「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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英語

ベビーカー

結論的には「和製英語」です。

ジーニアス英和大辞典によれば英語の baby を形容詞として用いる場合、【1】赤ん坊用の、【2】赤ん坊のような【3】小型の、といった使われ方をします。

「car」は「自動車(4輪でエンジン付き)」の意の他、「(列車の)車両」、「客車」の意味を持たせることができます。a buffet/dining car は「食堂車」の意。sleeping car は寝台車。

従って、「a baby car」のイメージは「子供が乗って遊ぶクルマ型のおもちゃ」「赤ん坊用の客車」となります(「a baby car」という言葉はありませんが)。どちらも日本語の「ベビーカー」のイメージではありません。

英語では色々な言い方があるようです。
(baby) stroller(米)。「stroller」には「散歩する人」「浮浪者」の意もあります。
push-chair(英)
buggy(折り畳みのできる軽い持ち運びタイプ)
pram / baby carriage (4輪の乳母車)等。「carriage」は「乗り物」の意。

老後

日本語では「老後の楽しみ」のように使いますが、「老後」に対応する英語の表現は沢山あるようです。

life after retirement
直訳ですが、一番自然な感じがします。アメリカではretirement ageは通例65歳ですが、日本も足並みを揃えてきました。著者の父の時代は55歳。著者の頃は60歳でした。息子たちの時代は70歳まで延びるかも知れません。
“I hope I'll be able to enjoy my life after retirement.”(私の老後生活を楽しく過ごせたらと願っています。)
”I hope I'll be able to keep enjoying my life after retirement.”
(私の老後生活 “も” 楽しく過ごし続けていけたらと願っています。)

old age
Google 翻訳では「old age」です。「老後に」は「in one’s old age」。「when one is old」でも良いでしょう。しかし、年を取っても働く人も沢山いますので「老後」のニュアンスは,諒が優れているように思えます。

autumn years ⇒「黄昏」感があります。
golden years⇒そう思わない人たちも多くいると思います。
sunset years⇒「黄昏」感があります。
post-retirement years⇒無難な感じがします。
the later years of one’s life⇒無難な感じがします。

at one’s wits’ end

「wit」と聞くと、日本語の「ウイット(機知、機転)」を思い浮かべることが多いと思います。そうすると、表題の意味を「機転の終わりで」と解釈してしまい「?」となってしまいます。

しかし「wit」「wits」には「知力(intelligence)」の意もあります。He has quick wits. は「彼はわかりが早い」の意。ですから、表題は「知力の終わりで」⇒「途方に暮れて」「当惑して」の意になります。She was at her wit’s end with the difficult problem. は「彼女はその難問を前にしてどうしたらいいかわからず途方に暮れていた」の意。「wit」は元々「知る」が原義で「wise」とも関係する語です。

「wit」を使った表現のいくつか:
be beyond the wit of a person : 人の知力を越えている⇒人の手に負えない
lose one’s wits : 正気を失う。反対は「collect/gather one’s wits」。
have/keep one’s wits about one : 冷静さを失わない、抜け目ない
live by one’s wits : (職を持たず)小才をきかせて世渡りする、やりくり算段して生活する
out of one’s wits : 正気を失って、ひどく取り乱して

ATM

「現金自動預け払い機」と訳されています。Automated Teller Machine の頭文字を取ったもの。「teller」は「話し手」の意の他、アメリカでは「(銀行の)出納係り」を意味します。

なぜ「teller」が「出納係り」なのかを辞書で調べてみました。そうすると動詞「tell」について「(今はまれ)・・・を数える」(E-Gate)と出ていました。「teller」には「(議会の)投票集計係り」の意もありますが、これで納得。「(銀行の)出納係り」もお金を数えますよね。即ち「勘定する人」ということになります。

両替商、競馬場、カジノなどの窓口出納係も teller です。同じ窓口係りでも、基本的な仕事がお金の受け取り、支払いでない人は、teller とは言わずに、clerk at the window と呼ばれます。

しかし、日本のコンビニのATMはお金を預かってはくれません。厳密には「現金自動支払機」ですので「cash dispenser」「cash machine」と言うべきかも知れません。

所謂「黒人英語」に対して「cash English」という言葉もあります。発音・文法のきちんとした英語のことをいいます。就職面接に有利なことからの表現のようです。

appleを使った英語表現

私たち夫婦は毎朝リンゴを食べています。今回はappleを使った英語表現を拾ってみました。

(1)as American as apple pie
アップルパイはアメリカの代表的なデザートです。そこから「きわめてアメリカ的な生活様式を代表する」「アメリカ文化の典型的な」といったニュアンスで使われます。アメリカ人の中にはお母さんとアップルパイを結び付ける人も多いです。

(2)apple polisher
「ごますり」。ass kisser ともいいます。児童が先生にピカピカに磨いたリンゴを持って行ったことから。「ass」は「けつ」。

(3)An apple a day keeps the doctor away.
「1日1個のリンゴで医者知らず」。リンゴは体によいということです。著者は戦時中疫痢にかかり生死の境目をさまよったらしいですが、母がすってくれたリンゴのお陰で今日があります。

(3)Adam’s apple
「のどぼとけ」。アダムが食べてはいけない禁断の果物(おそらくリンゴであると考えられている)を食べた際に、咽仏につっかえたという逸話から生まれたと言われています。

(4)rotten apple
「腐敗した奴」。英語のことわざに、the rotten apple injures its neighbor(1人の悪いやつが全体に悪影響を与える)があります。腐ったリンゴ(果物)は、ガスを出して周囲の果物の完熟速度を早めることが由来です。rotten apple は、集団の中で周りに悪影響を及ぼす人、モラルのない人、堕落した人を表します。

(5)the apple of one’s eye
「とっても大切な人」。大昔の人々は、人の瞳は堅くリンゴの様な形をしていると信じており、その瞳がなければ何も見る事が出来ない大切な物という考えから派生した表現らしいです。

(6)apple never falls far from the tree
「親子は似る」。「カエルの子はカエル」。「Like father, like son.」という表現もあります。

(7)as sure as God made little green apples
「絶対確実な」。I’m as sure as God made little green apples that he’s the one who tells a lie.(彼こそが嘘をついている奴だって確信しているよ)のように使われます。
「Adam’s apple」と同じように「神」がリンゴを作ったと信じられていることから作られたものと推察します。
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