「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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2020年12月

社長さんのビジネス英会話(7)

(29)「今期の業績は前期より良くなった」
「業績」は「achievement」「record」「accomplishment」「result」「showing」等が該当。
「今期」は「this term」「the current term」。
「前期」は「the last term」「the preceding term」。
“The result of this term has improved over that of the last term.”
現在完了形にするのがポイント。「that of」を省いても文脈から通じるとは思いますが「比較するレベルは合わせる」という鉄則を守る習慣をつけた方がよいでしょう。

(30)「請求書の金額は見積もりを約10パーセント上回っている.ね」
「請求書」は「bill」「invoice」「statement」「account」「check」等が該当。
「金額」は「amount」が一般的。「ある金額」という意味なら「the sum」も使える。
「見積もり」は「estimate」「quotation」。
“The amount of the invoice is about 10 percent bigger than that of the estimate.” だと「請求書の金額は見積もりを約10パーセント上回っている」の意。「ね」のニュアンスは「私は気付いているよ」です。このニュアンスを出す場合は「I note (that) ...」が使えます。
“I note (that) the amount of the invoice is about 10 percent bigger than that of the estimate.”

■ビズネス文書の英語表記(「社長さんのビジネス英会話」(石山輝夫 時事通信社 による)
定款:article of association
契約書:contract
合意書:agreement
覚書:memorandum
回覧文書:circular
議事録:minutes
予定表:schedule
企画書:plan
稟議書:request for approval
提案書:proposal
見積書:estimate / quotation
請求書:bill / invoice / statement
仕様書:specification
伝票:slip
督促状:collection notice
会社案内(パンフ):company brochure
製品カタログ:catalog
マニュアル:manual

社長さんのビジネス英会話(6)

(28)「経理部の報告書を持ってきてくれ」
「経理部」は各社によって呼称は異なりますが「Accounting Division」が一般的。
「自分の所に・・・を持ってくる」は「bring me ...」。「・・・を持っていく」場合には「take ... to ...」が使われます。「bring」は「何かを持って・連れてある場所に近づく」イメージ。
“Bring me the report of the Accounting Division, will you?”

■会社の部門名(「社長さんのビジネス英会話」(石山輝夫 時事通信社 による)
部:division / department /section が使われる。
会長室:Office of the Chairman
社長室:Office of the President
秘書室:Secretariate
総務部:Administrative Division
人事部:Personnel Division
国内営業部:Domestic Sales Division
海外営業部:Overseas Sales Division
業務部:Business Development Division
財務部:Finance Division
人事部:Personnel Division
経理部:Accounting Division
庶務部:General Services Division
技術部:Engineering Division
設計部:Designing Division
開発部:Development Division
広報部:Public Relations Division
宣伝部:Advertising Division
本社:Head Office
支社:Branch Office

昔、サンフランシスコで勤務していた時には「From the office of ...」という個人メモがよく回ってきました。

社長さんのビジネス英会話(5)

(21)「どうですか。仕事には馴れましたか」
文字通り訳すなら “How is it going? Have you gotten used to the job?” でしょうが、このような場面では、アメリカではこんな言い方は余りしないと思います。その仕事が出来る人を採用している、という基本的な認識があるからでしょう。著者はアメリカでも仕事をしましたが、各部下の仕事の内容は職務記述書(job description)に細かく記述されており、「査定」もこれに基づいて行い本人と面接の上で査定結果にもサインさせていました。日本式との大きな違いを感じていました。

このような場面では次のような台詞が一般的だと思いますが、色々な場面でも使えるので是非覚えて下さい。
“If you have a problem, please let me know. I’ll be glad to help you.”
日本語でも「何かありましたら何時でも言って下さい」といいますが、そんな感じです。

(22)「顔色が悪いな。どこかおかしいの?」
「身体の調子が悪くて顔色が悪い」は「You look pale.」が定番表現。
「どこかおかしいの?」は「What’s the matter with you?」としたいところですが、声の調子では詰問している感じを与えるかも知れません。「思いやりの気持ち」を伝える定番表現は「I’m afraid ...」。
“You look pale. I’m afraid you are sick.”

(23)「風邪かな。早くお帰りなさい。お大事に」
「風邪かな。」も思いやりのある表現にするには「I’m afraid you’ve caught a cold.」。現在完了にするのがポイントです。過去形だと「今風邪をひいているかどうか」は分かりません。
「早くお帰りなさい」も「Go home soon.」よりは「You may go home.」の方が思いやりのある表現になります。
「お大事に」も「Take care of yourself.」「Be careful.」より「I hope you get well soon.」の方が暖かさを感じます。「I hope you get well soon.」も定番表現。

(24)「あすは出がけに歯医者に寄ってくるよ」
アメリカでは日本の健康保険にあたるような充実した公的制度がないので医療費が高い。従業員は歯の定期検診(checkup)を欠かさずやっていたようです。この為の遅刻も認めてられていました。ここでは「あす朝ここに来る前に歯医者に寄ってくるよ」と訳します。
“I’ll see/ I’ll be seeing my dentist tomorrow morning before I am here.”

(25)「明日の出社は10時半ごろになる」
“I’ll be here about/ around 10:30 tomorrow.”
前項と併せ「be」の使い方を習得して下さい。とても自然に響きます。
一般従業員なら “I'll be at work tomorrow about/around 10:30.” の方がよいでしょう。

(26)「週末はウイルソンさんとゴルフに行く予定だ」
“I’ll be with Mr. Wilson for golf this weekend.”
“I'm going golfing with Mr. Wilson this weekend.”
前者は「Mr. Wilson」、後者は「go golfing」に重点を置いた言い方。

(27)「3月20日から1週間オーストラリアへ出張します」
“I'm going on a business trip to Australia for a week from March 20.”
「留守をする」というニュアンスを強調したいなら「away」を使って次のように言うこともできます。 “I’ll be away on a week-long trip to Australia, starting March 20.”
「出張」ということが分かっている場面では「business」を使う必要はありません。「昼食で席を空けるよ」という場合には「I’ll be out for lunch.」のように「out」を使います。
「Australia」の発音は難しい。「オーストレイリア」に近い。

社長さんのビジネス英会話(4)

(16)「新製品のリーフレットはまだ出来ていないのかな」
“Has the leaflet of the new product been made yet?”
“I wonder if the leaflet of the new product has already been made.”

「人がリーフレットを作る(能動態)」⇒「リーフレットは作られる(受動態)」。この感覚を是非身につけて下さい。それと「already」の自然な位置も正しく使えるようにしましょう。
現在完了の受動態の作り方:
He makes the leaflet. ⇒He made the leaflet. ⇒He has made the leaflet. ⇒The leaflet has been made (by him).

(17)「この企画、もう一度練り直してもらえませんか」
社長だから「I want you to ...」かと思いましたが、石山氏は「I want you to ...」は相手に有無を言わせない命令調に響くので乱発は禁物と言っています。依頼なら「May I ask you to ...」が使えます。
「練り直す」を和英で調べると「reframe」「make over」「reconsider」が出ていますが、何れも会話では我々が使うのは難しい語ですので「練り直す」を「再び考える」と言い換えて「think again」としました。
“May I ask you to think again about this plan, Bob?” 著者は社長になった経験がないので、この辺りの感覚は正直分かりません。社長の立場でのこの発言は勿論「I want you to ...」とほぼ同義。最後に相手の名前を忘れずに言う。

(18)「コスト見積は今週中に仕上げてほしいのだが」
「仕上げてほしいのだが」は「軽い命令」ですので「I’d like you to ...」が使えます。
“I’d like you to finish/make the cost estimate by the end of the week.”
「estimate」は動詞と名詞では少し発音が異なります。動詞では「エステイメイト」、名詞では「エステイミト」「エステイミット」。「今週」は「this week」でもよいが普通は「the week」が使われるようです。

(19)「当社のパートの時給は 2000円です」
「当社の」はここでは「our」が相応しい。「パート」は「part-time worker」。「時給」は和英では「hourly wage」と出ていますが、「wage」は主に肉体労働者に使われた経緯があるので、ここでは「rate」を使いました。
“Our hourly rate for a part-time worker is \2,000.”

(20)前項の続きで「交通費は別途支給いたします」
文字通り訳せば “Transportation expenses will be paid separately.” となります。「定期券代は会社が払います」なら「You may charge us for your commuter’s/commutation/season ticket.」という言い方も出来ます。自分で定期券を買って、その費用を別途会社に請求するというやり方。アメリカは車社会なので著者の会社では家から会社までの距離を申告して、その距離に応じて支払われていた記憶があります。

社長さんのビジネス英会話(3)

(11)「各部長にすぐ集まるように伝えてください」
「部長」「課長」に相当する英語は、前者は「division manager」「department manager」、後者は「department manager」「section manager」等各社によりまちまちでした。ここでは単に「manager」としますが、どのレベルの「manager」を召集するのか、秘書も知っているという前提にします。
「伝える」で一番一般的な動詞は「tell」。
“Tell all (the) managers to be here right away.”と「be」を使うのが、この文脈では一番的確だと思います。即ち、社長が自分の部屋に呼びつけている場面を想定しました。「manager」の発音は「マネージャー」ではなく「マニヂャ」。「何ぢゃ」⇒「マニヂャ」。

(12)社長の命を受け、秘書が「山田部長の都合で午後の会議は取りやめます」
「取りやめる」は「cancel」でもよいが、類語辞典の最初に挙がっている「call off」の方が会話では適当。「cancel」は我々日本人には馴染みの単語ですが、元々はラテン語で「線を引いて消す」の意味の難しい単語だったのです。「都合」に対応する単語は「convenience」ですが、どんな都合であれポイントは山田部長が出席できないことにあるので、ここは「山田部長が出席できないので」と言い換えた方がよい。
“The meeting in the afternoon will be called off because Mr. Yamada can’t be present.”
「has been called off」と現在完了にしてもよいと思います。

(13)「明日は8時から会議だから忘れないように」
「8時から」は字面から「from 8」とする人が多いようです。英語ではこの場合は「at 8」です。「忘れないように」もそのまま訳せば「Don’t forget」だが石山氏は「社長の言葉としては品格に欠ける」と言っています。
“We’ll meet at 8 tomorrow. Be sure to be in time, will you?”

前置詞は普通「弱音」で発音されますが、「遅れないように」の気持ちを表すには「インヌ・タイム」と「n」の音が明確に出るようにしたらよいと石山氏は言っています。「大切な」語はハッキリ発音するのが原則です。

(14)「計画の進捗状況を説明して下さい」
「説明する」に対しては「explain」が思い浮かぶかも知れませんが、「解説する」のようなニュアンスを持った言葉です。語源はラテン語で所謂「難しい」言葉です。口語では「tell」。
「進捗状況」は文字通りに訳せば「state of progress」ですが、口語では堅すぎます。「我々はどの位進んだか」と解釈し「how much we have progressed」で表現するのがよいでしょう。ポイントは「you」ではなく「we」とすることです。「you」だと威圧感があります。詰問されている感じになるでしょう。なお、詰問する場合は公衆の面前では行わないこと。アメリカでの鉄則でした。
“Tell me how much we have progressed with our plans, Bob.”

(15)余計な仕事を頼む時「面倒な仕事ですまないが、今日中にすべて発送してもらいたい」
「面倒な仕事ですまない」は色々な言い方があるでしょうが「Sorry for making you busy」あたりは穏当だと思います。丁寧に頼む場合ですので “Would you ...?”を使いましょう。
「今日中に」は文字通り訳せば「before the day is over」「by today」ですが「今日」とだけ訳してもよいと思います。
“Sorry for making you busy, but would you send all of them today?”
丁寧に頼んでいる感じが出ていませんか。
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