4月28日の日経朝刊1面に次の記事が出ていた。
『三菱UFJ、本部人員半減
三菱UFJ銀行は2023年度までに、本部に所属する社員数を半減する方針だ。業務の自動化システムなどを導入し、余裕ができた人員は営業部門や海外の拠点に異動させる。長引く低金利や異業種の参入で事業環境が厳しくなっており、人員配置を最適にして収益力を高める。
東京の本部には企画や管理などを担当する6000人程度の社員がいる。単純な事務作業では「RPA」(ロボティック・プロセス・オートメーション)と呼ばれる自動化システムの導入を進める。23年度までに約3000人分に相当する業務量を減らせる見込み。』
ロボティック・プロセス・オートメーションとは、認知技術を活用した、主にホワイトカラー業務の効率化・自動化の取組みである。人間の補完として業務を遂行できることから、仮想知的労働者とも言われている。簡単に言えば、ロボットがパソコンの中を自由に移動して人間の替わりに仕事をしてくれるというもの。
6000人⇒3000人とは凄い。業種・規模等によって削減出来るマンパワーの差はあるだろうが、大雑把に言えばロボティック・プロセス・オートメーションで日本全土の「事務担当」の人間は半分になるということ。国家公務員・地方公務員の場合はもっと減らせるかも知れない。
三菱UFJ銀行は配置転換で余った人間を有効活用するといっているが、実際は職を失い職場を去って行く人たちも沢山でて来るだろう(多分、玉突きで派遣・アルバイトにしわ寄せか)。ロボティック・プロセス・オートメーションが一気に進んだら社会に混乱が起きないか?対策を早急に進めるべきだ。
『三菱UFJ、本部人員半減
三菱UFJ銀行は2023年度までに、本部に所属する社員数を半減する方針だ。業務の自動化システムなどを導入し、余裕ができた人員は営業部門や海外の拠点に異動させる。長引く低金利や異業種の参入で事業環境が厳しくなっており、人員配置を最適にして収益力を高める。
東京の本部には企画や管理などを担当する6000人程度の社員がいる。単純な事務作業では「RPA」(ロボティック・プロセス・オートメーション)と呼ばれる自動化システムの導入を進める。23年度までに約3000人分に相当する業務量を減らせる見込み。』
ロボティック・プロセス・オートメーションとは、認知技術を活用した、主にホワイトカラー業務の効率化・自動化の取組みである。人間の補完として業務を遂行できることから、仮想知的労働者とも言われている。簡単に言えば、ロボットがパソコンの中を自由に移動して人間の替わりに仕事をしてくれるというもの。
6000人⇒3000人とは凄い。業種・規模等によって削減出来るマンパワーの差はあるだろうが、大雑把に言えばロボティック・プロセス・オートメーションで日本全土の「事務担当」の人間は半分になるということ。国家公務員・地方公務員の場合はもっと減らせるかも知れない。
三菱UFJ銀行は配置転換で余った人間を有効活用するといっているが、実際は職を失い職場を去って行く人たちも沢山でて来るだろう(多分、玉突きで派遣・アルバイトにしわ寄せか)。ロボティック・プロセス・オートメーションが一気に進んだら社会に混乱が起きないか?対策を早急に進めるべきだ。