「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

Thank You for Visiting Me! 「英語赤ひげ先生」による「知っている英語」を「使える英語」にするための「理論」と「教材」を一挙に無料公開しています。

2020年09月

The Bridges of Madison County(マディソン郡の橋)―(99)

夫 が死んで8年。Francescaは67歳の誕生日を迎えました。昔からのド田舎の家に今も1人で住んでいます。毎年の儀式になったRobert Kincaidから来た手紙を読み返し、彼とのことを思い出しています。

彼との思い出:
Francesca JohnsonとRobert Kincaidは、Francescaの家族が留守にしている間に出会って、2日目の夜には恋に落ちました。2人は精神的にも肉体的にも完全に結ばれます。しかし、Robert KincaidはFrancescaの家族が帰ってくる日に去って行きました。

Ashes (1)

Night had come to Madison County. It was 1987, her sixty-seventh birthday. Francesca had been lying on her bed for two hours. She could see and touch and smell and hear all of it from twenty-two years ago.
She had remembered, then remembered again. The image of those red taillights moving west along Iowa 92 in the rain and fog had stalked her for more than two decades. She touched her breasts and could feel his chest muscles sweeping over them. God, she loved him so. Loved him then, more than she thought possible, loved him now even more. She would have done anything for him except destroy her family and maybe him as well.
She went down the stairs and sat at the old kitchen table the yellow Formica top. Richard had brought a new one, he’d insisted on it. But she’d also asked that the old one be stored in a shed, and she had wrapped it carefully in plastic before it was put away.
“I don’t see why you’re so attached to this old table, anyway,” he had complained while helping her move it. After Richard died, Michael had brought it back into the house for her and never asked why she wanted it in place of the newer one. He’d just looked at her in a questioning way. She’d said nothing.


解説:

Night had come to Madison County. It was 1987, her sixty-seventh birthday. Francesca had been lying on her bed for two hours.

She could see and touch and smell and hear all of it from twenty-two years ago.
■it:ここでは「前方照応的」と称される使い方ですが、この小説を最初から読んで来た者にのみ理解出来る使い方です。Robert Kincaidとの出会いから別れ、そして町で偶然見かけた時の様子などを指しています。

She had remembered, then remembered again. The image of those red taillights moving west along Iowa 92 in the rain and fog had stalked(に忍び寄る) her for more than two decades. She touched her breasts and could feel his chest muscles sweeping(さっと動く) over them. God, she loved him so(とても、非常に). Loved him then, more than she thought possible, loved him now even more.

She would have done anything for him except destroy her family and maybe him as well.
■as well:なおその上

She went down the stairs and sat at the old kitchen table the yellow Formica top.
■Formica:商標。樹脂加工製品。

Richard had brought a new one, he’d insisted on it.
■insist on …:を(強く)要求する

But she’d also asked that the old one be stored in a shed(物置), and she had wrapped it carefully in plastic before it was put away.
■plastic:日本語のプラスチックは主に固い合成樹脂を示しますが、英語ではナイロン、ビニールなども指します。
■put away:片づける

“I don’t see why you’re so attached(慕っている) to this old table, anyway,” he had complained while helping her move it.

After Richard died, Michael had brought it back into the house for her and never asked why she wanted it in place of the newer one.
■in place of:・・・の代りに

He’d just looked at her in a questioning(尋ねるような) way. She’d said nothing.

わかりやすい文章を書くために

株式会社フレイバーズのホームページに非常にわかりやすい記事が掲載されていました。
著者は英語の先生をしていますが、英語でもここに書かれていることに留意して書いたり、しゃべれば、言いたいことが相手に伝わりやすくなること請け合いです。

わかりやすい文章がすぐ書ける、とっておきのワザ3つ

「君の文章、ちょっとわかりにくいね」「この表現、もう少しわかりやすくして」・・・上司にそんなことを言われたことはないだろうか?精一杯わかりやすく書いているつもりなのに、これ以上どうしたらいいんだ?・・・途方に暮れながらあちこち書き変えてはみるものの、解決策は見えてこない。それどころかドツボにはまり、上司に「前の方がまだマシだった」と言われてしまう可能性さえある。
そうなる前に試してほしいことはたったの3つ。
1. 話が横道に逸れていないかをチェック
2. 書く順番をチェック
3. つなぎの言葉で読者を誘導する

この3つのポイントを、ぜひあなたの文章に組み入れてみてほしい。グンとわかりやすく、リーダーフレンドリーに洗練された文章に生まれ変わるはずだからである。

具体的な方法について、下記で説明していこう。
• ポイント1:仲間はずれを見つけ出す
• ポイント2:順番にこだわる
• ポイント3:つなぎの言葉を入れる
• 初心者だってわかりやすい文章を書ける!

ポイント1:仲間はずれを見つけ出す

多くの場合、論説文はいくつかの段落で構成されている。基本的に、ひとつの段落はひとつの目的をもっている。
たとえば最初の段落では、何があったかを説明。読者に興味を持ってもらう目的だ。
次の段落では、問題点を具体的にピックアップ。目的は、これから取り上げるテーマをはっきりさせること。その次の段落から、自分の考えを説明する、具体例を取り上げる・・・といった具合だ。
あなたの文章が「わかりにくい」と言われてしまう場合、それらの段落のなかに、目的にそぐわない文章=仲間はずれの文章が紛れ込んでいる可能性が大きい。
たとえば、問題点をピックアップするはずの段落に、具体例や自分の考えなど、ちょっと毛色の違うヤツが紛れ込んでいるのである。
迷子の文章があちこちに点在していると、話があっちこっちに飛び、論説文そのものが非常に難解になってしまう。仲間はずれを見つけ出し、仲間のいる段落に入れてあげることができれば、全体がぐっと読みやすく、まとまってくる。
作業としては、幼稚園の時に誰もがやっていたお片づけと同じ。おもちゃの中に紛れ込んでいる鉛筆やハサミを探し出し、お道具箱にしまうのと一緒である。性質が異なるものを探し出し、あるべき場所にセットしていく、簡単かつ楽しい作業だ。
わかりやすい文章を書くためには、仲間はずれ探しは絶対に欠かせないプロセスである。これができれば半分目的を達成したも同然なので、馬鹿にしないでぜひしっかりとやってほしい。

ポイント2:順番にこだわる
話す順番が大事であることは、誰もが経験的に知っているだろう。
バラエティ番組などで活躍するお笑い芸人たちは、話す順番を緻密に計算している。聞いている人の頭に「なんでなんで??」「どうなったの?」という疑問を起こさせ、その気持ちを最高潮にまで高めておいてから、オチを言う。だからどかーんとウケるのである。
これが、もしオチから話してしまったら台無しだ。
書く順番だって同じである。読む人の頭に「もっと知りたい!」という気持ちを起こさせて、結論や自分の意見に結びつけることが大切だ。
ただ、伝えるべき要素が多かったり、複雑だったりすると、この順番に迷ってしまうことも少なくない。
段落の順番をどうするべきか迷ったら、まずは時系列に並べてみよう。起こった順番で説明すれば、読み手もそれほど混乱なく読み進められる。
時系列がそぐわないようなテーマであれば、大事なことや読者が知りたいことから並べてみるのも手である。とくに読み飛ばされやすいwebの文章では、重要なことから説明していくと読者を飽きさせない。
ほとんどの人が長い文章はPCを使って作る昨今。段落を丸ごとカットして、順番を入れ替えるのはお手のものである。しっくりこないな、という時は、お試しでカット&ペーストをして仕上がりを見てみよう。「あ、エピソードを先にした方が断然分かりやすくなった!」というようなことがしばしば起こるからだ。

ポイント3:つなぎの言葉を入れる

つなぎの言葉とは、前の文章・段落と後ろの文章・段落をつなぎ、その関係を表す言葉のことで、「接続語」と呼ばれる。「そして」「また」「しかし」「ところで」などのことである。
これらの言葉を入れなくても、文章をつくることはできる。しかし、「文章がわかりにくい」と指摘されているのなら、ぜひ接続語=つなぎの言葉のチカラに注目してみてほしい。なぜなら読者は、読みながら常に次を予想しているからである。
たとえば「プロジェクトは計画通り進まなかった。なぜなら・・・」という文章を読んだら、「次はその答えが来るな」と予想する。「現状はAである、ところが・・・」と続けば、「逆の話が出てくるんだろうな」と予想する。
このように文章の内容に沿って読み手の心を誘導できるのが、接続語の力なのだ。読者も読んでいて心地よく、とてもわかりやすい文章になる。
あなたの文章を読み返し、前の文章を打ち消すような内容なら「とはいえ」「これに反して」などを、補足する内容なら「さらに」「それどころか」等を、新たな展開を始めるところなら「一方」「ところで」など、適切な接続語を入れてみてほしい。
もちろん濫用はいけないが、要所で適度に入れるのであれば、これからあなたが何を伝えようとしているのか読者が簡単に予想できるようになる。読んでいて迷うことなく話の流れについてくることができるため、とてもわかりやすい文章になるのである。

初心者だってわかりやすい文章を書ける!

ふだんから文章を書き慣れていないのに、急にわかりやすい文章なんて書けるわけがない!・・・そう思い込んでいるなら、今日からその呪縛は捨ててしまおう。
あなたが今、日本語を使って生活することに不自由を感じていないなら、日本語力は十分持っているはず。伝えたいという情熱を持ち、ポイントさえ押さえて書けば、誰でも今すぐ人を唸らせる文章を書くことができるのだ。
そのためには、「読者を迷子にさせない」こと。シンプルで辿りやすい道順(ポイント1と2)で構成し、分かれ道には次に行こうとしている場所への道標=接続語(ポイント3)を立てて誘導する。
たったこれだけで、あなたの文章はぐっと分かりやすく変身することだろう。
単純に、「書くことは楽しい」。自分のなかにあるものを、文章を使って表現する ―― それは本来、大きな喜びを伴うクリエイティブな行為なのだから。
書くのが苦痛だなんてもったいない。あなたの「書く時間」が、喜びと創造に満ちたものになりますように。

The Bridges of Madison County(マディソン郡の橋)―(98)

夫 が死んで8年。Francescaは67歳の誕生日を迎えました。昔からのド田舎の家に今も1人で住んでいます。毎年の儀式になったRobert Kincaidから来た手紙を読み返したところです。そして彼とのことを思い出しています。

彼との思い出:
Francesca JohnsonとRobert Kincaidは出会ってから2日目の夜(火曜日)に恋に落ちました。Francescaの家族は金曜日まで戻って来ません。2人は精神的にも肉体的にも完全に結ばれます。それからは2人だけの時間を持ち続け、今後どうするかを話し合います。そして、Robert KincaidはFrancescaの家族が帰ってくる日に去って行きました。そして家族がイリノイ州で行われていた農・畜産物品評会から帰ってきます。そして、何日か後にFrancesca Johnsonは夫と一緒に買い物に出かけます。そして、Robert Kincaidの車を偶然見かけます。本章の最終回です。

The Highway and the Peregrine (11)

  He had lowered his window to help him get through the bad visibility as he turned. He made the corner, and she could see his hair blowing as he began to accelerate down 92, heading west, rolling up the window as he drove.
“Oh, Christ – oh, Jesus Christ Almighty … no!” The words were inside of her. “I was wrong, Robert, I was wrong to stay … but I can’t go … Let me tell you again … why I can’t go … Tell me again why I should go.”
And she heard his voice coming back down the highway. “In a universe of ambiguity, this kind of certainty comes only once, and never again, no matter how many lifetimes you live.”
Richard took the truck across the intersection heading north. She looked for an instant past his face toward Harry’s red taillights moving off into the fog and rain. The old Chevy pickup looked small beside a huge semitrailer rig roaring into Winterset, spraying a wave of road water over the last cowboy.
“Good-bye, Robert Kincaid,” she whispered and began to cry, openly.
Richard looked over at her. “What’s wrong, Frannie? Will you please tell me what’s wrong with you?”
“Richard, I just need some time to myself. I’ll be all right in a few minutes.”
Richard tuned in the noon livestock reports, looked over at her, and shook his head.


解説:

  He had lowered his window to help him get through the bad visibility(見える範囲) as he turned.
■get through:通り抜ける

He made the corner, and she could see his hair blowing as he began to accelerate down 92, heading west, rolling up the window as he drove.
“Oh, Christ – oh, Jesus Christ Almighty … no!” The words were inside of her. “I was wrong, Robert, I was wrong to stay … but I can’t go … Let me tell you again … why I can’t go … Tell me again why I should go.”
And she heard his voice coming back down the highway. “In a universe of ambiguity(不確実さ), this kind of certainty comes only once, and never again, no matter how many lifetimes you live.”
Richard took the truck across the intersection heading north. She looked for an instant past his face toward Harry’s red taillights moving off into the fog and rain.

The old Chevy pickup looked small beside a huge semitrailer rig(連結式トレーラー) roaring into Winterset, spraying a wave of road water over the last cowboy.
■Chevy:Chevrolet
■semitrailer:後車輪しかなく全部をトラクターの連結部に接続する

“Good-bye, Robert Kincaid,” she whispered and began to cry, openly.
Richard looked over at her. “What’s wrong, Frannie? Will you please tell me what’s wrong with you?”
“Richard, I just need some time to myself. I’ll be all right in a few minutes.”

Richard tuned in the noon livestock(家畜) reports(報道), looked over at her, and shook his head.
■tune in:ダイアルを合わせる
■the noon livestock(家畜) reports(報道):アイオワ州は畜産業が盛んなところです。競売に掛けられている家畜の値段とか競売日時等に関する報道だと思われます。

The Bridges of Madison County(マディソン郡の橋)―(97)

夫 が死んで8年。Francescaは67歳の誕生日を迎えました。昔からのド田舎の家に今も1人で住んでいます。毎年の儀式になったRobert Kincaidから来た手紙を読み返したところです。そして彼とのことを思い出しています。

彼との思い出:
Francesca JohnsonとRobert Kincaidは出会ってから2日目の夜(火曜日)に恋に落ちました。Francescaの家族は金曜日まで戻って来ません。2人は精神的にも肉体的にも完全に結ばれます。それからは2人だけの時間を持ち続け、今後どうするかを話し合います。そして、Robert KincaidはFrancescaの家族が帰ってくる日に去って行きました。そして家族がイリノイ州で行われていた農・畜産物品評会から帰ってきます。そして、何日か後にFrancesca Johnsonは夫と一緒に買い物に出かけます。そして、Robert Kincaidの車を偶然見かけます。

The Highway and the Peregrine (10)

For maybe twenty seconds they sat there. He was up ahead, only thirty feet from her. She could still do it. Get out and run to Harry’s right door, climb in over the knapsacks and cooler and tripods.
Since Robert Kincaid had driven away from her last Friday, she realized, in spite of how much she thought she’d cared for him then, she had nonetheless badly underestimated her feelings. That didn’t seem possible, but it was true. She had begun to understand what he already understood.
But she sat frozen by her responsibilities, staring at that back window harder than she had ever looked at anything in her life. His left signal light came on. In a moment he’d gone. Richard was fiddling with the Ford’s radio.
She began to see things in slow motion, some curious trick of the mind. His turn came, and … slowly … slowly … he moved Harry into the intersection – she could visualize his long legs working the clutch and accelerator and the muscles in his right forearm flexing as he shifted gears – curling left now onto 92 toward Council Bluffs, the Black Hills, and the Northwest … slowly … slowly … the old pickup came around … so slowly it came around through the intersection, putting its nose to the west.
Squinting through tears and rain and fog, she could barely make out the faded red paint on the door: “Kincaid Photography – Bellingham, Washington.”


解説:

For maybe twenty seconds they sat there.
■maybe twenty seconds:この「maybe」は数量を表す語の前に置かれた場合には「だいたい(approxumately)」の意。

He was up ahead, only thirty feet from her.
■up ahead:「up」には「向かって」の意味があります。全体で「前方に」の意。

She could still do it. Get out and run to Harry’s right door, climb in over the knapsacks and cooler and tripods.
■it:= to get out and run to Harry’s right door, climb in over the knapsacks and cooler and tripods

Since Robert Kincaid had driven away from her last Friday, she realized, in spite of how much she thought she’d cared for him then, she had nonetheless(それにも拘わらず) badly(ひどく) underestimated(過小評価する) her feelings.
■in spite of …:・・・に拘わらず
■care for …:・・・が好きである

That didn’t seem possible, but it was true. She had begun to understand what he already understood.
But she sat frozen by her responsibilities(責任), staring at that back window harder than she had ever looked at anything in her life. His left signal light came on. In a moment he’d gone. Richard was fiddling(いじくる) with the Ford’s radio.

She began to see things in slow motion, some curious trick of the mind. His turn came, and … slowly … slowly … he moved Harry into the intersection(交差点) – she could visualize his long legs working the clutch and accelerator and the muscles in his right forearm flexing(収縮する) as he shifted gears – curling(曲がる) left now onto 92 toward Council Bluffs, the Black Hills, and the Northwest … slowly … slowly … the old pickup came around … so slowly it came around through the intersection, putting its nose to the west.
■92:92号線。国道ではなく州道。
■Council Bluffs:オマハの向かいのミズーリ川にあるアイオワ南西部の町
■the Black Hills:サウスダコタ州とワイオミング州の州境に存在する山地
■the Northwest:北西部

Squinting(横目で見る) through tears and rain and fog, she could barely make out the faded red paint on the door: “Kincaid Photography – Bellingham, Washington.”
■make out:識別する

文頭の「And」「But」

我々は「and」や「but」は「接続詞」であると習いましたし、辞書にも「接続詞」と書いてあります。厳密な意味での「接続詞」だとすると文頭の「And」「But」は許されません(接続詞は従属節で使われるべきものであり、1つの文の中でしか使えない)。しかし実際には、書き言葉でも小説ではよく使われています。次は The Bridges of Madison County からの抜粋です。パラグラフの先頭だけでなく、同じパラグラフの中でも使われています。文頭で使われるということは「接続詞」ではなく「副詞」だということです。

Something as simple as a cold glass of beer at bath time felt so elegant. Why didn’t she and Richard live this way? Part of it, she knew, was the inertia of protracted custom. All marriages, all relationships, are susceptible to that. Custom brings predictability, and predictability carries its own comforts; she was aware of that, too.
And there was the farm. Like a demanding invalid, it needed constant attention, even though the steady substitution of equipment for human labor had made much of the work less onerous than it had been in the past.
But there was something more going on here. Predictability is one thing, fear of change is something else. And Richard was afraid of change, any kind of change, in their marriage. Didn’t want to talk about it in general. Didn’t want to talk about sex in particular. Eroticism was, in some way, dangerous business, unseemly to his way of thinking.
But he wasn’t alone and really wasn’t to blame. What was the barrier to freedom that had been erected out here? Not just on their farm, but in the rural culture. Maybe urban culture, for that matter. Why the walls and the fences preventing open, natural relationships between men and women? Why the lack of intimacy, the absence of eroticism?

文頭の「And」「But」について、興味ある記事をネット上で見つけました(英語便(https://www.eigobin.com/)講師 Marcel Morin)
 「AndやBut, Becauseなどの接続詞で文を書き始めてもいいのか?」という議論がよくあります。実際、大学教授や英語の専門家によっても意見が異なることがあります。当シリーズでは接続詞ではじまる文章について順にスタイル向上のポイントを説明していきます。はじめはand, butではじまる文章を見ていきましょう。
 まず、And, Butで始まるセンテンスは誤りではありません。しかし、一般的にスタイルがよろしくないと考えられています。And, Butで始まるセンテンスはダイアログ(会話文)や友人とのやりとり、日記などではよく使われており、読み手にもあまり違和感を与えることはないと思います。しかし、ビジネスやフォーマルな文章で使うと読み手へやや幼稚な印象を与えてしまいます。
 ビジネスやフォーマルライティングにおいての文頭Add,Butは、以下のように別の語へ書き換えることでスタイルが向上します。
文頭Addの書き換え
 文頭And ではじまる文は、Also, Moreover, Additionallyなどを使って書き換えることができます。
(例1)First of all, it is more expensive. And, Moreover, it usually covers only nine months of the year.
(例2)Things have not been going well. The project is several months behind the schedule. And, Additionally, three members of the team have been transferred to other project.
文頭Butの書き換え
文頭Butではじまる文は、代わりに、However を使って書き換えることができます。
(例3)It costs less than the food they would normally eat. But, However, we have one problem.
(例4)The professor was unwilling to allow students to submit assignments after the due date. But However, students were permitted to rewrite an assignment that received a poor grade.

しかし「書き換えることができる」ということは、必ずしも「同じ」ということと同じではありません。例えば「I cooked lunch. And I made a cake.」の「And」には単に並列だけではなく「どんなに沢山なことをしたか」を「強調」するニュアンスがあります。アガサ・クリステイの And Then There Were None(そして誰もいなくなった)の「And」に対する日本語訳は極めて適確だと思いますが、上記にある「Also, Moreover, Additionally」のどれに置き替えてもニュアンスが異なります。ニュアンスとしては「その結果(As a result)」です。

言語学の初歩に「形が違えば意味も違う」という格言がありますが、言葉が違えば必ず何らかのニュアンスの差はあるものです。小説家はそこでメシを食っているわけです。
Archives
記事検索
livedoor プロフィール

eigoakahige

Categories
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ