「社会人のための英語回路構築トレーニング自習帖」著者のブログ

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コラム

副業

昔は入社すると、原則として、副業は禁止されていました。しかし、いまや副業を奨励する会社も出てきました。

「副業」は英語では「side job」、「副業をする」は「do a side job」が一般的な表現でしょう。

「moonlight」は文字通りの意味は「月光」ですが、このイメージを生かして動詞として「(昼間働いた後)内職する」の意でも使えます。「昼間正規の仕事以外の通例違法な日中のアルバイトをする」場合は「daylight」。「moonlighter」は「副業を持っている人」。「moonshiner」は「酒類密造者」。

「moonlight」には「楽しいこと」の意もあります。The world is not all moonlight and roses.(世の中は楽しいことや幸せなことばかりではない)。

「moonlight」には形容詞としての使い方もあり「月光の」「月が出ている間になされる」の意。後者のイメージから「夜逃げ」「密造酒(昔は夜間月の光の下で製造したことから)」の意にもなります。後者の意味ではアメリカの禁酒法があった時代(1920-1933)を扱った映画ではよく出てきました。

marriage made in heaven

「神の思し召しによる結婚、理想的な結婚、ハッピイな結婚」のことである。反対は「marriage made in hell」。

仏教の教えでは「人間の世界は極楽浄土と地獄の丁度真ん中に位置する」と言われています。

カトリックの世界では「煉獄(purgatory)は天国と地獄の間に位置する、生前の罪を償うための中間的な世界である。煉獄に入った者は炎に焼かれ苦しむとされているが、地獄と違い永遠の苦しみではなく、罪を浄化するための炎だという」と言われています。
ダンテの「神曲」は地獄篇・煉獄篇・天界篇の3部から構成されており、多くの著名人が煉獄で浄化されための苦しみに喘いでいる様子が描かれています。しかし聖書には煉獄についてはっきりとした記述はありません。カトリック教会が後日聖書のいくつかの箇所に煉獄の存在を見いだしたものです。プロテスタント教会は煉獄の存在を否定しています。

煉獄は地獄と異なり、悔い改めるなら煉獄の炎をくぐり抜けて天国へ行けますので、ある意味で仏教の教えと同じです。

一時「made in Japan」が世界を席巻した時代がありました。その時代のジョーク。
The only thing that is better than a marriage made in heaven is a marriage made in Japan.

さしずめ今日では、次のような悪意あるジョークが成り立つかも。
The only thing that is worse than a virus made in hell is a virus made in China.

電車内の開脚座り

「電車内の開脚座り」は、英語では「man」と「spreading(広げること)」を組み合わせて「manspreading」といいます。

manspreading = the act of a man sitting, especially on public transport, with his legs spread wide apart, in a way that means that the people next to him have less space

一方「womanspreading」という造語もあります。これは女性がハンドバッグを手で持たないで隣の座席や前の座席に置く行為を表します。場合によっては前の座席に脚を投出す場合もあります。

両方とも他人迷惑ですね。manspreadingについては外国では迷惑だとして女性から股間にペットボトルの水をかけられた男性もいるとか。

make the list

「make」のコアとなるイメージは「(材料に手を加えて)何かを作る」。出来あがった結果に焦点があるので必ずしも材料を明示する必要はありません。SVOC文型の場合は材料を明示したものとも説明出来ます。

ジーニアス英和大辞典には「make」に対応する日本語を他動詞だけで26挙げています。その1つに『「(地位)を占める」「努力をして達する⇒に載る」』があります。
He made the football team. (彼はフットボールチームの一員になった)。「フットボールチームを編成した」の意の場合は「made up」を使います。材料は彼自身で、努力をした結果フットボールチームの一員になったイメージです。
He made professor at the age of 30.
His name made the front page of the newspaper. (彼の名前が新聞の1面に出た)。彼の努力の御蔭というニュアンスがあるので「よいことで」新聞に出たわけです。

以上の考察から、「make a list」 は「名簿を作成する」という意味になりますが、定冠詞を使って「make the list」 とすれば「リストに載る」という意味になり、make the bestseller list は「ベストセラーのリストに載る」、make the endangered species list は「絶滅危惧種のリストに載る」という意味です。

「make the dean's list」は「優等生(a student recognized for academic achievement)である」「(学期末にアメリカの大学の学部長が作成する)優等生名簿に載る」という意味。
アメリカで生活していた時、息子が時々「今学期はデイーンズ・リストに載ったよ」と嬉しそうに言っていたのを思い出します。

look through rose-colored glasses

「色眼鏡で見る」という言葉はネガテイブなイメージを与えますが、同じ色眼鏡でも「バラ色」の場合はよく言えば「物事を楽観的に見る」、悪く言えば「能天気」という意味になります。

My wife enjoys just about every activity; she looks/sees the world through rose-colored glasses.

経験的には何事も出来ないと思ったら決して出来ることはなく、出来ると思えば出来ることが多いので、悲観的な(pessimistic)見方をする傾向のある方はバラ色の眼鏡をかけるとよいかも知れません。

語源は諸説あるようですが不詳。

「rose」を使った成句:
be not all roses : よいことばかりではない
come up like a rose : 特別な幸運に恵まれる
pluck a rose : 文字通りの意味は「1本のバラを摘む」ですが「女性が戸外で小用を足す」の意。
roses all the way : 何の心配もない
roses and sunshine: すばらしいこと
smell like a rose : 悪事は何もしていない
stop and smell the roses : ごたごたから解放される
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