「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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2015年05月

「百姓=農民」という誤解が、いかに事実を歪めてしまうか

表題は昨日の日経夕刊の「文学周遊」欄の表題です。

「水呑み百姓」と聞いたら、多分ほとんどの人が「貧しく水しか呑めないお百姓さん」を思い浮かべると思いますが、実はこれは「誤解」のようです。

ネット上のウイッキ・ペデイアには次のようにあります。
『水呑百姓(みずのみびゃくしょう)は、江戸時代以降、年貢の賦課基準となる石高を所持しない無高の者の呼称。単に水呑ともいう。(中略)
貧しく水しか呑めない身分を意味する場合があるが、農地を必要としない生業を営む者も制度上は水呑に含まれるため、必ずしも貧農とは一致しない。職人、商人、廻船人なども水呑に含まれ、海辺の都市や、人口が密集した集落で、そうした水呑が多くなりやすかったとされる。(後略)』

上記のことは輪島に伝わる膨大な古文書を読み解く段階で分かったことらしいです。大半の水呑百姓は貧しかったとは思いますが、全員がそうであったわけではないようです。このような話はよくある話だと自戒の念を深めました。

昨日の夕刊には『日本人は方言と標準語を使い分ける「バイリンガル」』という話しも出ていました(鶴岡市での調査)。

私の娘は「日本語、英語、ポルトガル語、スペイン語」を話しますが(マルチ・リンガル)、息子は「僕は標準語、大阪弁、標準英語、南部英語をしゃべるマルチ・リンガルだ」と強がっていた話しを思い出しました。勿論方言は他言語ではありませんので、鶴岡の方々は学問上では「バイリンガル」ではありません(本当のバイリンガルの方々も勿論おられるハズです)。ですから「」付きで表示されているわけです。

論理の展開を分かり易くする語句(7)−「追加を示す語句」「一般化を示す語句」

『追加を示す語句』
(and) moreover :「その上、加えて」
I like him, and moreover, I believe in him.(私は彼が気に入っている、その上信頼している)

類似する語句:
besides, furthermore, what’s more, in addition, additionally, on top of that

『一般化を示す語句』
generally/broadly/roughly (speaking):「一般的に言って」
Generally speaking, men are stronger than women.(概して男性は女性より筋骨たくましい)

on the whole:「概して、大体は、全体から見て、何もかも考えあわせると」
On the whole, I’m satisfied with the exam results.(全体として、私は試験の成績に満足しています)

as a (general) rule:「概して、原則として、普通は」
As a general rule, he has a drink with his dinner.(彼はたいてい晩酌をする)

類似する語句:
by and large

論理の展開を分かり易くする語句(6)−「すでに触れたことに言及する語句」「話しの構成を示す語句」

『すでに触れたことに言及する語句』
as I said/mentioned before/earlier:「前にも述べたように」
As I mentioned earlier, the expense will naturally be on the agenda. (今さっき言いましたように、まさに経費の問題のことを含めて当然論議になると思います)

書き言葉で「上記の・・・」という時は「above …」という表現が可能です。
the above facts = the facts mentioned above(上記の事実)
Allow me to point out three errors in the above article.(上記の記事にある3つの誤りを指摘しておきたいと思います)

なお、「as/like I was saying」は『 [文頭で]今言おうとしていたのですが』の意になります。As I was saying, he will start tomorrow morning.(今言おうとしていたのですが、彼は明朝出発します)

『話しの構成を示す語句』
first / firstly / first of all / first and foremost / to begin with / to start with:最初に
second / secondly / in the next(second) place:第2に
third / thirdly:第3に
next:次に
then:それから
finally / lastly:最後に

論理の展開を分かり易くする語句(5)−「話題を変える」語句

今回は『話題を変える語句』を紹介します。

now :「さて、ところで、そこで」
Now Andy, what are you going to do? (ところでアンデイ、どうするつもり?)
Now, get back to the point. (さあ、要点にもどろう)
But now to our next topic.(さて次の話題に移ろう)
Now this is my plan for the vacation.(さて、これが私の休暇の計画だ)

by the way:「ところで」
By the way, do you know my brother is getting married? (ときに、君はうちの兄が結婚するのを知っていますか)

類似する語句:
well: “Well, what happened to her?” (「ところで彼女はどうなったの」)

to change the subject:文頭で「話は変わりますが」
To change the subject, did you go anywhere last weekend? (話は変わりますが、先週末はどこかに行きましたか)

incidentally :「ついでながら」
Incidentally, I wonder if you could lend me some money.(ついでながら、お金を貸していただけないでしょうか)
He said, incidentally, that he had had no dinner.(ついでに言いますと、彼は食事をしていないと言っていました)

you know:「ところで」
You know, she works on Sundays.(ところでね、あの人は日曜日に働いているんですよ)

類似する語句:
why then:Why then, how shall we spend this summer? (ところでこの夏はどう過ごそうか)

スコットランド語

「はじめての言語学(黒田龍之介)―講談社現代新書」の中で「インド・ヨーロッパ語族」なるものが紹介されていて、「ケルト語派」の中に「アイルランド語」「スコットランド語」があることを知りました。

「英国」では「英語」がしゃべられており、スコットランド語でしゃべられる「英語」は日本語の標準語に対する「大阪弁」位に考えていました。しかし、学問的には「大阪弁」は「日本語」であるのに対し、「英語」と「スコットランド語」は似てはいても違う言語ということらしいです。

昔、著者がアメリカの南部で勤務していた時、スコットランドのすぐ近くの町からお客さまをお迎えしたことがありました。先方ではニューヨーク在住の通訳を準備されていましたが、ニューヨークからの飛行機の到着が遅れたため、会議の通訳を著者がやることになりました。

その前の勤務地であるサンフランシスコからアメリカの南部に来た時は「サンフランシスコでの英語聞き取り=100」としたら「アメリカ南部=30」のショックから立ち直ったばかりでしたが、今度は「アメリカ南部=100」として「スコットランド訛りの英語=10」位のショックでした。

ウイッキペデイアに「スコットランドの英語は他の英語圏の人でも理解しにくいことがよくある」という記述があり、少々慰められました。

前のNHK朝ドラ「まっさん」のエリーさんは話しの中ではスコットランドから来ましたが、朝ドラの中のエリーさん役の英語は「米国の英語」でした。現実のスコットランドで話される「(スコットランド)英語」とは、音の面では大きく違うようです。しかし単語・文法等は「英語」とそんなに違いはないらしいです。
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