「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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2020年01月

コーン・ビーフ

「コーン・ビーフ」牛肉を塩漬けにしたもの。英語では「corned beef」。

「corn」は名詞では「トウモロコシ」の意ですが、原義は「穀粒」です。動詞では「(肉など)を塩漬けにして保存する」の意があります。「corned beef」は「塩漬けにされた牛肉」の意となります。昔の塩は塩の結晶が集まって穀粒状態になっていたので、その連想から、このような意味が付与されたのだと推察します。「魚の目」も「corn」です。

我々の多くは「コーン・ビーフ」を「corn beef」だと思っていたと思います。「corn beef」だと「トウモロコシの牛肉」となります。健康志向を反映して、将来トウモロコシを原料として牛肉が作られるようになるかも知れませんが、現時点では存在しません。

「アイス・コーヒー」も本来は「iced coffee」のハズですが、何故か「ice coffee」もOKです。

究極の「ご飯論法」

募っているけど募集はしていない――。28日の衆院予算委員会で、安倍晋三首相から「桜を見る会」をめぐる「迷答弁」が飛び出し、現場は騒然となった。
首相の地元事務所名で、同会を含む観光ツアーへの参加を募る文書が地元有権者に送られていた問題で、共産党の宮本徹議員が文書を示しながら「この文書は見たことがなくても、募集していることはいつから知っていたのか」と追及した。すると、首相は「私は、幅広く募っているという認識だった。募集しているという認識ではなかった」と述べた。
宮本氏は厳しい表情で「私は日本語を48年間使ってきたが、『募る』というのは『募集する』というのと同じですよ。募集の『募』は『募る』っていう字なんですよ」と諭した。だが、首相は「ふさわしい方ということでいわば募っているという認識があった。例えば新聞などに広告を出して『どうぞ』ということではないんだろう」などと苦しい説明に終始した。

「珍答弁」「迷答弁」。いや、究極の「ご飯論法」。
「ご飯論法」とは、「朝ごはん食べましたか」と聞かれて、パンを食べたけれども白米や玄米などのご飯は食べなかったので「食べてきませんでした」と答えるというような、ごまかし話法である。近いうちに「『募る』と『募集する』は字が違うので意味も違う」と閣議決定するのではないかと心配です。

昨日、著者は相続手続きの一環で、ある地方の法務局の小さな出張所に行ってきました。閲覧室があって、そこは「タバコの喫煙禁止」「ボールペンの使用禁止」になっています。安倍総理の論理に従えば「タバコを吸ったが喫煙はしていない」「ボールペンは使ったが使用していない」という論法が成り立ちそうだと、思わず苦笑しました。

英語では「dodge」という言葉が使われることが多い。「(質問・責任など)を巧みにごまかす(こと)」の意。「ドッジボール」の「ドッジ」です。「dodge a question」のように使います。

by all means

「means」は「方法、手段」の意ですので「by all means」は「全ての方法・手段によって」の意味になるので「いかなる手段を使っても」の意だと思っていました。

しかし、独立句では異なる使用方法があることが分かりました(ジーニアス英和辞典)。

(1)「ぜひどうぞ、もちろん、よろしいですとも」
“May I use the telephone?” “By all means!” (「電話をお借りしてもいいですか」「どうぞ、どうぞ」)。「Yes.」「Of course.」「Sure.」「Definitely」と同じように使えるということです。
ネットで「by all means」を検索してみましたが、ほとんどがこの意味での説明をしていましたので、是非この使い方を覚えて下さい。「いかなる手段を使っても」の意の使い方は古い使い方のようです。確かに、このフレーズは受験の時に覚えました。

(2)「(同意を強調して)まさにそのとおり」
“I think he is the right person for the post.” “By all means!” (「私は彼がその地位に適人だと思いますが」「その通りだ」)。「That's right.」「Right.」「You’re right.」「That’s true.」と同じように使えるということです。

(3)「(決意・信念を強調して)絶対に(・・・だ)」
“Can you come to the party?” “By all means!” (「パーテイに出るかい」「絶対にでるよ」)
この使い方は「いかなる手段を使っても」のイメージの延長線上にありますね。

更に、次の様な使い方もあります。

(4)「必ず(・・・せよ)、ぜひとも、確かに」
You should by all means bring it tomorrow. (明日必ず持って来なさい)
「without fail」と同じ意味ですが、これも「いかなる手段を使っても」のイメージの延長線上にありますね。

(5)「(but を伴って)なるほど・・・だが」
To avoid territorial quarrels is by all means reasonable, but the question still remains as to why Japan acted ahead of the two neighboring countries. (なるほど領土紛争を避けるのはもっともなことであるが、なぜ日本が2つの隣国に先んじて行動を起こすのかについての疑問は依然として残る)。

へべれけになる

「へべれけになる」の同義語には「酔いつぶれる ・ 前後不覚になる ・ 潰れる ・ 酔っ払う ・ 正体をなくす ・ 酩酊する ・ 泥酔する ・ ベロベロになる ・ ひどく酔う ・ デロデロになる ・ 酒に呑まれる ・ 正体を無くす」など沢山あります。

同じように英語でも、「drunk」に相当する語が沢山あります。

intoxicated(「薬」で酔っぱらっている場合にも使います。He was arrested for DWI(=driving while intoxicated).は「飲酒運転で逮捕された」の意)
inebriated
drunken
tipsy(「ほろ酔い」の場合にも使います)
the worse for drink
under the influence(「薬」の場合にも使います)

口語では、
smashed (「ぐちゃぐちゃになった」の意もあります)
sloshed
(as) drunk as a skunk(drunkとskunkが韻を踏んでいます)

米俗語では
loaded(普通は「荷を積んだ」の意)
trashed(trash は「くず」)
juiced
sauced

been there, done that

「I have been there, I have done that」の略であることは直ぐ想像できます。文字通りの意味は「私はあそこに行ったことがある、それをやったことがある」ですが、色々な状況で使えるようです。

(1)「もう興味が薄れてしまった、もう十分だ」のニュアンス(ジーニアス英和大辞典)
「私はあそこに行ったことがある、それをやったことがある」⇒「だから、よく知っている」⇒「知りつくしているから、もうたくさんだ」とネガテイヴな反応を示す時に使われるようです。「興味ない / つまらない」のような日本語が対応。

(2)「あー分かる分かる!」のニュアンス
「私はあそこに行ったことがある、それをやったことがある」⇒「だから、よく分かる」という論理でしょうか。

(3)「あれもやってみた、これもやってみた」のニュアンス
「とっくに試したよ」のような日本語が対応。

話は横道にそれますが、著者がサンフランシスコに駐在していた時、日本との時差が17時間あることを利用して(日本の方が時計の針が進んでいる)、アメリカへの出張者は土曜日の朝サンフランシスコに着いて、日曜日の午前中位まで「観光」をしてから目的地まで飛ぶ人も多かったように思います。観光案内をしていて感じたことですが、やたらと沢山の場所に行きたがる人もいました。きっと日本に帰って「あそこも行った、ここも行った(I have been there. I have been there, too.)」と言いたい人たちだったのでしょう。
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