によって」(直前の runを修飾)

in Ichinomiya, Aichi Prefecture,:「愛知県一宮市にある」(直前の nonprofit organizationを修飾)

to hire homeless people and help them get back on their feet:「(そして)ホームレスの人々を雇い、彼らが自立するのを助けるために」(文脈からrunを修飾していると考えるのが自然)

is bearing fruit:「成果を生みつつある」

a year and a half:「1年半で」

after its inception.:「開始後」(直前のa year and a halfを修飾)

第2段落:
[英語の単語]
handyman:雑役夫、よろず屋、家の中の修理を器用にできる人
launch:を始める。「start」「begin」でも可。
odd:ここでは「さまざまな、雑多な」の意。
plumbing:配管工事

[英語の語順]
Benriya:「便利屋

, a group of handymen operated by the NPO Nowami’s support center,:挿入句で「Benriya」を説明しています。「NPOのわみサポート・センターによって運営されている雑役夫たちのグループ」

has hired some 360 homeless people:「360人ほどのホームレスを雇った」

since it launched its services :「同NPOがサービスを開始して以来」

in June 2011:「2011年6月に」

, offering odd jobs:カンマ+現在分詞で実質新しい文です。意味上の主語は「Benriya」。「(便利屋は)様々な仕事を提供している」

, including moving services, plumbing and mowing lawns,:「odd jobs」の説明。「引っ越し、配管工事、芝刈りを含む」

that are arranged by phone.:「それらは電話で手配される」(thatは関係代名詞)

以上をどのような日本語に置き直すかは、日本語の問題であって、英語の問題ではありません。英語の流れで絵(イメージ)がきちんと浮かんでくれば、それでよいのです。日本語と英語では語順・イメージを伝える順番が逆ですので(上記で確かめてみて下さい。全て後ろから前を修飾しています)、この流れに逆らって日本語を介在させると、読む場合はスピードが落ち、聞く場合にはスピードについていけません。しゃべる場合には、大抵の場合、日本語に対応する語句が直ぐには見つからないので(語彙のレベルが日本語と英語では格段の差があります)黙ってしまうことになります。しゃべる場合には日本語で認識してから英語に直すのではなく、頭の中の絵(イメージ)をよく見て、英語の語順で、自分が使える語彙を直接使うと旨く行きます。
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