「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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2015年11月

ファースト・ペンングイン

数日前のNHK朝ドラ「あさが来た」の中で、主人公あさがディーン・フジオカが演じる五代に「first penguin になって下さい」と流ちょうな英語発音を交えて言われるシーンがありました。

「最初のペンギン」
氷原の真ん中に、穴が開いていると、ペンギンたちは穴の周りにたくさん集まってきます。しかし、集まるだけで最初は何もしません。周りの様子を見ているだけです。なぜかと言うと、穴の中にはペンギンにとって天敵であるアザラシがいるかもしれず、迂闊に飛び込めないためです。そんな中で飛び込むペンギンがファーストペンギン(最初のペンギン)であり、そのペンギンが無事戻ってくるのを確認するまでは決して他のペンギンは飛び込まないそうです。

真偽のほどは著者には不明ですが、英語圏で「First Penguin(最初のペンギン)」というと、勇気をもって新しいことにチャレンジする人のことを指すそうです。

「penguin」の発音は「ペンギン」よりも「ペンングイン」に近いです。自動車の「ジャガー」は「ジャグワー」に近い発音になります。日頃「英語」だと思って発音している単語でも辞書で確かめると新しい発見がよくあります。

英検受験に役立つ英語(39)−「be used to …」

「used to …(…は動詞の原形)」は過去の「規則的な」習慣を表すことは前回書きました。

「be used to …(…は名詞)」は「・・・に慣れている(慣れていた)」の意になります。
They must be quite used to visitors. (彼らは訪問客にはまったく慣れているに違いない)
You’ll soon get used to living in the country. (田舎の生活にすぐ慣れるでしょう)
I am used to hardships. (私はつらいことには慣れている)

「be accustomed to」でも同じような意味になります。
I’m not accustomed to being interrupted. (私は話しの途中で遮られるのには慣れていません)

「be familiar with …」は「・・・に精通している」の意。
I am quite familiar with the machine. (私はこの機械の使い方をよく知っている)
「彼女の名前をよく知っている」は「Her name is familiar to me.」。

米、2つの対中政策

上記は今朝の日経2面の「風見鶏」のテーマです。

要約すれば、米の対中政策は次の2つに大別できる。
(1) キッシンジャー元米国務長官につながる「対中協調路線」(理念派)で、現在国家安全保障を担当しているスーザン・ライス米大統領補佐官はこの路線。
(2) 1期目のオバマ政権でクリントン氏を支えたアート・キャンベル前国務次官補、リチャード・アーミテージ元国務副長官等の「目の前の脅威対処路線」(実務派)。
前者は中国が唱える米中で世界を動かす「新しい形の大国関係」に理解を示す。

オバマ大統領の極く最近までの「話せば分かる」的な態度は(1)に分類されるように思います。しかし、中国は本当に「話せば分かる」国なのでしょうか。著者は今マイケル・ピルズベリー著の「China 2049」という本を読んでいますが、この本によればキッシンジャーも中国にだまされてきた、と読めます。

この本の紹介 淵優奪箸ら引用):
この書の内容は衝撃的である。もう40年以上も中国の対外戦略を研究してきた同氏が中国は「平和的台頭」や「中国の夢」という偽装めいたスローガンの陰で、実は建国から100周年の2049年を目標に経済、政治、軍事の各面で米国を完全に追い抜く超大国となり、自国の価値観や思想に基づく国際秩序と覇権を確立しようとしている-と総括するのだ。

同書がいまワシントンの外交政策関係者たちの間で熱っぽい議論の輪を広げているのは、米国側のこれまでの対中観や対中政策が著者自身の認識も含めて根本から間違っていた、と断ずるからである。米国の官民は中国に対し「欧米や日本の犠牲になった貧しく弱い国」との認識から始まり、「建設的関与」により中国を最大限に支援してその根幹を強くし、豊かにすれば、国際社会への参加や協力を強め、西側に同調すると考えてきたが、それは巨大な幻想だった、と強調するのだ。

だから同書は米国側の年来の「対中関与は協力をもたらす」「中国は民主主義へと向かっている」「中国は米国のようになりたいと願っている」という想定はみな錯誤だったとも断じる。そのうえで次のようにも指摘する。

「中国共産党の中核は米国が実は中国の現体制を骨抜きにし、国際的にも封じ込めて変質させ、米国主導の国際秩序に従属的に参加させる意図だと長年、みてきた」

「しかし中国指導部は米国の主導と関与の誘いに従うふりをしながら、国力を強めて米国の覇権を奪い、中国主導の国際秩序を築く長期戦略を『100年のマラソン』として進めている」

ピルズベリー氏によると、中国はその世界覇権への野望の主要手段として「現在の日本は戦前の軍国主義の復活を真剣に意図する危険な存在だ」とする「日本悪魔化」工作を実行してきた。アジア諸国と日本国内をも対象とするこの反日工作は日本が米国の主要同盟国として安保と経済の大きな柱である現状を突き崩すことを目的にするという。

この本の紹介◆淵優奪箸ら引用):
本書はCIAのエクセプショナル・パフォーマンス賞を受賞したマイケル・ピルズベリーの経験に基づいて書かれたものだ。「パンダハガー(親中派)」のひとりだった著者が、中国の軍事戦略研究の第一人者となり、親中派と袂を分かち、世界の覇権を目指す中国の長期的戦略に警鐘を鳴らすようになるまでの驚くべき記録である。 本書が明かす中国の真の姿は、孫子の教えを守って如才なく野心を隠し、アメリカのアキレス腱を射抜く最善の方法を探しつづける極めて聡明な仮想敵国だ。我々は早急に強い行動をとらなければならない。
──R・ジェームズ・ウールジー(元CIA長官、民主主義防衛財団会長)

1990年代後半のクリントン政権時代、著者のマイケル・ピルズベリーは国防総省とCIAから、中国のアメリカを欺く能力と、それに該当する行動を調査せよと命じられた。著者は
諜報機関の資料、未発表の書類、中国の反体制派や学者へのインタビュー、中国語で書かれた文献をもとに、中国が隠していた秘密を調べはじめた。やがて見えてきたのは、中国のタカ派が、北京の指導者を通じてアメリカの政策決定者を操作し、情報や軍事的、技術的、経済的支援を得てきたというシナリオだった。これらのタカ派は、毛沢東以降の指導者の耳に、ある計画を吹き込んだ。それは、「過去100年に及ぶ屈辱に復讐すべく、中国共産党革命100周年に当たる2049年までに、世界の経済・軍事・政治のリーダーの地位をアメリカから奪取する」というものだ。この計画は「100年マラソン」と呼ばれるようになった。共産党の指導者は、アメリカとの関係が始まった時から、この計画を推し進めてきたのだ。そのゴールは復讐、つまり外国が中国に味わわせた過去の屈辱を「清算」することだった。本書は、ニクソン政権からオバマ政権にいたるまで、米国の対中政策の中心的な立場にいた著者が、自分も今まで中国の巧みな情報戦略に騙されつづけてきたと認めたうえで、中国の知られざる秘密戦略「100年マラソン」の全貌を描いたものだ。私たちは、近くて遠い超大国、中国のことをあまりに知らなさすぎる。本書には、日本に関する言及も随所にあり、この先数十年の世界情勢、日中関係、安全保障、そしてビジネスを見通すうえで欠かせない知識と情報がふんだんに盛り込まれている。

「風見鶏」の最後には次のようにあります。
ワシントンの中国専門家から、こんな話を聞いた。
「中国共産党関係者がブッシュ家のお膝元、米テキサス州に頻繁に出向き、ジョージ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)の周辺に近づこうとしている」。

この話が本当だとすれば、中国はアメリカの次期大統領としてはクリントンよりブッシュの方が組みしやすいと考えているということになります。アメリカ大統領選挙にまで多額の「China Money」が密かに注ぎこまれるのでしょうか。

英検受験に役立つ英語(38)−習慣を表す表現

現在の「規則的な」習慣を表すには動作を表す動詞の現在形を使います。
He goes to school. (彼は毎日学校へ通っています)
He rises early. (彼は毎日早く起きます⇒早起きです)
日本語で食事の時「何を飲みますか」と言った場合には「意思」を尋ねているので「What will you have/drink?」と表現します。「What do you have/drink?」ならば「いつもは何を飲んでいますか」の意。

現在の「不規則的な」習慣を表すには「will」を使います。often/sometimes 等の副詞が同時に使われることがよくあります。
Mary will sit still and look at the sea for hours. (メリーは何時間もじっと座って海を眺めていることがある)⇒場合によっては「メリーは何時間もじっと座って海を眺めているでしょう」の意味になることもあり得ます。often/sometimes 等の副詞を使えば明確になります。
He will sometimes sit up all night poring over a novel. (彼は小説を耽読してよく夜明かしをすることがある)
He spends all the money he has , as students will. (学生はそうありがちだが、彼も金があればあるだけ使ってしまう)

過去の「規則的な」習慣を表すには「used to …」を使います。
I used to read Soseki when I was a high school student. (私は高校生の時漱石をよく読んだものだった)。「I read Soseki when I was a high school student.」ならば「私は高校生の時漱石を読んだことがある」の意。
I used to live in the suburbs of Boston. (私は昔ボストン郊外に住んでいた)

過去の「不規則的な」習慣を表すには「would」を使います。
He would (often) go fishing in the river when he was a child. (子どもの頃彼はよく川へ釣りに行ったものだ)
He was a nice boy, but he would talk about himself all the time. (彼はいい少年だったけどいつも自分のことばかりしゃべっていた)
「would」に強勢を置いて発話(強形)すると「非難めいた」響きがします。1つの単語でも「強形」と「弱形」の両方で発音されるものがあります。この場合通例は「弱形」で発音されます。「強形」で発音されると話者の何らかの特別な感情があると考えて下さい。

英検受験に役立つ英語(37)−「do/does」の「代動詞」「強意」としての使い方

「do/does」は「をする」の意で普通動詞として、助動詞として「疑問文」「否定文」を作るのに使われる他、色々な使い方がされます。ここでは受験に必要な2つの使い方を紹介します。

同一動詞の反復を避ける(「代動詞」)。発音は「強形」。
She ran as fast as he did. (彼と同じくらい速く彼女は走った)
I speak French as well as she does. (彼女と同じくらい私もフランス語が話せる)
This exercise will allow you to take in more oxygen than you might do normally. (この運動をするといつもより多くの酸素を吸い込むことができるようになります)
John doesn’t talk to girls, but Jim does and they’re often quite beautiful. (ジョンは女野子には話しかけないがジムは女の子に話しかける、しかも彼女らはしばしば大変な美人なのだ)
Use a book as a bee does a flower. (書物を利用すること、はちが花を利用するがごとくにせよ)

強意⇒受験で日本語に訳すときには工夫が必要
He does work hard, but somehow he remains as poor as ever. (彼は懸命に働くには働くが、どういうものか相変わらず貧乏だ)
I’m sorry, we don’t have any tomato juice, but we do have some orange juice. (すいませんがトマトジュースは置いておりません、オレンジジュースならございます)
Learn to accept and appreciate what you do have and make the best use of it. (自分が持っているものならばそれを受け入れ、その価値を最大限に利用できるようになりなさい)
You did not go to see him? – I did go, but found him absent. (君は彼のところに行かなかったんだねー行ったことは行ったが不在だった) 
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