「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

Thank You for Visiting Me! 「英語赤ひげ先生」による「知っている英語」を「使える英語」にするための「理論」と「教材」を一挙に無料公開しています。

2015年07月

英文法補足(12)―「動名詞」を伴う動詞

「・・・すること」を表すには「不定詞」と「動名詞(形は「動詞の原形+ing」)が使えます。使い方の大きな違いは、ザックリ言えば「不定詞は本動詞が行われるより後の(未来の)ことを示す」のに対し「動名詞は時間的に中立か、本動詞より前の(過去の)ことを示す」ということです。「動名詞は時間的に中立」ということは、その名の通り「名詞化」しているということです。「本動詞より前の(過去の)ことを示す」場合に「動詞」としての顔が現れるということですが、動名詞は不定詞とは異なり名詞の一種ですから「概念化」しているイメージを伴います。「概念化」は必然的に「過去化」のイメージを伴うことになります。

「動名詞」には次のような用法があります。
文の主語として
Dancing bored him.(ダンスは彼を退屈にさせた)
動詞の補語として
Her hobby is dancing.(彼女の趣味はダンスです)
前置詞の後で
She was fond of dancing.(彼女はダンスが好きだった)
合成名詞の一部で
ballet dancing (バレエダンス)
一定の動詞の後で
この形を取る動詞の主なものは次の通りです。

「appreciate(ありがたく思う)」「avoid(避ける)」「defer(延期する)」「delay(延ばす)」「detest(ひどくきらう)」「dislike(きらう)」「dread(恐れる)」「enjoy(楽しむ)」「escape(免れる)」「excuse(許す)」「finish(終える)」「forgive(許す)」「involve(必然的に伴う)」「keep(・・・し続ける)」「loathe(ひどくきらう)」「mind(いやだと思う)」「miss(免れる)」「pardon(許す)」「postpone(延期する)」「practice(練習する)」「prevent(妨げる)」「resent(ひどくいやがる)」「resist(我慢する)」「risk(・・・を覚悟でやる)」「save(・・・する手数を省く)」「stop(やめる)」「dread(恐れる)」

この他にも動名詞を伴うことの出来る動詞はありますが(例えば「admit」)、それらは「動名詞」だけではなく「that-節」や「不定詞」も同時に伴うことが出来ます。
He admitted taking the money. / He admitted that he had taken the money.(彼はそのお金を取ったことを認めた)

動詞(+前置詞)に動名詞が直接続く時は、文の主語がそのまま動名詞の意味上の主語になります。He disliked working late.(彼は自分が遅くまで仕事をするのを嫌がった)。文の主語がそのまま動名詞の意味上の主語にならない場合は、動名詞の前に意味上の主語になる名詞・代名詞の所有格又は目的格を入れます。He disliked my/me working late.(彼はぼくが遅くまで仕事をするのを嫌がった)。但し、一般的なことを言う場合には意味上の主語を省くことが出来ます。Refusing invitations is not always easy.(招待を断るのは、必ずしも易しくない)。

英文法補足(11)―「不定詞」を伴う動詞

この形を取る動詞の主なものは次の通りです。

「aim(目指す)」「attempt(企てる)」「bother(わざわざ・・・する)⇒不定詞を使う時は肯定文には使えない」「care(・・・したいと思う)」「choose(選ぶ)」「condescend(へりくだって・・・する)」「consent(同意する)」「decline(断る)」「endeavor(努める)」「fail(・・・しそこなう)」「hesitate(躊躇する)」「hope(望む)」「long(切望する)」「manage(なんとか・・・する)」「neglect(怠る)」「offer(申し出る)」「plan(計画する)」「prepare(準備する)」「be prepared(・・・する用意がある)」「proceed(続いて・・・する)」「refuse(拒絶する)」「tend(傾向がある)」「trouble(わざわざ・・・する)⇒不定詞を使う時は肯定文には使えない」「try(試みる)」「volunteer(進んで・・・する)」「vow(誓う)」

上記は何れも「相手」を必要としない動詞ばかりです。この場合の不定詞の意味上の主語は本文の主語です。

例文:
I managed to solve the problem.(何とかその問題を解決した/解くことができた)
They are preparing to evacuate the area.(彼らはその地域から避難する準備をしています)
We are not prepared to wait any longer.(これ以上待つつもりはありません)
The tenants refused to leave.(借家人は立ちのきを拒否した)

以上3回に亘って、どんな動詞が 嵒堋蟷譟廰◆嵬榲語+不定詞」I堋蟷譴泙燭蓮嵬榲語+不定詞」を伴うかを見てきました。そして全てその動詞がどんなイメージを持った言葉かということと密接に関係していることが分かりました。昔「単語は文の中で覚えろ」と言われたことがありますが、本当に使えるのは「デル単」式の覚え方ではなく「文と一緒」に覚える方が、最後には役に立つと思います。

英文法補足(10)―「目的語+不定詞」を伴う動詞

この形を取る動詞の主なものは次の通りです。何れも目的語が不定詞の意味上の主語になります。

「advise(助言する)」「allow(許す)」「bribe(買収する)」「command(命令する)」「compel(強いて・・・させる)」「enable(可能にする)」「encourage(励ます)」「entitle(権利を与える)」「forbid(禁じる)」「force(無理に・・・させる)」「implore(嘆願する)」「induce(勧めて・・・させる)」「instruct(指示する)」「invite(勧める)」「oblige(余儀なく・・・させる)」「order(命令する)」「permit(許す)」「persuade(説得する)」「remind(気づかせる)」「request(要請する)」「show how(示す)」「teach/teach how(訓練する/教える)」「tell/tell how(命じる/教える)」「tempt(誘惑する)」「train(訓練する)」「urge(促す)」「warn(警告する)」

次は「目的語+原形不定詞」を伴う動詞です。
「feel」「hear」「let」「make」「see」「watch」。

上記の動詞は何れも「相手」を必要とするものばかりですね。ですから「目的語+不定詞」の形をとるのだということが納得できます。

余談になりますが、「train」は「汽車」のイメージが強いのに「訓練する」の意もあるのは、この語が「引っ張る」の意の古フランス語だったからです。「汽車」は「引きずって行くもの」、「訓練する」は「引きずって行く」→「従わせる、仕込む」のイメージに発展したものです。


例文:
I advise you to come back at once.(私は君に今すぐ帰るように忠告する)。I advise that you (should) come back at once. ということです。

He showed me how to change a fuse.(彼はヒューズを交換する方法を私に説明してくれました)。この場合は[how to change a fuse]で1つの概念を表しています。所謂「SVOO」文型。

He taught me (how) to ride.(彼はぼくに乗馬を教えてくれた)。ありふれた技術を教える場合には通例「how」は省略されます。

I felt my interest rise.(私は興味がわくのを感じた)。

英文法補足(9)―不定詞または「目的語+不定詞」を伴う動詞

書かれたものを理解するのが目的ならば不定詞はそんなに難しくはありません。「不定詞」の形は「to + 動詞」(場合によっては to がない場合があります→所謂「原形不定詞」)ですので「動詞」の意味上の主語が何であるかに留意さえすれば意味を取り違えることは余りないと思います。難しいのはどんな動詞が 嵒堋蟷譟廰◆嵬榲語+不定詞」I堋蟷譴泙燭蓮嵬榲語+不定詞」を伴うかという正しく「しゃべる」「書く」場合です。

例えば「I want to go to Kyoto.」は,離院璽垢任后この場合「to go」の意味上の主語は「I」です。意味は「私は私が京都へ行くことを欲している→私は京都へ行きたい」です。「I want you to go to Kyoto.」は△離院璽垢任后この場合「to go」の意味上の主語は「want の目的語であるyou」です。意味は「私はあなたが京都へ行くことを欲している→私はあなたに京都へ行ってもらいたい」です。

「She likes to go for a walk on Sundays.」の意味は「彼女は日曜日に散歩に行くことを好んでいる→彼女は日曜日に散歩に行くのが好きだ」ではありません。「彼女は日曜日に散歩に行くのが好きだ」は「She likes going for a walk on Sundays.」。「like」には「・・・するのがよいと思っている=think wise or right」の意味があり、この場合は必ず△侶舛鬚箸蠅泙后「彼女は日曜日には散歩に行くのがよいと思っている」の意です。

「ask」は,鉢△任楼嫐が異なってきます。,蓮崋分に・・・させて欲しいと頼む」△蓮崛蠎蠅法ΑΑΔ靴突澆靴い藩蠅燹廚任后
I asked to speak to Mrs. Robinson. = I said, “Could I speak to Mrs. Robinson?”
I asked Ben to speak to Mrs. Robinson. = I said, “Ben, would you speak to Mrs. Robinson?”

こののケースの動詞には以上の他、次のようなものがあります。
「beg」「expect」「would hate」「help」「intend」「would like = enjoy」「would love」「mean」「prefer」「wish」。







英文法補足(8)―助動詞「could」は「現在または未来に対する推量」を表すことがある

助動詞「could」は、形は過去形ですが、「現在または未来に対する推量」を表すことがあります。過去の事実を表すのではないのに過去形を使っていますので「仮定法」です。以下カッコしたものが「仮定法」が伝えようとする例です(人により受け止め方には差があります)。

(1)Health care could become America’s No.1 industry.「医療が(場合によっては)米国のNo.1産業になることも考えられる」。単に「became」なら「No.1産業になった」。「was able to become」なら「No.1産業になることができた」。
(2)Could it be true?「それは(万が一にも)本当でしょうか」。単に「can」なら「それは本当である可能性はあるか」とフラットな質問になります。
(3)Once a new contractor is found, the project could be finished in three weeks.「新しい請負業者が見つかれば、事業は(旨く行けば)3週間で完成できるだろう」
(4)Could she have missed her train?「彼女が電車に乗り遅れたなんてことは(万が一にも)ありうるだろうか」。「・・・だったかもしれない」と現在・当時から見た過去の推量を表しています。
(5)It couldn’t be true.「(どんなことがあっても)本当のはずがない」
(6)You couldn’t have met him. He was here at that time.「(どんなことがあっても)あなたが彼に会えたはずがない。彼はその時ここにいたのだから」。
記事検索
livedoor プロフィール
Categories
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ