「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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2020年11月

野球・ベースボール

「ベースボール」を、初めて「野球」と日本語に訳したのは、第一高等中学校の野球部員であった中馬庚である。明治期の俳人で、1889年(明治22年)に喀血してやめるまで捕手として好んで野球をプレイした正岡子規が翻訳したという俗説があるが、子規が自らの幼名である「升(のぼる)」にちなんで「野球(のぼーる)」という雅号を用いていたことが誤解されたものと考えられている。ただし、子規が現在にまで残る野球用語を数多く翻訳したのも事実であり、2002年にはその功績によって野球殿堂入りを果たした。(ウイッキペデイア)

「baseball」が日本に持ち込まれた時、当時の日本人は今のように安易に「ベースボール」とは置き変えなかった。当時は今と違って漢字の組み合わせによって新語を作っていた時代。「ball」は「球」でしっくりくるが「base」を「土台」に置き替えて「土台球」ではなんのことか分からない。中馬庚は、多分、「baseball」が広い場所で行われることに目をつけて「野」をくっつけて「野球」としたのだと筆者は想像しています。

「base」の語源は「段、踏み板」だったので4隅に置かれた「ベース(塁)」の意にも使われるようになったと推定されます。ですから「baseball」のイメージは「ベース(塁)」を1周したら1点とする「ベース(塁)」を使った「ボール」を使ったゲームのイメージ。

一方「野球」は「広い所でボールを使ったゲーム」のイメージになります。「ベース(塁)」は目に入っていません。

明治時代の造語の作り方:
飛行機などが陸地から空に飛び立つことを「離陸」といいます。この言葉も飛行機ができてから出来た言葉でしょうが、上手く命名したものです。英語では「take-off」と「動詞+前置詞」で造語していますが、日本語は「漢字+漢字」です。英語ではこのような場合に使われる「動詞」は「イメージ」を持った「簡単な」動詞と前置詞(夫々イメージを持っています)の組み合わせになります。一方漢字もイメージ・意味を持っています。その意味で、何か新しい言葉が必要な時には「イメージ」の組合わせで造語してものと言えます。

明治の人たちが作った造語例:銀行・麦酒
銀行:名前の由来は、明治 5(1872)年制定の「国立銀行条例」の典拠となった米国の国立銀行法(「National Bank Act」)の「Bank」を「銀行」と翻訳したことに始まります。翻訳に当たり、高名な学者達が協議を重ね、お金(金銀)を扱う店との発想から中国語で「店」を意味する「行」を用い、「金行」あるいは「銀行」という案が有力になりましたが、結局語呂のよい「銀行」の採用が決まったといわれています。

麦酒(ビール):文字通り。

その主語は単数扱い?それとも複数扱い?(3)


英語の文には必ず主語と動詞があります。そして、動詞は主語に合わせなければなりません。所謂「3人称単数の場合、動詞には s が付く」です。本シリーズはその練習です。

練習(7)
状況:何人かの友だちとの会合に行きましたが、誰も来ませんでした。
日本語:「私の友だちは一人残らず勘違いしていた」
主語:普通「友達の顔が1人1人」浮かぶと思いますので「every one of my friends」
単数か複数か:「my friends」は「one」を修飾していますので「本当の」主語は「one」。「every」は単数名詞を修飾します。
英語訳例:Every one of my friends was mistaken. / All my friends were mistaken.

練習(8)
状況:ジョンとメアリーの結婚式に出席しています。
日本語:「ジョンもメアリーもとても幸せそうだ」
主語:普通、2通り考えられます。「ジョンとメアリー」そして「ジョンとメアリーの両方」
単数か複数か:「John and Mary」も「Both John and Mary」も複数。
英語訳例:John and Mary look very happy. / Both John and Mary look very happy. / John looks happy, and Mary does too.

練習(9)
状況:お母さんが小さな子供に雲について説明しています。
日本語:「雲はふわふわしたものが多いのよ」
主語:「雲は」ですので「雲」が一番妥当だと思います。
単数か複数か:「cloud」には単複両方の使い方がありますが「雲というものは」のイメージですので複数として捉えるべきだと思います。
英語訳例:Clouds are mostly/often fluffy. / Most of the clouds are fluffy.

I’m a poor letter writer.

「letter writer」は「手紙を書く人」の意。「songwriter(作詞・作曲家)」や「life-saver(水泳場の救助隊員)」と同じ使い方です。名詞が動詞を使った名詞の前に置かれて動詞の意味上の目的語になっています。

さて、「poor letter writer」は「手紙の書き方が下手な人」の意味になることもありますが「あまり手紙を書かない人」の意もあります。大抵は後者の意味で使われます。日本語では「筆無精」が該当します。反対は「good letter writer」。

その主語は単数扱い?それとも複数扱い?(2)

英語の文には必ず主語と動詞があります。そして、動詞は主語に合わせなければなりません。所謂「3人称単数の場合、動詞には s が付く」です。本シリーズはその練習です。

練習(4)
状況:兄弟二人が仲良く学校から帰ってきました。丁度おやつの時間です。
日本語:「リンゴが冷蔵庫に入っているので食べなさい」
主語:「リンゴがあなた達のために冷蔵庫にある。それを食べなさい」と訳すのが自然かと思います。典型的な「There’s 構文」。
単数か複数か:「an apple」「two apples」「some apples」が考えられますが、「some apples」が一番自然に響きます。辞書には「apple」は可算名詞と出ていますが、小さく切ってサラダに入れた場合などは「形がない」ので不可算名詞扱いとなります。
英語訳例:There’s/There are some apples for you guys in the fridge. Eat them. 口語では複数形に対しても「There’s」が使えます。

練習(5)
状況:大昔のマグマ活動をCGで再現しているのをテレビで観ています。
日本語:「地震、いや火山灰や溶岩等の噴出さえも起りそうだ」
主語:「地震、或いは火山灰や溶岩等の噴出」になると思います。「earthquakes or even eruptions of …」
単数か複数か:「earthquakes or even eruptions of …」を使えば「複数」ですので問題ありませんが「A or B」を主語とする場合は、動詞はBに合わせます。
英語訳例:Earthquakes or even eruptions of ashes or lava are about to happen.

練習(6)
状況:別れ道に来て地図を広げて見ています。
日本語:「全ての道が正しいようだ」
主語:「道」。
単数か複数か:ここでは文脈から道は複数あることは明白です。
英語訳例:All roads seem to be right.

選挙人団

アメリカの大統領選挙に関するトランプさんの「抵抗」が連日報道されています。報道の中でよく出てくるのが「選挙人団」という言葉です。

和英を引いても、これに相当する言葉は出てきません。

ネット上で次を見つけました。
Trump, Still Defiant, Will Give Up Power if College Backs Biden

英和で「college」を調べてみると、その語源は「仲間に選出された人」です。アメリカの大統領を選ぶシステムにピッタリです。

トランプさんの戦略は、この選挙人団に投票させないようにするというもののように映ります。Still Defiantなのです。但し、トランプさんが約束を守るなら、シークレット・サービスによってホワイト・ハウスから「つまみ出される」事態だけはなさそうです。
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