「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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2014年08月

英語あれこれ(112)- for you who are here or yet to be born

(112)イル・デイーヴォが歌う「花は咲く」の中に次のような箇所があります。
Flowers will bloom, yes they will, yes they will
For you who are here or yet to be born
「yet」は疑問文で「もう・・・」、否定文で「まだ・・・」の意になると習いましたが、ここでは肯定文です。どんな意味になりますか?

「yet」は古期英語を語源としており「さらに、その上、まだ」を意味しました。現代では「yet」は疑問文で「もう・・・」、否定文で「まだ・・・」の意での使い方はよく知られているところですが、この他にも次のような使い方があります。

(1)肯定文で「まだ、いまでも、まだこれから」の意で使われます(三省堂のGRANDから抜粋)。
There is yet time.(まだ時間がある)
He has yet much to say. (彼はまだ言うことが沢山ある)
There’s more yet to come.(まだこれからいろいろのことが起る)
The true story is yet to be told.(本当の話はまだ語られていない)

(2)could, might, may等と共に使われて「起らない可能性が高いが起るかもしれない」の意で使われます。We may win yet.(ひょっとしたら勝つかも知れない)。

(3) the best, longest, etc. something (done) で「いままで(それまで)で一番ベストな・長い・・・」の意。It was the highest building yet constructed.(それまでで一番高い建物だった)

(4) yet another/more …とかyet again の形で「まだその上に、さらに」の意。There’s yet another chance.(まだもう一度チャンスがある)。Prices were cut yet again.(価格はさらにもう一度引き下げられた)。

「For you who are here or yet to be born」は上記(1)の範疇に入り、直訳すれば「今存在している、或いはこれから生まれてくるあなたのために」の意になります。

英語あれこれ(111)―動作を表す動詞が現在形で使われる場合

(111)前回「相(アスペクト)」の説明がありましたが、動作を表す動詞が現在形で使われる場合にはどのようなものがありますか?

前回次のように解説しました。

小生の英英辞書では「‘虻遒1度だけ又は繰り返しおこなわれるのか完了しているのかまだ継続中なのかを表わす動詞の形式」と説明しています。日本の文法用語で簡単に言ってしまえば「単純形」「完了形」「進行形」のことです。

これに従えば「動作を表す動詞が現在形で使われる場合」は、時制は「現在」で、相(アスペクト)は,箸いΔ海箸砲覆蠅泙后

「時の流れが現在で、動作が1度だけ」にピッタリなのは「テレビの料理番組での料理の作り方実演」「手品師の口上」「スポーツ実況」が思い浮かびます。「映画・テレビの脚本」「各種の予定表」もこの範疇でしょう。

英字新聞の見出しの現在形は、新聞は通例過去の出来ごとを報道するので、過去を意味する習慣があります。これも「動作は1度だけ」という背景があるからでしょう。

「動作が繰り返しおこなわれる」ということは「日常の行為・習慣」を表しますので「毎朝何時に朝食をとる」とか「月曜日から金曜日は働く」「土曜日は妻と1週間分の食料の買い出しに行く」「日曜日には教会に行く」は皆「日常の行為・習慣」を表しますので動詞が現在形で使われます。

「お酒は(いつもは)何を飲んでいますか」は単純現在形、「(今は)お酒は何を飲みますか」は単純未来で「will」を使います。

「love」「belong to」等の所謂「状態動詞」、或いは「see, hear, smell」等の所謂「知覚動詞」、「know, understand, understand」等の認識を表す動詞は、動詞そのものに「継続」の「相(アスペクト)」を含んでいるので「進行形」にする必要がなく、現在の状態について述べる場合には単純現在形が使われます。

英語あれこれ(110)―相(アスペクト)

(110)相(アスペクト)とは何ですか?

英語の動詞は主語の状態や動作を表しますが、詳細に叙述するには「時制(テンス)」と「相(アスペクト)」という概念が非常に大切になってきます。

「時制(テンス)」とは状態なり動作がいつのことなのか(when)を表すもので、簡単に言ってしまえば時間の流れの中での「過去」「現在」「未来」のことです。但し「時制(テンス)」を厳密に「動詞の形」という面でみれば「過去形」「現在形」はありますが「未来形」はありません。そのため「未来」のことを言うには「will」「be going to」等様々な形式があります。

「相(アスペクト)」は本来「動詞が表す出来事の完成度の違いを記述する文法形式
(例えば開始・終結・継続・反復)」を意味し、動詞そのものに「相(アスペクト)」を含んでいる場合もあります。英語の「相(アスペクト)」については、小生の英英辞書では「‘虻遒1度だけ又は繰り返しおこなわれるのか完了しているのかまだ継続中なのかを表わす動詞の形式」と説明しています。日本の文法用語で簡単に言ってしまえば「単純形」「完了形」「進行形」のことです。

「love」等所謂「状態動詞」は動詞そのものに「継続」の「相(アスペクト)」を含んでいるので「進行形」にすることが出来ないのだと考えることができます。

この「時制(テンス)」と「相(アスペクト)」の組み合わせで主語の状態や動作を詳しく叙述するわけです。相(アスペクト)は複数の組み合わせが可能です。結果として次の12の組み合わせとなります。

(単純)現在
現在進行
現在完了
現在完了進行
(単純)過去
過去進行
過去完了形
過去完了進行
(単純)未来
未来進行
未来完了
未来完了進行 

Bridge Over Troubled Water

サイモンとガーファンクルが歌った「Bridge Over Troubled Water」は著者の年代にとっては懐かしい名曲です。

1番
When you're weary, feeling small,   
When tears are in your eyes, I will dry them all. 
I'm on your side.             
When times get rough and friends just can't be found,  
Like a bridge over troubled water, I will lay me down.   
Like a bridge over troubled water, I will lay me down.

2番
When you're down and out, when you're on the street,  
when evening falls so hard, I will comfort you.  
I'll take your part.             
When darkness comes and pain is all around, 
Like a bridge over troubled water, I will lay me down. 
Like a bridge over troubled water, I will lay me down.

3番
Sail on, silver girl, sail on by.  
Your time has come to shine. 
All your dreams are on their way. 
See how they shine.      
If you need a friend, I'm sailing right behind.   
Like a bridge over troubled water, I will ease your mind. 
Like a bridge over troubled water, I will ease your mind.

精神的に困っている時には助け、慰め、そして心を和らげてあげようという一方的な献身・愛が歌われており一種の「ゴスペル・ソング」だと改めて感じました。「I」=「God/Lord」と捉えるのが自然だと思います。

3番の「silver girl」の「silver」には特別の意味はなく、海でセーリングする姿が逆光で銀色に輝いているイメージを歌ったものと思います。「be born with a silver spoon in one’s mouth」は「金持ちの家に生まれる」、「silver anniversary」は「25周年記念日」、「silver bullet」は「問題解決の特効薬」の意です。

英語あれこれ(109)―名詞節

(109)名詞節の作り方を教えて下さい。

「節」とは「一組の主語と述語から成るまとまり」(広辞苑)のことです。日本語では
(1)「・・・が(は)・・・である(であった)」
(2)「・・・が(は)・・・する(した)」
が典型的な対応です。

これに「こと」とか「かどうか」、「いつ・・・」「どこで(・・・)」「何故(・・・)」「どうやって(・・・)」を付け加えると「主語」「補語」「目的語」の役割を果たすことが出来ます。即ち「名詞節」を作ることができます。

■「こと」という意味を付け加えるには「that」をその「名詞+動詞」のある文の前に持ってきます。上記(1)の例としての「Seeing is believing.(見ることは信じることである→百聞は一見にしかず)」を使って説明します。
主語として:見ることは信じることであるということは心理である→That seeing is believing is a truth.
目的語として:彼は見ることは信じることであると言った→He said that seeing is believing.
■「かどうか」という意味を付け加えるには「if/whether」をその「名詞+動詞」のある文の前に持ってきます。
They don’t know if/whether he really said so.(彼らは彼が本当にそう言ったかどうかを知らない)
■「いつ・・・」「どこで(・・・)」「何故(・・・)」「どうやって(・・・)」という意味を付け加えるには「when/where/why/how」をその「名詞+動詞」のある文の前に持ってきます。
They don’t know when/where/why/how he killed his wife.(彼らは彼がいつ・どこで・何故・どうやって妻を殺したかを知らない)
■「who」「what」も名詞節を作ることができます。以下両方とも目的語。
I don’t know who said so.(私は誰がそう言ったのかを知らない)→「who」が節の主語。
I don’t know what he said.(私は彼が何と言ったのかを知らない)

このように名詞節が作れるようになると表現の幅が大幅にアップします。逆に言えば「一組の主語と述語から成るまとまり(頭の中の絵が相手にキチンと伝わる)」をキチンと作れるということが如何に大切かということでもあります。
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